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  • 褐色脂肪細胞を活性化させる方法とは!?

    2020年12月14日
    ダイエットライフスタイル食事

    褐色脂肪細胞を活性化させる方法とは!?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

    寒くなってきて、食べすぎで太ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
    脂肪が身体にあること=悪というイメージが強いですが、実は脂肪にも種類があるんです。
    今回は脂肪細胞の1つである「褐色脂肪細胞」について解説をしていきます。

    褐色脂肪細胞とは?

    皆さんは、脂肪には2種類あるということを聞いたことがありますか?
    実は脂肪には白色脂肪細胞褐色脂肪細胞という2種類の脂肪があります。

    そして、これらの脂肪は対照的な役割をしており、白色脂肪細胞は身体に溜め込む(蓄積する)のに対して、褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞を取り込み、エネルギーを燃焼させ熱を作る「ヒーター」のような働きをします。

    つまり、褐色脂肪細胞を活性化することで、私たちはエネルギーをどんどん燃やすことができ、太りにくい体質に変えていくことができると言えます。

    しかし、褐色脂肪細胞は年齢を重ねるにつれて減少することが分かっています。体温を一定に保つため、生まれたての赤ちゃんは褐色脂肪細胞を最も多いですが、年齢を重ねるにつれて体温調整機能が必要ではなくなるため、30代では幼児期の50%、40代では30%程度まで減少していきます。

    褐色脂肪細胞の機能が低下したり数が減少すると、生活習慣病やメタボの原因になるということも最近の研究で分かってきました。
    そのため、大人になってからは、いかに褐色脂肪細胞を活性化させるかがポイントです。

     

    褐色脂肪細胞を活性化させる方法

    では、褐色脂肪細胞を活性化させるための具体的な方法について解説します。

    活性化には、環境・運動・食事の3つのアプローチがポイントになってきます。

     

    環境→寒冷刺激を与える。

    褐色脂肪細胞は先述したように体温調節に深い関わりがあります。つまり、褐色脂肪細胞が活性化するのは寒冷刺激が加わった時、つまり寒い環境にいる時です。

    実際に、夏になると褐色脂肪細胞の活性は低下し、冬になると活性が増加することが分かっており、エネルギーの産生も寒い環境にいる方が高くなります。

    そのため、冬になると寒くて動きたくないという方が多いと思いますが、実は冬の方が痩せるには適した時期だと言えるんです。

    なので、寒くても家にこもりっぱなしになるのではなく、散歩に出かけたり、冬だからこそ外で運動してみると褐色脂肪細胞はどんどん活性化していくことができます。

     

    運動→肩・肩甲骨周りのトレーニングを行う。

    白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞は、身体の部位によって付きやすさが変わります。身体に蓄積する白色脂肪細胞は主に上腕・下腹部・太もも・お尻に多く、褐色脂肪細胞は肩・肩甲骨・首・脇などの部位に多いと言われています。

    太ると二の腕がたるんだりお腹が出たりするのは、もしかするとこのような理由からかもしれません。

    つまり、褐色脂肪細胞を活性化させるためには、特に上半身の肩甲骨を動かすトレーニングを行なうことがオススメです。

    日頃からデスクワークが多いビジネスパーソンは、肩甲骨を動かさないため、どんどん猫背になり、肩こりなどの不定愁訴になりやすいです。それだけでなく、肩甲骨を動かさないと褐色脂肪細胞が活性化されずに、エネルギーを燃やすことができないので、やはり運動をすることも大事ですね。

     

    食事:カテキン、カプシノイドを摂取する。

    最後に食事面では、カテキン・カプシノイドなどの成分が有効であることが分かっています。

    健常者を対象に代謝亢進作用を調べたところ、カプ シノイドを経口摂取することで褐色脂肪活性依存的にエネルギー消費量が上昇すること、慢性経口投与に より褐色脂肪組織を活性化・増量できることが明らかに なっています。(2)

    また、健常者を対象にカテキンの熱産生効果と褐色脂肪活性を調べたところ,カテキンの経口摂取によりエネルギー消費量が上昇し,この熱産生作用が褐色脂肪活性と正相関すること、さらに慢性的なカテキンの摂取により、褐色脂肪熱産生能(CIT)が上昇することが明らかになっています。(3)

    カテキンが多く含まれる食品は、緑茶・ココア・大豆などに含まれており、カプサイシンは唐辛子に特に多く含まれています。

    そのため、食事からのアプローチであれば、緑茶や唐辛子料理を適度に取り入れることがオススメです。

     

    年齢を重ねても、褐色脂肪細胞を活性化させることで、代謝を高めて太りにくい体質に繋がっていきますので是非ご参考ください。

     

    参考文献

    1)米代 武司 (2018)『褐色脂肪組織の熱産生とエネルギー代謝』

    2)20)Snitker S, Fujishima Y, Shen H, Ott S, Pi-Sunyer X, Furuhata Y, Sato H, Takahashi M. Effects of novel capsinoid treatment on fatness and energy metabolism in humans: possible pharmacogenetic implications. Am J Clin Nutr 89: 45-50, 2009.

    3)Yoneshiro T, Matsushita M, Hibi M, Tone H, Takeshita M, Yasunaga K, Katsuragi Y, Kameya T, Sugie H, Saito M. Tea catechin and caffeine activate brown adipose tissue and increase cold-induced thermogenic capacity in humans. Am J Clin Nutr 105: 873-881, 2017.

     

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  • 体温が下がる原因と対処方法について

    2020年12月8日
    ダイエットデトックスファスティングライフスタイル食事

    体温が下がる原因と対処方法について

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    突然ですが、皆さんは体温を測る習慣ありますか?

    現代人は平熱が35度台のいわゆる「低体温」の人が増えています。

    そして、体温が低いことは免疫力や代謝の低下を招き、身体に様々な弊害をもたらしてしまいます。

     

    そこで今回は、体温が下がっている原因と対策方法について解説します。

     

    体温が1℃上がると、基礎代謝が15%アップする。

    冒頭にも伝えたとおり、現代人は「低体温」の人が多いです。

    低体温の定義は、体温が36度未満の方であり、昼間も35度台の方は低体温である可能性が高いです。

     

    体温の理想は36.5度〜37度で、この間が最も身体の免疫機能が高まると言われています。

    また、体温と代謝は比例しており、体温が上がるほど代謝もどんどん高まります。

     

    ちなみに、体温が1度上昇すると代謝は約13〜15%アップします。[keikou]

    例えば、体温35度の人の基礎代謝が1200kcalとすると、体温36度の人の基礎代謝は1380kcalとなります。

    すると、1日に180kcalの差が生まれます。

     

    1日だと小さい数字ですが、これが半年・1年と積み重なると、とてつもない差になりますので、どんな人でも体温を上げることがとても大切です。

     

    それ以外にも、体温が上がることでこのようなメリットがあります。

    [aside type="boader"]

    ・ストレスに強く、病気になりにくくなる。

    ・新陳代謝が高まり、アンチエイジングになる。

    ・腸や内臓の機能が活発になる。

    ・脳の血行が良くなり、記憶力や脳機能が高まる。[/aside]

     

    体温が上がることで、身体だけでなく、心・脳にもポジティブな効果をもたらしてくれます。

     

    体温が下がる原因

    では、体温が下がってしまうのはどのような原因があるのでしょうか?

    考えられる原因としては主に下記の3点です。

     

    [aside type="boader"]

    ・筋肉量の低下

    ・食生活の乱れ

    ・内臓の機能低下[/aside]

     

    筋肉量の低下

    1つ目は筋肉量の低下です。

    現代人のライフスタイルは「運動不足」に陥りやすく、その結果筋肉量が下がり、体温が低くなってしまいます。

     

    女性は男性と比べて筋肉量が少なく、上半身の筋肉量は男性より約 20%少ないとも言われています。(1)

    男性に比べて女性の方が肩こり・首こり・冷えなどの症状を感じやすいのは、こういった理由からきています。

     

    食生活の乱れ

    2つ目は食生活の乱れです。

    食事を食べた後は体温が上がりますが、冷たいものやジャンクフードばかり摂っていると、エネルギーとして燃焼されにくく、体温も下がりやすくなります。

     

    炭水化物に偏った食事や、冷たい飲み物を良く飲む人は特に注意が必要です。

     

    内臓の機能低下

    3つ目は内臓の機能低下です。

    先述した食生活も関わりますが、[keikou]内臓の機能が悪くなってしまうと代謝が下がり、結果的に体温も下がってしまいます。

     

    また、臓器別の基礎代謝に使われる割合を示しているのが下記になります。

    ・骨格筋  22%
    ・肝臓   21%
    ・脳    20%
    ・心臓   9%
    ・腎臓   8%
    ・脂肪組織 4%
    ・その他  16%

     

    つまり、肝臓や心臓、腎臓などの臓器が正常に働かないと代謝も落ちるため、体温を下げないためには内臓の機能を正常にすることがポイントです。

     

    体温を上げるための対策方法

    では体温を上げるために、具体的な対策方法をお伝えします。

    対策方法は下記の6つです。

     

    ・筋トレを習慣にする。

    ・湯船に浸かる。

    ・白湯を飲む。

    ・水を1日2リットル以上飲む。

    ・空腹時間を作る。

    ・温かい食べ物を摂る。

     

    筋トレを習慣にする

    1つ目が筋トレを習慣にすることです。

    長い時間かけなくても良いので、1日5分から10分の筋トレ習慣をつけましょう。

     

    特に大筋群と呼ばれるお尻(大臀筋)や背中(広背筋)、胸(大胸筋)などを鍛えるトレーニングがオススメです。

     

    湯船に浸かる。

    2つ目は湯船に浸かること。

    特に冬の季節は気温が低く、体温も低下するため、40〜42度くらいのお湯に10〜15分程度浸かりましょう。

    10分〜15分かけることで身体の深部の体温(深部体温)を上げることができます。

     

    白湯を飲む。

    3つ目は白湯を飲むことです。

    特に朝起きた直後は、最も体温が低い状態なので白湯をコップ1杯飲むことで、体温を上げることができます。

    60〜70度くらいの温度で飲むようにしましょう。

     

    水を1日2リットル以上飲む。

    4つ目は水を2リットル以上飲むことです。

    お水についてはこちらでも詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。

    基本的には、常温のお水を飲むと良いでしょう。

     

    空腹時間を作る。

    5つ目は空腹時間を作ることです。

    空腹時間を作る具体的な方法については、「16時間ファスティング」という方法を行います。

    16時間ファスティングについてはこちらをご覧ください。

     

    空腹時間を作ることで、内臓の機能が正常になり、体温を上げることに繋がってきます。

    また、日頃から内臓にストレスをかけないような食生活もポイントです。

     

    温かい食べ物を摂る。

    6つ目は温かい食べ物を摂ることです。

    みそ汁などの汁物を食事に付けたり、なるべく温かい食事を食べることで体温の低下を防ぐことに繋がります。

     

    以上が主な原因と対策方法になります。

    体温を上げるためには、1つではなく様々なアプローチが大切になります。

    是非日頃から体温を高める習慣「温活」を行なっていきましょう

     

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  • 筋肉を落とさずにファスティングができる3つの対策方法

    2020年12月7日
    ダイエットデトックスファスティング

    筋肉を落とさずにファスティングができる3つの対策方法

    皆さん、こんにちは。

    田町のパーソナルジムBeU代表の高正です。

     

    私は、パーソナルトレーナーとして定期的にファスティングを取り入れることをオススメしています。

    しかし、私のクライアントから「ファスティングをしたら筋肉が落ちませんか?」というご意見をいただきました。

    「ファスティングをやりたい」と思っていても、このような不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

     

    そこで今回は、「ファスティングをしたら筋肉が落ちるのか?」ということを解説していきます。

     

    1. 筋肉が落ちるメカニズム

    まず今回の話の前提として筋肉が落ちるメカニズムを理解する必要があります。

     

    筋肉が落ちることはカタボリック(異化)と呼ばれますが、これが起きる原因は 「糖新生」 という身体の仕組みがあるからです。

     

    糖新生とはその名の通り「糖を新しく生み出すこと」です。

    ファスティング中は身体のエネルギー源である糖質が枯渇するため、「どうにかして糖を作らなきゃ!」というように身体が反応します。

    すると、身体にあるタンパク質や脂質を分解してブドウ糖に作り変えエネルギーとして使うようにするんです。

     

    つまり筋肉が落ちるのは 「糖新生が起こるから」 と言えます。

     

    これが、「ファスティングによって筋肉が落ちる」と言われる所以であり確かに正しいです。

    重要なことは 糖新生を最小限に抑えたファスティングを実施することです。 

     

    2. 筋肉を落とさない3つの対策

    では本題の「ファスティングをしたら筋肉が落ちるのか」について解説します。

    結論、 自己流のファスティングによって糖新生が促進されると、筋肉は落ちます。 

    それだけではなく、ファスティング中に体調が悪くなり途中で挫折してしまうという結果になってしまいますので、必ず専門家の指導の元でファスティングを行うようにしてください。

     

    その上で、筋肉を落とさないためには下記の3つがポイントです。

     

    1. 酵素ドリンクを摂ること
    
    

    1つ目は「酵素ドリンクを摂る」ことです。

    酵素ドリンクは果物や野菜を発酵させてできた飲料で、糖質が含まれています。

     

    ポイントは、 肝臓が使う最低限の糖を摂ることによって糖新生を防ぐこと です。

    先述したように、身体から糖が枯渇すると、肝臓が働いて糖新生が起こります。

    それを防ぐためには、肝臓に糖を与えてあげることが必要になってきます。

    これが、ファスティング中に酵素ドリンクを飲んだ方がいい理由の1つです。

     

    少し話は逸れますが、ファスティング3日目に入ると、脂肪から分解される「ケトン体」をエネルギー源にすることになります。ファスティングを3日間以上する理由は、このケトン体を分泌させて、脂肪燃焼などの様々な効果を得られるようにするためです。

     

    2. 少量のアミノ酸を摂る
    
    

    2つ目は「少量のアミノ酸を摂る」ことです。

    ファスティング中はタンパク質を摂ることができないので、 少量のアミノ酸を摂ることで筋分解を防ぐことができます。 

     

    BCAAやEAAなどのアミノ酸を1日10グラム程度摂ることで、筋分解を防ぎながら満腹感も得られますので、ファスティングにはとても相性が良いです。

     

    ただし、1回の量が多くなってしまうと、 ファスティング中の「オートファジー」を低下させてしまいますので摂りすぎにはくれぐれもご注意ください。 

     

    3. ストレスを溜めない
    
    

    最後に3つ目は「ストレスを溜めない」ことです。

     

    筋肉を落とさないこととストレスを溜めないことは全く別物に思われますが、 ストレスを感じた時に分泌されるホルモン「コルチゾール」がここでは深く関係しています。 

     

    コルチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれており、ストレスを感じることで副腎皮質から分泌されます。

    そして、 コルチゾールが体内に増えると糖新生が促進されて筋肉をどんどん分解させてしまうんです。 

     

    なので、お風呂に浸かる、ストレッチをする、ヒーリングミュージックを聴くなど、心身をリラックスする時間をしっかりと作ることがポイントになります。

     

    たまに「ファスティング自体がストレスじゃん!」ということを突っ込まれることがあります。

    しかしファスティングは悪いストレスではなく「ポジティブなストレス」だという考え方が大切です。

     

    1988年にアメリカで3万人の成人を対象に行われた調査があります。 その内容は「この1年間でどれくらいのストレスを感じましたか?」「ストレスは健康に悪いと思いますか?」という2つの質問をして、8年後に、3万人のうち誰が亡くなったかを検証しました。 結果は、強度のストレスがある場合、死亡リスクが43%も高まったことが分かりました。 しかし、死亡リスクが高まったのは強度のストレスを受けた人の中でも、「ストレスは健康に悪い」と考えた人たちだけだったんです。 強度のストレスを受けている人でも、「ストレスは健康に悪い」と思っていなかった人たちには、死亡リスクの上昇は見られず、調査をした人たちの中で最も死亡リスクが低かったということが分かりました。

    つまり、ストレスが悪いのではなくストレスをどう捉えるか?の方が大事であり、 ファスティングではストレスをポジティブに捉えることが大切になります。 

     

    最後にまとめると、ファスティングは様々な健康効果が望める反面、自己流で行うと筋肉が落ちてしまうだけではなくリバウンドをして逆効果になってしまいます。そのため、必ず専門家の元で行うようにしてくださいね。

     

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  • スーパーフード「デーツ」の驚くべき効果とは?

    2020年12月6日
    ダイエットデトックス食事

    スーパーフード「デーツ」の驚くべき効果とは?

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    実は先日、クライアントの方から乾燥デーツを頂きました。

    そこからデーツのことを調べると、デーツを普段から摂ったほうが良い!という結論に至りました。

     

    なので今回は、スーパーフードの「デーツ」について解説していきます。

     

    デーツとは?

    デーツは、ナツメヤシの果物で、北アフリカや中東を中心に栽培が行われています。

    デーツの語源はギリシア語で「指」を意味する「ダクティロス(Dactylos)」であると言われており、その形状は楕円形で直径で5cm程度のものです。

     

    先日初めて食べた時の味は黒糖に近く、甘味が強い味です。

    そして、食感は蜜の多い焼き芋のようにねっとりしているのが特徴です。

     

    初めて見た時は、結構インパクトの強い見た目でしたが、食ベてみると実に美味しいです。

     

    デーツに含まれる栄養素やカロリー

    デーツは「スーパーフード」と呼ばれるほど、栄養価が高い食品の1つです。

     

    100グラム当たりのカロリーと三大栄養素は下記となります。

     

    カロリーは266kcalと控えめで、ほぼ糖質(炭水化物)で構成されています。

    ただ、食物繊維は100グラムあたり7グラムも含まれているので、GI値が31〜50と低く、血糖値の上昇を抑える低GI食品に分類されます。

     

    デーツはかなり古くから食べられていますが、すぐにエネルギーになるため重宝していたのだと思います。

     

    次にデーツに含まれるビタミンは下記となります。

     

    基本的に、全てのビタミンが揃っていてバランスが良いです。

    中でもデーツの糖質を代謝するビタミンB群が含まれているので、1つの食品で消化吸収がきちんと行えるようにできています。

     

    そして、ミネラルの構成は以下となっています。

    ビタミン同様、ミネラルもかなりバランスが良いのが分かります。

    カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、どれも身体の機能を正常に保つためには必須のビタミンですので、これらがバランスよく含まれているのも「スーパーフード」と呼ばれる所以です。

     

    デーツの効果

    栄養価の高いデーツは、身体に様々なポジティブな効果をもたらしてくれます。

     

    その中でも、貧血・便秘・むくみ症状に対して、非常に効果が高いです。

    これら3つに特に悩みを抱えているのが「妊娠中」の妊婦さんです。

     

    妊娠中は胎児に血液や栄養を供給するため、貧血になりやすかったり、身体がむくみやすくなります。

     

    実は、デーツは出産にかかる時間を薬剤のような副作用無しに短縮することができ、分娩後の出血量抑制の有効性に関しデーツ50グラムと薬剤(オキシトシン筋注)を比較した研究ではデーツに軍配が上がったという結果もあります。

     

    乾燥されたデーツはそのまま食べられるので、手っ取り早いですし、食べたい時に1粒つまむのも容易ですので、妊婦さんには是非食べてもらいたいです。

     

    また、ダイエット中やボディメイクをしている方にとっても、糖質と食物繊維、その他の微量栄養素を摂取できるデーツはとてもオススメです。

    甘いスイーツを食べるよりは、デーツを数粒摂る方が、身体には嬉しいことばかりです。

     

    ドライフルーツを取り扱いお店やネットで販売されているので、是非チェックしてみてください。

     

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  • ファスティングは目的によって日数を変えるべき!という話。

    2020年12月5日
    ダイエットデトックスファスティング

    ファスティングは目的によって日数を変えるべき!という話。

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    ファスティングをされている方は、何日間行うことが多いでしょうか?

    とりあえず3日間、5日間など、意外と目的に合わせた日数を選択している人は少ないのかなと思います。

    なので今回は、「ファスティングは目的によって日数を変えるべき!」という話をしていきます。

     

     

    1日ファスティング

    1日ファスティングの目的は「内臓の休息」です。

    つまり、「夜に飲み会や食事会があって食べ過ぎてしまった」という場合、その次の日に1日ファスティングを取り入れることで、内臓を休息させて、本来の状態に戻すということを行います。

     

    そのため、1日ファスティングのイメージは応急処置のようなもの。

    食べ過ぎてしまった翌日にまた食べてしまうと、内臓に非常にストレスがかかってしまいます。

    その結果、内臓の病気になったり、胃もたれ・食欲不振・肥満などに繋がるリスクが高まります。

     

    なので、1日ファスティングはあくまで応急処置として内臓の回復を目的に行なっていくと良いと思います。

     

    2日ファスティング

    次に2日ファスティングの目的は、「若返り効果」です。

    なぜ2日行うと若返り効果があるのかというと、ホルモンと遺伝子が増えるからです。

     

    それが、長寿遺伝子である「サーチュイン遺伝子」と、若返りホルモンである「成長ホルモン」の2つです。

     

    絶食をして12時間から16時間を経過すると、身体のゴミを除去する仕組みである「オートファジー」が活性化されます。

    それによって、サーチュイン遺伝子と成長ホルモンが分泌してどんどん増えていくんです。

     

    サーチュイン遺伝子が活性化することで、

    細胞を傷つける活性酸素の減少。
    ✅壊れた細胞の修復。
    ✅脂肪の燃焼。
    ✅シミやシワの防止。
    ✅動脈硬化や糖尿病の予防
    ✅認知症、難聴などの予防

    これらの効果が期待できるため、若返りだけでなく健康的な身体を作っていくことにも繋がります。

     

    また、成長ホルモンについてはこちらのブログで解説していますので、良ければご参考ください。

     

    3日ファスティング

    3日ファスティングが一番ベーシックな期間です。

    3日になると、先述した1日目・2日目の効果はもちろんのこと、「脂肪燃焼」が促進されます。

    体脂肪率を減らしたい・体重を落としていきたい・全身のデトックスをしたいという目的がある方は、3日間がオススメです。

     

    なぜ3日行うと脂肪燃焼が促進されるのかというと、「ケトン体」の分泌が関係しています。

    おおよそ1日〜2日をかけて、身体のエネルギー源である糖質が枯渇します。

    すると、脂肪が分解されてケトン体の分泌を増やし、このケトン体が身体のエネルギー源として働いてくれるんです。

     

    脂肪をエネルギー源にするわけですから、当然脂肪燃焼が促進されていきますし、運動も組み合わせることでさらに効果を倍増させていくことができるのです。

     

    また、ケトン体が出ると、脳波が「アルファー波」というものに変わったり、「ベータエンドルフィン」が分泌されます。

    これらは、リラックス効果や集中力を高めてくれたり、多幸感が得られるため、3日以降はかなり楽になるということが大半です。

     

    なので、デトックスからダイエットを狙う方は3日間で行うことをオススメします。

     

    4日・5日ファスティング

    次に4日目に入っていきますが、4日目・5日目はロングファスティングになってきます。

    そして、この期間で得られるのが「血管の大掃除」です。

     

    つまり、血圧に少し悩みがあったり、かなり身体が老化してきているという方、3日間ファスティングよりも行ける方は4日・5日ファスティングをオススメします。

     

    なぜ血管の大掃除ができるのかというと、痩せホルモンや長寿ホルモンと呼ばれる「アディポネクチン」の分泌が活性化されるからです。

     

    その効果を簡単にまとめると、

    1. 血管壁の傷を修復するなどのはたらきで、動脈硬化を予防・改善する。
    2. 血管を拡張して、高血圧を予防・改善する。
    3. 血糖値を下げるホルモンである「インスリン」の働きを良くして、糖尿病を予防・改善する。
    4. 脂質の代謝を促して、中性脂肪を下げ、HDL(善玉)コレステロールを増やす。
    5. 筋肉での脂質代謝を促し、運動と同じ効果によりメタボリックシンドロームを予防・改善する。
    6. 肝臓での脂質代謝を促進し、脂肪肝を予防・改善する。
    7. がん細胞の増殖を抑制する働きがあると言われている。
    8. 心臓などの臓器にも作用している。

     

    など、内臓の悩みから血管の悩みまでを解決してくれることが期待できます。

     

    アディポネクチンについても別のブログで解説をしていますので、もしご興味があればこちらをお読みください。

     

    今回は「ファスティングって結局何日やれば良いの?」ということについて解説しました。

    結論、目的によって期間を変えていくというのがポイントになってきます。

    ただし、ファスティングを行なったことがない人がいきなり4日間・5日間やることはなるべく避けた方が良いです。

     

    まずはベーシックな3日間から始めることをオススメします。

     

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  • ファスティングをしても思ったように体重が落ちない!その原因とは?

    2020年12月4日
    ダイエットファスティング食事

    ファスティングをしても思ったように体重が落ちない!その原因とは?

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    さて、今回のお話はファスティングを既にやったことがある方に向けたお話です。

    「ファスティングをやってみたけど、思ったように体重が落ちてこない」

    こんなお悩みはありませんか?

     

    今回はファスティングをしても体重が落ちないことの原因について

    解説をしていきます。

     

     

    ファスティングをしても体重が減らない3つの原因

    「ファスティングをしても、全然体重が落ちませんでした」という方がたまにいらっしゃいます。

     

    ファスティング中は食を断つわけですから、平均して2キロほどは体重が減ることがほとんどです。

    ですが、うまく減らない原因はどういうことなのでしょうか?

     

    私は3つの原因が考えられると思っています。

     

    1. 運動不足

    まず1つ目の原因として考えられるのが、運動不足です。

     

    ファスティング中はエネルギーがなくなるから動かない方が良いのでは?と思いがちですが、それは間違っていて、ファスティング中こそ運動した方が良いです。

     

    なぜなら、筋肉を使わないことで筋力が落ちてしまい、それに伴い代謝も低下してしまうからです。

    後ほど説明する「ホメオスタシス」にも関係しますが、身体を動かさないと「省エネモード」に切り替わります。

    すると、消費エネルギーが低下するため、食べていなくても体重が減らないという現象が起こりやすくなります。

     

    ファスティング中にオススメなのが、軽めの有酸素運動+筋トレです。

    糖質が枯渇して、身体のエネルギー源は脂質へと切り替わっていくのですが、身体を動かして燃焼しなければ結局は脂肪に戻ってしまいます。

    それを防ぐためには、心拍数が130〜140ほどのウォーキングをすると効果が高くなります。

     

    また、ウォーキングは全身運動ですので、部位別での筋トレも並行して行うこともポイントです。

    そこまでハードすぎる必要はありませんので、自重での筋トレを取り入れていくと良いでしょう。

     

    特に普段運動していない方は、ファスティング中は意識的に身体を動かすようにしてみてください。

     

    2. ビタミンB群の不足

    2つ目に挙げられる原因としては、ビタミンB群不足です。

    ビタミンB群は代謝酵素としての働きや、エネルギー工場であるミトコンドリアの働きに必須のビタミンです。

     

    つまり、不足することによってミトコンドリアの働きが悪くなり、代謝が落ちてしまうのです。

     

    ファスティング中は最低限のエネルギーを確保しながら生活をしていきますが、どうしても栄養が欠乏しやすくなります。

     

    そのため、期間中はビタミンB群のサプリメントを摂ることで、ミトコンドリアの働きを活性化させ、代謝を上げていくようにすると良いです。

     

    また、ファスティング以外の期間で甘いものや糖質を多く摂取している人は、ビタミンB群がどんどん失われていきますので、普段の食生活からもバランスの良い食事を心がけることがポイントです。

     

    3. ホメオスタシス(恒常性)

    3つ目の原因としては、身体に「ホメオスタシス」が働いているからです。

    1つ目の運動不足でも軽く触れましたが、飢餓状態に陥ると、人間の身体は本能的に今の状態をキープしようとする仕組みが働きます。

     

    これは、ダイエットにおける「停滞期」にも当てはまりますが、急激な身体の変化に対応しようとする生理反応ですので仕方のないことです。

     

    なので、ファスティングを3日やって5キロ以上落ちることはほとんどありませんので、あまり体重を落とすことに固執しすぎず、「ホメオスタシスがあるからしょうがない」というスタンスで行なっていただくのが一番良いです。

     

    その上で、先述した運動やビタミンB群の摂取はきちんと行うことで、効果が高まっていくと思います。

     

    ファスティングをやったことがある方、これからやろうと思っている方は是非ご参考いただければと思います。

     

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  • 牛肉にダイエット効果はあるの!?食べ過ぎると健康上のリスクもある。

    2020年12月2日
    ダイエット食事

    牛肉にダイエット効果はあるの!?食べ過ぎると健康上のリスクもある。

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんは、牛肉がお好きですか?

    牛肉については、ダイエット効果があるという見解もあれば、発ガン性リスクがあるといった身体に悪いという見解もあります。

     

    今回は、その2つを踏まえた上で、牛肉について解説していきたいと思います。

     

    牛肉にダイエット効果があると言われる根拠は?

    まず、牛肉にダイエット効果があると言われるのは、どのような根拠があるのでしょうか?

    その1つとして挙げられるのが、Lカルニチンが豊富であることです。

     

    Lカルニチンは、体脂肪をエネルギー源として燃焼できるように手助けするアミノ酸の一種であり、脂肪燃焼効果が高いものです。

    Lカルニチンはサプリメントでも販売されていますが、これを特に多く含むのが、牛や羊などの赤身肉です。

     

    そのため、牛肉を摂ることでタンパク質を取れて、脂肪燃焼効果を高めるLカルニチンも多いことから、ダイエット中に良いのではないかということが言われています。

     

    ただし、牛肉は部位によって脂質がかなり多く含まれる部位があるため、ダイエット中はサーロインやカルビ、ロース、バラなどの部位は控えて、もも・ヒレ・肩などの部位を摂取すると良いでしょう。

     

    赤身肉には発ガン性があるというエビデンスも出ている。

    タンパク質豊富で、Lカルニチンによる脂肪燃焼も高めてくれる牛肉ですが、実は摂取することによるデメリットも報告されています。

     

    それは赤身肉には発ガン性があるということです。

    2015年10月、WHOの専門組織である国際がん研究機関(IARC)が、世界中の研究結果を元に、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉をグループ1 (人に対してがん性がある)、赤い肉をグループ2A (おそらく発がん性がある)と分類をしました。

    ※加工肉とは、「塩漬け、塩せき、発酵、燻煙、その他香りや保存性を高めるための加工をした肉」を指し、豚肉又は牛肉を含むものが多く、「フランクフルト、ハム、ソーセージ、コンビーフ、ビーフジャーキー、塩味の切り干し肉、缶詰肉、食肉調製品(ソースを含む)」が例としてあげられています。

     

    この根拠には、

    加工肉について10件の研究成果を評価し、「毎日継続して1日当たり50グラム摂取するごとに、大腸がんのリスクが18%増加する」

    と示しています。

    また、同じ研究成果から、

    牛肉・豚肉・羊肉・馬肉・山羊肉などについては、「加工肉ほど強い証拠が見出せなかったが、関連があるとするならば、毎日継続して1日当たり100グラム摂取するごとに、大腸がんのリスクが17%増加する」

    と示唆しています。

     

    IARCが出した評価に対して、2015年10月29日にWHOは下記のようにコメントを発表しています。

    「IARCの評価は、WHOが2002年に公表した食事、栄養及び慢性疾患予防に関する報告書(2002)の内容を再確認するものであり、がんのリスクを減らすために加工肉の摂取を適量にすることを奨励したものである。加工肉を一切食べないよう求めるものではない

     

    このことから言えるのは、牛肉を毎日食べることは健康上良くない、ということです。

    つまり、ダイエットのために毎日牛肉を食べるというのは、あまり推奨されるものではありません。

    もっと優先順位の高い食品を、日頃から食べればいいんじゃないの?ってことになります。

     

    牛肉はどのような脂質で構成しているのか?

    また、牛肉がどのような脂質で構成されているのか?もポイントです。

    脂質は身体の細胞膜を作ったり、ホルモンの材料になったりと、身体にとっては必要なものですので、1日の総摂取カロリーの20%程度は脂質から摂ることが理想です。

     

    そして、脂質は飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸)の3種類に分類されます。

    身体に良いと言われるオメガ3は多価不飽和脂肪酸で、オリーブオイルなどは一価不飽和脂肪酸です。

     

    大事なのはこの3つのバランスで、飽和脂肪酸(3):一価不飽和脂肪酸(4):多価不飽和脂肪酸(3)のバランスが理想だと言われています。

     

    ただし、牛肉(カルビ)の場合、「4.5:5.5:0」ですので、このバランスが悪いというのが問題です。

    これは、部位が違ってもそこまで大きく変わるものではないため、良質な脂質を摂取するためにはサバやイワシなどの背青魚の方が良いと言えるでしょう。

     

    まとめ

    今回は、牛肉のダイエット効果や健康上のデメリットについて解説をしていきました。

     

    結論、牛肉を毎日食べる必要はなく、たまに食べることで健康上のリスクを避けつつ、食事を楽しむことができると思います。

     

    たまに焼肉やステーキを食べるのは、楽しみの1つでもあると思いますから。

     

    是非ご参考いただければと思います。

     

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  • 【月曜断食】トレーナーが月断のメリット・デメリットを解説!

    2020年11月24日
    ダイエットデトックスファスティング

    【月曜断食】トレーナーが月断のメリット・デメリットを解説!

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    本日のテーマは、「トレーナーが月断のメリット・デメリットを解説!」

    ということでお話していきたいと思います。

     

    月曜断食とは?

    「月曜断食」は最近かなり広まっている断食法の1つです。

    関口賢さんが提唱した考え方で、現在ほとんどの書店に月曜断食の書籍が置いてあります。

     

    月曜断食を一言で言うと、「月曜に断食する」ということ。

    月曜だけはお水だけで1日を過ごすようにして、残りの曜日は食べても良いというスケジュールを立てます。

     

    その中でも、

    火曜日から金曜日は「良食」といって、野菜やフルーツなどのヘルシーなメニューを食べます。

    そして、週末(土曜日・日曜日)は「美食」といって、好きなものを自由に食べることとしています。

     

    まとめると、

    月曜日:断食

    火曜日〜金曜日:良食(朝:ヨーグルト・フルーツ、昼:おかずのみ、夜:野菜スープ、サラダ)

    土曜日・日曜日:美食(好きなものを自由に)

     

    こんな感じの1週間スケジュールになります。

    土日が休日のサラリーマンにとっては、週末を自由に食べれるので、かなりやりやすい方法になるのではないかなと思います。

    また、断食は3日以上することが一般的ですので、断食日が1日だけでかなりハードルは低く、取り組みやすくなっていますね。

     

    月曜断食のメリット・デメリット

    では、僕のパーソナルトレーナーとしての知見や、毎月ファスティングをしている実体験を加味した上で、月曜断食のメリット・デメリットについて解説をしていきます。

     

    ⚫️メリット

    1. 始めやすい。

    1つ目は何と言っても「始めやすさ」です。

    断食をやったことがない人にとって、いきなり3日間のファスティングをやることは、かなり勇気がいります。「何でもとりあえずやってみよう!」という方でないと、いきなり3日間はできません。

    (僕はコミュニティーの中で行ったので自然と始められましたが、最初は不安もありました)

     

    それに比べて月曜断食は1日だけの断食ですので、ハードルが低く始めやすいことが、一番のメリットだと思います。

     

    今まで断食をやったことがないから一度やってみたい、という方はまず試してみるのもありだと思います。

     

    2. スケジュールを決めてリズムを作りやすい。

    2つ目は「スケジュールを立てやすい」ことです。

    月曜断食の場合は1週間のスケジュールを明確に決めることができます。

    そのため、週末に食事の予定を入れたり、月曜は仕事を夜まで詰めたり、先までスケジュールを立てやすいということが良い点だと思います。

     

    3. 週末食べ過ぎた後に調整ができる。

    3つ目は「週末食べ過ぎた後の調整ができる」ことです。

    土日休みの方は、「週末に美味しいものをたくさん食べたい」と考える方が多いと思います。

    そのため、土日は食べ過ぎてしまう可能性が高いので、月曜日に調整する日を持ってこれることが良い点だと思います。

    食べ過ぎが続くことで、体重が増えたり内臓に負担がかかってしまうため、それを防ぐことに繋げられると思います。

     

    次はデメリットについてです。

    ⚫️デメリット

    1. 断食の効果を感じにくい。

    1つ目は「断食の効果を感じにくい」ことです。

    先述した通り、断食は3日以上行うことが一般的です。

    なぜなら、3日以上行うことで細胞の再生やデトックスの効果を最大限高めることができるからです。

    1日だけの断食は「内臓を休める」ことはできますが、断食で期待できる効果は得ることはほとんどありません。

     

    本格的なデトックスやダイエット、細胞の若返りなどを望んでいる方は、3日間のファスティングを行うことをオススメします。

     

    2. リズムが崩れると挫折しやすくなる。

    2つ目は「リズムを崩すと挫折しやすくなる」ということです。

    これは先述したメリットと相反する内容になりますが、1週間のリズムが崩れた場合、挫折する可能性が高くなります。

    断食日・良食日・美食日をご自分で管理できる方は問題ないですが、意思が弱い方は1日でも崩れることで「もういいや!」と普通の食生活に戻ってしまいます。

     

    スケジュール管理を自分自身でしっかり行える人にとっては、月曜断食が向いていると思います。

     

    3. 食欲が高くなり、過食してしまう可能性がある。

    3つ目は「食欲が高まり、過食に繋がる可能性がある」ということです。

    月曜断食の場合は、「断食日・良食日・美食日」の3つの期間があり、それぞれの期間で食べる種類や量が全く異なります。

    基本的に、人間は「慣れたい」生き物なので、食事の量や種類をコロコロ変えてしまうのは継続しにくいんです。

     

    特に週末で食べ過ぎた次の日は食欲がピークになるので、その状態での断食はかなりキツくなると思います。

    人によって合う・合わないがありますので、実践してみて一定の食事量・種類を好むのであれば、月曜断食ではない方法を選択すると良いでしょう。

     

    月曜断食のメリット・デメリットについて、それぞれ3つずつ解説をしました。

    何はともあれ、継続できるかが大事になってきます。

    上手に断食を習慣化させることで、なりたい身体を目指していきましょう!

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  • 米国が推奨する「地中海式ダイエット」とは?

    2020年11月21日
    ダイエット食事

    米国が推奨する「地中海式ダイエット」とは?

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    本日のテーマは、「米国が推奨している『地中海式ダイエット』とは?」

    こちらについて解説していきたいと思います!

     

    地中海式ダイエットとは?

    地中海式ダイエットは日本ではあまり知られていない食事法ですが、

    アメリカではかなり推奨されている食事法です。

     

    最近の研究では、糖質制限ダイエットよりもリバウンドリスクが少なく、心疾患の改善にも効果があると言われています。

     

    地中海式ダイエットはその名の通り、地中海地方に住んでいる人の食習慣がベースとなった食事法です。

    第二次世界大戦以降、米国ではカロリー過多な食生活によって、多くの人が心疾患などの病気にかかっていました。そこで、地中海地方に住んでいる人は米国と比較して、心疾患の発症率が低いことから着目されたことが起源とされています。

     

    2019年1月には、「U.S. News & World Report」によって、①安全性 ②実施しやすさ ③栄養価の高さ ④体重減少に寄与する効果の4つの視点からベスト・ダイエットに選ばれた方法なんです。

     

    では、具体的に地中海式ダイエットとはどのような方法で行うのでしょうか?

     

    地中海式ダイエットピラミッド

    地中海式ダイエットを網羅的に示しているのが、「地中海式ダイエットピラミッド」です。

    地中海式ピラミッドは、「毎日摂る食べ物・週に2〜3回摂る食べ物・月に2〜3回摂る食べ物」の3つに分類しており、上にいくにつれて摂取頻度を少なくすべき食品として示しています。

     

    図から分かる通り、

    毎日:パン・パスタ・米・大麦・イモ等の穀物、フルーツ、豆・ナッツ類、野菜、オリーブオイル

    週に2、3回:魚介類、卵・鶏肉、スイーツ

    月に2、3回:その他の肉類

    その他:毎日の運動、適量のワイン、毎日コップ6杯の水

    このような内容になっています。

     

    糖質制限と比較すると、穀物は毎日摂った方が良いとされているので、相反する考えですね。

    地中海式ダイエットは「食べる頻度」をコントロールすることがポイントなので、毎回食べるものを決めておくと実践がしやすそうです。

     

    地中海式ダイエットのメリット・デメリット

    地中海式ダイエットは極度な制限をしないため、ストレスなく続けられそうですが、メリット・デメリットを整理しておきましょう!

     

    ⚫️メリット

    ・穀物類を食べるので、筋肉量の減少やそれによる代謝が落ちることは防ぐことができる。

    ・野菜や豆類、フルーツなどの自然な食品が多いので、健康面に良い。

    ・オリーブオイルに多く含まれる「オレイン酸」は、血中の悪玉コレステロールを減少させ中性脂肪の蓄積を抑える働きがあるため、カラダ作りには向いている。

     

    ⚫️デメリット

    ・パンやパスタなどの小麦製品の摂取はOKだが、小麦が合わない方はアレルギー症状が出たり、太りやすくなる

    お米を食べた方が良い

    ・魚介類や卵、鶏肉は週に2、3度と少ないため、タンパク質が不足する可能性が高い。

    →そこまで厳格にならず、小魚や卵、鶏胸肉などは普段から摂取しても良いのでは?

    ・フルーツや穀物の摂取が多くなると、炭水化物の分量が増えやすくなる。

    基本は豆類や野菜を多めに摂った方が良さそう。

     

    地中海式ダイエットのメリット・デメリットを僕なりにまとめてみました。

    結論として、地中海式ダイエットは炭水化物ダイエットや極端なカロリー制限をするよりかは良いと思います。ただし、地中海地方の人と日本人の体質は異なるため、この食事方法が合わない可能性もあります。

    特にパンやパスタの摂取はなるべく控えめにしてあげると良いと思います。

     

    そして、地中海式ダイエットでは毎日の運動を推奨しているのも忘れずに。

    食べてしっかり動くことが一番大切です^ ^

     

    ========

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