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  • 腸に穴が空く「リーキガット症候群」とは?

    2021年3月19日
    ファスティングライフスタイル痛み改善食事

    腸に穴が空く「リーキガット症候群」とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    今回は、「リーキガット症候群」について、詳しく解説をしていきますので、

    どうぞよろしくお願い致します!

     

    リーキガット症候群とは?

    リーキガット症候群は、漏れる(leaky)と腸(gut)が合わさったもので、直訳すると「腸もれ」です。

    その名の通り、腸粘膜に穴が空き、腸から食物の分子や腸内細菌、病原菌などが漏れる状態のことを指します。

     

    腸管には腸管バリアが3種類あり、物理的バリア・環境バリア・生物学的バリアが存在して、腸管を守っています。物理的バリアはタンパク質で作られる「タイトジャンクション」、環境バリアは腸内細菌、生物学的バリアは免疫細胞が担っているのですが、リーキガット症候群はこれらのバリアが破綻してしまいます。

     

    その結果、毒素や老廃物が小腸から漏れ出して、血管を通り皮膚や各臓器に運ばれるため、様々な身体の不調が起こります。

     

    リーキガット症候群の症状は多岐に渡りますが、代表的な症状は以下となります。

    • アレルギー反応
    • 肌荒れ
    • お腹が張る
    • おならが多い
    • アトピー
    • PMSが重い

    先述したように、リーキガット症候群になると、全身に毒素が回り、慢性的な炎症を起こします。

    その結果、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、糖尿病、肝炎、心不全、鬱症状など、重篤な病気に繋がってしまうこともあるので、予防することが非常に重要です。

     

    リーキガット症候群が起きる原因

    では、リーキガット症候群はなぜ起きるのでしょうか?

    その代表的な要因は下記になります。

     

    1. グルテン・カゼインの慢性的な摂取

    グルテンはグルテニンとグリアジンの2種類のタンパク質が絡み合ったもので、グリアジンが腸にたどり着くと「ゾヌリン」という物質の分泌が活性化されます。このゾヌリンが過剰分泌されると、腸の細胞を緩くして、内容物が漏れ出してしまいます。

    また、カゼインは牛乳に含まれるタンパク質の1つで、人はこのカゼインを消化できる酵素を持っていません。カゼインが未消化のまま腸内に送られることで、腸に炎症を起こし、腸粘膜を壊してしまうことが原因の1つです。

     

    2. 腸内環境の悪化

    腸内環境が様々な理由から悪くなり、悪玉菌が増えることで腸粘膜が壊されてしまいます。食物繊維やビタミン・ミネラルなどの微量栄養素の不足は腸内環境を悪化させる1つの要因です。

     

    3. 酸化した油の摂取

    ・加熱して茶色に変色した油

    ・マーガリンやファットスプレットに含まれるトランス脂肪酸

    ・オメガ6の油(サラダ油・コーン油・大豆油など)

    は細胞膜の炎症を促進させ、腸粘膜の炎症が起こす原因となります。

     

    4. 水銀

    水銀は、善玉菌を減らしたり、ミトコンドリアでのエネルギー産生をブロックするため、小腸での細胞の修復が低下する原因になります。

    農薬や防腐剤、大型の魚(まぐろ・かじき)の摂取によって、水銀は体内に入ってしまいます。

     

    5. カンジタ菌の異常な増殖

    カンジダ菌は、口の中や腸の中、性器などに潜んでおり、腸内環境が悪化すると、カンジダ菌が異常に増えて、腸の粘膜に根を張り、穴をあけてリーキガットの原因になります。

    カンジダ菌は、

    ・砂糖の過剰摂取

    ・アルコールの多飲

    ・抗生物質

    ・免疫力の低下

    ・ストレス

    ・寝不足

    ・便秘

    ・高血糖

    などによって、増殖します。

     

    日頃の食生活を見直すことで、リーキガット症候群は十分に予防できるので、病気になる前にしっかりと対策をしていきましょう!

     

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  • セロトニンを分泌させる方法とは?

    2021年3月18日
    ファスティングライフスタイル

    セロトニンを分泌させる方法とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    前回のドーパミンの記事に引き続き、今回も健康づくりに欠かせないホルモンである、

    「セロトニン」について詳しく解説をしていきます。

     

    セロトニンの役割

    健康に関心がある方は、「セロトニン」についてご存知の方も多いと思います。

     

    セロトニンは、脳内で働く神経伝達物質の1つで、主に感情や気分のコントロール・精神の安定に関わるホルモンの一種です。

    その効果は精神面だけに留まらず、消化や排便・体温調整にも関与しており、セロトニンが体内に多いほど、精神的にも身体的にも健康であると言えます。

     

    また、セロトニンはドーパミンとノルアドレナリンの制御にも関与しています。

     

    ドーパミンは意欲や向上心、目標や夢に向かって行動するときに分泌されますが、過剰に分泌されると幻想や妄想、中毒に陥ることもあります。

    ノルアドレナリンは身体を取り巻く環境からのストレスに対抗できるように調整する作用がありますが、こちらも過剰に分泌されると、心拍が乱れたり、息苦しくなります。

     

    セロトニンはこれらのホルモンの「指揮者」の役割をして、コントロールする役割も持っています。

     

    セロトニン不足で起きる症状

    セロトニンが不足してしまうと、このような症状が現れてきます。

    • ストレスを感じて、イライラしやすくなる。
    • 攻撃的になり、キレやすくなる。
    • 向上心や仕事への意欲が低下する。
    • 慢性的な疲労感を感じる。
    • 睡眠障害を引き起こす。
    • 顔面や咀嚼筋の筋力が低下する。
    • 抗重力筋の筋力が低下し、姿勢が悪くなる。

     

    このような症状が出ると、人間関係にも悪影響を及ぼすため、セロトニンの分泌を日々の生活の中で高めていくことが非常に重要です。

     

    セロトニンを増やす方法

    では、セロトニンを増やす具体的なアクションプランをご紹介します。

     

    1. 太陽の光を浴びる(特に朝陽の刺激を入れる)

    セロトニンは太陽の光を浴びると分泌が促進されます。紫外線も気になるところですが、1日20分〜30分、できれば朝に浴びることで、充実した1日を過ごすことができます。

     

    2. トリプトファンが豊富な食品を摂取する。

    セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから合成されるため、トリプトファンが豊富な大豆・卵・魚・肉・ナッツ・バナナ・ゴマなどの食品を日頃から取り入れることで、セロトニンを増やすことができます。

     

    3. リズミカルな運動を日々の生活に取り入れる。

    リズミカルな運動をすることで、セロトニンのが分泌されることが研究で分かっています。リズミカルな運動とは、ウォーキングや呼吸(ヨガや瞑想)・咀嚼などを指し、普通に生活していたら行われることですが、意識的に取り入れることがポイントです。

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  • 身体のサビを防ぐ「SOD酵素」とは?

    2021年2月19日
    ファスティングライフスタイル

    身体のサビを防ぐ「SOD酵素」とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    「老化を防ぎ、ずっと若々しくいたい」というのは、誰しも願っていることです。

    そして、それを手助けしてくれるのが「SOD酵素」です。

     

    今回は近年注目されているSOD酵素について、詳しく解説していきます。

     

    SOD酵素とは?

    SODとは「スーパーオキシド・ディスムターゼ」であり、SOD酵素を日本語で訳すと「活性酸素不均化酵素」です。

     

    簡単にいうと、体内の活性酸素を除去する働きを持っている酵素のことで、「抗酸化作用」を持っています。

     

    SODはMcCordとFridovichによって1969年に発見されており、研究者の間ではかなり古くから知られていますが、近年になって私たちの身体の老化を防ぐために、SODが大切だということが言われるようになりました。

     

    活性酸素が私たちの身体に及ぼす影響

    SOD酵素は活性酸素を除去することができるわけですが、「なぜ活性酸素が身体によくないものなのでしょうか?」

     

    実は、私たちが呼吸で取り入れている酸素の約2%は活性酸素です。

    つまり、呼吸しているだけでも活性酸素は身体に作られるわけですが、少量の活性酸素は体内に侵入した細菌を倒して身体を守る働きを持っています。

     

    そのため、活性酸素が全部悪い、というものではありません。

    活性酸素が身体の中で増えすぎることで、「害」になるということです。

     

    活性酸素が体内に増えると、鉄と反応して「酸化=身体のサビ」が起きたり、脂質と反応して血管中にこびりつく過酸化脂質を作ります。

     

    それによって、しみ、しわなどの老化・ガン・脳卒中・糖尿病・心筋梗塞などの深刻な病気が起こりやすくなることが分かっています。

     

    活性酸素が体内に増えてしまう原因は、紫外線・排気ガス・化学物質・食品添加物・酸化した油脂・ストレスなどです。

     

    つまり、日頃の食生活や生活習慣が悪いことで、どんどん身体がサビて老化してしまうことになってしまいます。

     

    そうなることを防ぐための1つの対策として、SOD酵素を取り入れることが大切なんです。

     

    SOD酵素が活性される食品

    では、SOD酵素を活性させるためには、どのような食品を摂れば良いのでしょうか?

     

    SOD含有食品としては、主に以下が挙げられます。

    • ルイボス
    • カバノアナタケ
    • 米胚芽
    • 大豆
    • メロン
    • 落花生種子

     

    特にオススメは「ルイボスティー」です。

    ルイボスティーについては、こちらで解説しているので、詳しくはこちらをご一読ください。

     

    Cutlerによると、SOD酵素は生物の寿命を決定する因子であることが分かっており、SOD酵素の生成は20歳をピークにして、40歳を越える頃にはどんどん低下していきます。

     

    普段の生活習慣や食生活を見直して、身体のサビ対策を行なっていきましょう。

     

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  • ケトン体代謝によって起きる「ケトフル」とは?

    2021年1月14日
    ファスティング

    ケトン体代謝によって起きる「ケトフル」とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんは「ケトフル」という言葉をご存知でしょうか?

    今回は、ケトン体分泌に深く関わりがある「ケトフル」について、解説していきます。

     

    ケトフルとは?

    ケトフルとは、ケトン体がエネルギー源になって間もない時に生じる体調不良のことです。

    その症状がインフルエンザに近いことから、ケト・インフルエンザ(通称ケトフル)と呼ばれています。

     

    なぜ、ケトフルが生じるのかというと、糖質制限や絶食による糖分の禁断症状が考えられます。

     

    私たちの身体は本来、糖質をエネルギー源としていますが、絶食や糖質摂取を1日50グラム以下に抑えることで、脂肪から分解されて作られる「ケトン体」をエネルギー源にして、身体を動かせるようになります。

     

    ケトン体をエネルギー源とするケトン代謝になると、脂肪燃焼が促進されたり、βエンドルフィンが分泌されることで多幸感や集中力が増しやすいのですが、一方でケトフルのような症状が起きてしまう方も中にはいらっしゃいます。

     

    ケトフルの主な症状としては、以下が挙げられます。

    ・頭痛

    ・めまい

    ・筋力低下

    ・便秘

    ・倦怠感

    ・喉の痛み

    ・身体の痛み

     

    では、ケトフルになりやすいのはどういう人かというと、「糖質過多な食生活をしている人」です。

     

    身体には「ホメオスタシス」と呼ばれる恒常性機能が備わっており、いきなり糖質が制限されることで身体に「危険だ」というサインを知らせます。

     

    それによって、体調不良に陥ったり、身体に何らかの影響を及ぼすことになるわけです。

     

    なので、ケトフルを防ぐためには日頃から糖質過多にならないように、バランスを整えることがポイントです。

     

    また、ケトフルの症状が出た時は水分をしっかり摂っていただき、微量ミネラルをサプリメント等で補ってくださいね。

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  • アレルギーを改善したい人はファスティングをしよう!

    2021年1月12日
    ファスティング

    アレルギーを改善したい人はファスティングをしよう!

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんはアレルギーを持っていますか?

    現代人は、何かしらのアレルギーを持っている人が非常に多いですが、昔はアレルギーという概念自体が存在しなかったと言われています。

     

    では、なぜアレルギーにかかってしまうのか?

    また、ファスティングをするとアレルギーが改善されるということについて解説していきます。

     

    アレルギーが増加したきっかけ

    先述したように、昔はアレルギーになっている人はほとんど存在していませんでした。

    しかし、近代でアレルギーが増えたきっかけは、「化学工業の発展」です。

     

    化学工業の発展によって、私たちの生活は非常に便利になりましたが、

    その反面、アトピーや食物アレルギーなどが増加することになりました。

     

    私も子どもの頃はアトピーを持っていて、今でも肌が弱いです。

    例えば、ユニクロなどのヒートテックやニットに使われている、アクリルやポリエステルなどの化学物質が肌に触れると、痒くなって湿疹が出てしまいます。

     

    また、添加物がふんだんに入ったコンビニのスイーツなどを食べると、肌がガサガサしてきて、吹き出物が出てしまうこともあります。

     

    そのため、私たちが普段当たり前に使っている、食べているものがアレルギーを引き起こしている原因になっている可能性が非常に高いということです。

     

    ファスティングを行うとアレルギーが解消する?

    私たちの生活には石油由来の化学物質や重金属・食品添加物が、ふんだんに使われているので、全てを避けることは難しいです。

     

    そして、それらの化学物質は脂肪に「脂肪毒」として蓄積されるため、便や尿にも排出しきれないことが多いんです。

     

    ではどのように排出するかというと、それが「ファスティング」です。

    ファスティング期間中は身体が「飢餓状態」に陥ります。

     

    そうすると、身体にある脂肪やタンパク質を分解してエネルギーを生み出そうとするため、その分解過程で化学物質や添加物が血中に出て、それが便や尿として排出することができるわけです。

     

    なので、ファスティングを何回も行うことで、「アレルギーが改善した」という人もいらっしゃいます。

    ポイントは1回だけではなく、何回も行うことで徐々に改善されるということです。

     

    是非ファスティングを習慣化していきましょう!

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  • なぜファスティングをすると好転反応が起きるのか!?

    2021年1月10日
    ファスティング未分類

    なぜファスティングをすると好転反応が起きるのか!?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんは、「好転反応」というものをご存知でしょうか?

    ファスティングをやったことのある方は、この「好転反応」を誰しも経験すると思います。

     

    今回は、なぜ好転反応が起きるのか?について解説していきます。

     

    好転反応とは?

    好転反応とは、身体が良い状態へとなっていく過程で一時的に起きる様々な反応のことです。

    主な好転反応は下記になります。

    感覚:倦怠感・悪寒・集中力の低下・吐き気

    痛み:頭痛・腰痛・関節痛

    皮膚系:吹き出物・アトピー・発疹

    粘膜系:鼻水・喉の乾き

    便:便秘・下痢

    その他:肩こり・めまい・発熱・眠気

     

    ファスティング中は上記のような反応が出る場合がありますが、これらは身体が良くなる過程で出るものであって、ネガティブなものではありません。

     

    好転反応が全く出ない方も中にはいらっしゃいますが、強く出る方は以下のような人です。

     

    ・普段から食生活が乱れている人

    ・暴飲暴食をしている人

    ・肉、脂肪の多いものをよく食べる人

    ・加工食品、添加物、精製糖をよくとっている人

    ・初めてファスティングをする人

     

    ファスティングで強く好転反応が出るという人は、それだけ悪いものが身体に溜まっていたとも言えます。

    途中で好転反応が出たとしても、相当ひどい場合を除いて中止しなくても良いので、身体と相談しながら続けてください。

     

    なぜ好転反応が起きるのか?

    では、ファスティングをするとなぜ好転反応が起きるのか?というメカニズムについて解説をしていきます。

     

    まずファスティングをすると、エネルギー源である糖質が枯渇します。

    すると、身体はエネルギーを得るために、体内のタンパク質や脂肪を分解してエネルギーを作ろうと働きます。

     

    そして、その分解した細胞の中に含まれているのが、化学物質や重金属・添加物などの毒素で、毒素が血液中に出て全身に回ることで、好転反応の症状が現れます。

     

    それらの毒素は、脂肪を中心とした細胞内に蓄積しており、便や尿・汗から排出しきれていないものですが、ファスティングをすることで細胞から血中に出て、老廃物として体外に排出することができるんです。

     

    これがファスティングによる「デトックス効果」[keikou]になります。

     

    なので、好転反応が出ることは、身体の中がデトックスされている証拠ですので、むしろポジティブに捉えていくと、ファスティング期間を乗り越えることができると思います。

     

    好転反応が起きた時の対処方法

    ファスティング中に好転反応が起こった時の対処方法は主に3つです。

    [aside type="lime"] 1. 酵素ドリンクを少量飲む。
    2. 休息をとる。
    3. 早めに寝る。
    [/aside]

     

    酵素ドリンクを少量飲む。

    酵素ドリンクを少量飲むことで、身体のエネルギー源である糖質を補給することができ、症状を緩和させることができます。

    ファスティング3日目以降はエネルギー源が[keikou]脂質(ケトン体)になるため、好転反応はほとんどなくなるので、1日目・2日目には非常に有効です。

     

    休息をとる。

    好転反応が出たときに一番やってはいけないことは、薬を飲むことです。

    せっかくデトックスしている最中に薬を飲んでしまうと、ファスティングで得られる効果が低くなってしまいます。

     

    そのため、好転反応が出たときは素直に休息を取ることが大切です。

     

    早めに寝る。

    好転反応が出た時に一番良いのは、「寝ること」です。

    特に夜はウィルパワーがなくなり、身体に好転反応が出やすくなります。

     

    そのため、夜は早く寝ることが、好転反応が起きた時に非常に有効です。

     

    正しいファスティングの方法についてはこちらをご是非ください。

     

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  • ファスティングをすると集中力が高まる理由とは!?

    2020年12月28日
    ファスティングライフスタイル食事

    ファスティングをすると集中力が高まる理由とは!?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんはご自身で「集中力が高い」と思いますか?

    それとも、「仕事や勉強にあまり集中できない」と悩みを抱えていますか?

     

    今回は、「集中力」をテーマに、ファスティングをすると集中力が高まる理由について解説していきます。

     

    ファスティングで集中力が高まる理由

    では早速本題に入りますが、ファスティングで集中力が高まる理由は、主に4つあります。

    ・五感が鋭くなるから。

    ・脳波がアルファー波に変わるから。

    ・胃腸が休まることで脳に十分な血液が供給されるから。

    ・食事による血糖値の変動がなくなるから。

     

     

    1. 五感が鋭くなるから。

    1つ目は「五感が鋭くなるから」です。

    ファスティングをすることで、普段から無意識のうちに摂っている悪いものを摂らなくなります。

    そして、ファスティング中は味のあるものを摂ることが少ないため、味覚・嗅覚・触覚・視覚・聴覚の五感が鋭くなり、結果として集中力が高まります。

     

    人間が本来持っている五感の能力を発揮できることによって、普段より高いパフォーマンスが発揮できるというわけです。

     

    2. 脳波がアルファー波に変わるから。

    2つ目は、脳波がアルファー波に変わるからです。

    こちらは、別の記事でも紹介しているので、詳しくは下記をご参考いただければと思います。

     

    ファスティング3日目を過ぎると、糖質ではなく脂質を分解して「ケトン体」という代謝産物をエネルギー源とします。

     

    そして、このケトン体が分泌されると、脳波がアルファー波に変わります。

    アルファー波によって、リラックスしながら、集中力も高い状態を作ることができます。

     

    3. 胃腸が休まることで脳に十分なエネルギーが供給されるから。

    3つ目は、胃腸が休まることで脳に十分なエネルギーが供給されるからです。

     

    食事をしている時は、内臓が消化に膨大なエネルギーを使います。

    しかし、脳は全身の約20%を占めるほど、エネルギーを消費する臓器なので、消化ばかりにエネルギーを使っていては、脳のエネルギーが減り、頭の回転も鈍くなってしまいます。

     

    しかし、ファスティング中は内臓が消化にエネルギーを使わないため、脳に優先してエネルギーが供給することができ、集中力を高めることができます。

     

    4. 食事による血糖値の変動がなくなるから。

    4つ目は食事による血糖値の変動がなくなるからです。

    3つ目と重複する部分もありますが、食事をすることによって血糖値は上がり、数時間経つと血糖値が下がってきます。

     

    集中力を高めるために大切なことは、「血糖値を一定に保つこと」です。

    ファスティング中は酵素ドリンクなどの最低限の栄養のみで生活するため、血糖値の変動が少なく、結果的に集中力を高めることに繋がります。

     

    空腹の時間を作ることのメリット

    前章で、ファスティングで集中力が高まる理由を4つ挙げましたが、ファスティング中でなくても集中力を上げることは十分可能です。

     

    それは、「空腹時間を作る」ということです。

    たったこれだけで、集中力は高めることができます。

     

    空腹時間を作ると集中力が高まる理由は、下記の2つです。

    ・空腹ホルモンの「グレリン」が分泌されるから。

    ・生物の本能として、飢餓状態は集中力が高まるから。

     

     

    空腹ホルモンの「グレリン」が分泌されるから。

    1つ目は空腹ホルモンの「グレリン」が分泌されるからです。

    グレリンは、空腹感を感じると胃から分泌されるホルモンです。

     

    ポイントは、グレリンが分泌されると脳細胞の成長を促し、脳細胞の老化を防ぎます。

    グレリンを投与されたマウスの脳内では、ニューロン結合が増加し、認知能力が向上したという研究結果もあり、グレリンがたくさん分泌されることで、集中力を高め、脳細胞を活性化に繋がるというわけです。

     

    生物の本能として、飢餓状態は集中力が高まるから。

    2つ目は、飢餓状態になると、生物の本能として集中力が高まるからです。

    東京大学が行なった研究によると、ゼブラフィッシュ(インド原産の淡水性熱帯魚)が空腹状態で闘争すると、エサを食べさせた時よりも、勝負を諦めず、負けにくくなることが分かりました。

     

    つまり、空腹状態の方が集中力が増してパフォーマンスを高めることもできるということになります。

     

    生物は食べなければ生きていくことができないため、空腹状態=生命の危機とも言えます。

    そのため、空腹状態の時は集中力が普段よりも高めることができるということです。

     

    私たちはいつでも食事ができる環境にいるため、空腹の時間を意識して作ることがとても大切です。

    是非今回の内容を参考に、ファスティングへのチャレンジや普段の食生活で実践してみてください。

     

    正しいファスティングの方法についてはこちらをご是非ください。

     

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  • オーガニック食品は身体が農薬にさらされることを避けるのに有効か?

    2020年12月23日
    デトックスファスティングライフスタイル食事

    オーガニック食品は身体が農薬にさらされることを避けるのに有効か?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんは、普段の食生活でどんなことに気をつけていますか?

     

    ・一汁三菜をバランス良く摂るようにしている。

    ・緑黄色野菜を毎回の食事で入れる。

    ・タンパク質が不足しないようにしている。

     

    など、様々なものがあると思います。

     

    その中で今回お話したいのが、「オーガニック食品」についてです。

     

    最近では、オーガニックを取り扱う店舗も増えてきており、オーガニックを好んで選ぶ方も増えてきています。

     

    しかし、実際にオーガニック食品を食べることで、身体に農薬や化学物質が溜まらなくなるのか?ということまでは分からないと思います。

     

    そこで今回は、オーガニック食品に関する調査を1つ取り上げて、解説をしていきます。

     

    ◆オーガニック食品を10日間食べるとどうなる?

    今回取り上げる研究は、2016年にグリーンピースジャパンという機関が行ったもので、

    普段全くオーガニック食品を食べていない2家族に、
    10日間オーガニック食品だけを食べさせました。

     

    そして、普段の食事と比べて、尿中の農薬の数値に変化が出るのかを調査しました。

    その結果を表しているのが、下図になります。

     

     

     

    図を見ると分かるように、

    摂取した尿から出ている農薬や農薬の代謝物の数値が大きく減っています。

     

    このことから、オーガニック食品を食べることで、

    身体に蓄積した農薬や化学物質を減らせる

    ということが言えます。

    しかし、これを聞いても身体の中がどうなっているのかは見れないので、イメージが沸かないかもしれません。

     

    ですが、もし、

    「今の自分の体調を良くしたい!」

    「原因が分からない不調になるのを防ぎたい!」

    と思うのであれば、オーガニック食品を是非普段から取り入れていただきたいです。

     

    ◆オーガニック食品の選び方

    では、具体的にどのようにオーガニック食品を選べばよいのかについて話していきます。

    選択としては、3つほどあります。

    1. オーガニック食材を扱う店舗で購入する。

    2. 有機JAS認定がされている商品を選ぶ。

    3. 通販で購入する。

     

    1つ目はオーガニック食品を取り扱う店舗で購入することです。

    都内のオーガニックスーパーや自然食品を取り扱っているお店は、こちらの方のブログが参考になります。

    東京のオーガニックスーパー・自然食品店 16選

     

    2つ目は、有機JAS認定のマークが貼ってある商品を購入することです。

     

    有機JASマークは農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品を表しています。

     

    普通のスーパーにはオーガニック食品が少ないですが、購入するときにこのマークのものを選ぶようにするだけでも、全然変わってくると思います。

     

    そして、3つ目は通販を利用することです。

    オーガニックを取り扱うお店が増えているといっても、まだまだ数は少ないですし、そこに行くまでの時間がかかってしまいます。

     

    そこで手っ取り早いのは、オーガニック食品を取り扱うお店から通販で買うことです。

    通販で買うことで、買い物に行く時間も減らせますし、毎回決まった商品があれば定期購入すると良いでしょう。

     

     

    もちろん、いきなり全部をオーガニック商品に変えることは難しいです。

    ですが、少しずつ普段からオーガニックを取り入れる習慣ができれば、身体の調子が整ってきたり、原因不明の不調を解決できるきっかけになるかもしれません。

     

    ただ、どんなにオーガニックを意識した生活を送っていても、化学物質は蓄積されてしまいます。

    そこで取り入れるのが「ファスティング」なんです。

     

    普段からなるべくオーガニック食品を取り入れていき、

    定期的にファスティングでデトックスをすることで、今よりずっと良い身体にしていきましょう。

     

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  • 「亜鉛」が欠乏すると様々な不調に繋がる!という話

    2020年12月20日
    デトックスファスティング食事

    「亜鉛」が欠乏すると様々な不調に繋がる!という話

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    突然ですが、皆さんは普段からサプリメントを飲んでいますか?

    サプリメントはあくまで栄養補助なので食事からしっかりと栄養を摂ることが前提ですが、身体にとって非常に重要なのが「亜鉛」です。

     

    今回は、亜鉛ってどのような働きがあるのか?足りなくなるとどういうことが起きるのか?などを解説していきたいと思います。

     

    世界人口の1/3は亜鉛不足

    実は、世界人口の3分の1で亜鉛が欠乏していると言われています。

     

    特に発展途上国における下気道感染症や下痢症の主な原因が亜鉛欠乏なんです。

    そして、亜鉛欠乏によって死亡している人は年間で約80万人にものぼることが推定されています。

    亜鉛を気にしたことがある方はかなり少ないですが、私たちが生きていく中でそれだけ大事なミネラルの1つなんです。

    亜鉛の働き

    亜鉛は数百種類以上の酵素の構成要素として、実に多くの働きに関わりがあります。

    その代表的な働きとして挙げられるのが、下記になります。

     


    ・タンパク質の再合成
    ・DNA合成
    ・胎児や乳児の発育
    ・抗炎症作用
    ・精子形成
    ・高ストレス作用
    ・アルコール分解
    ・抗酸化作用
    ・免疫機能向上
    ・テストステロン合成

     

    様々な合成作用から、抗酸化・炎症などの免疫機能などは亜鉛によって行われているとも言えますね。

     

    では一方で、亜鉛が不足してしまうとどうなるのか?というと、下記のようなことが起きてきます。


    ・成長障害
    ・味覚障害
    ・貧血
    ・食欲不振
    ・皮膚炎
    ・生殖機能の低下
    ・免疫力低下
    ・脱毛
    ・神経感覚障害
    ・認知機能障害

     

    亜鉛は体内に2グラムしかありませんが、不足することでこれほどたくさんの症状が起きてしまうんです。

     

    また、ハードに運動するアスリートや筋肉をつけたいという一般の方であれば、汗によって亜鉛が排出されやすいため、亜鉛の摂取をより意識していくことが必要になります。

     

    亜鉛が多く含まれる食品・推奨量

    亜鉛の推奨量は1日あたり15〜30mgですが、加齢するにつれて体内の亜鉛は減少していきますので、年齢が高い人ほど意識した方が良いです。

     

    また先述したように、高い頻度で運動される方については汗によって亜鉛が排出されてしまいますので、30mg近くは摂取した方が良いでしょう。

     

    亜鉛が多く含まれる食品は、魚介類・肉類・豆類・藻類などです。
    具体的な食品のリストは下記になります。

     


    ・牡蠣
    ・うなぎ
    ・鶏肉
    ・牛肉
    ・豚肉
    ・卵
    ・のり
    ・わかめ
    ・昆布
    ・カニ
    ・納豆
    ・ブロッコリー
    ・レバー
    など

     

    これらの食品を意識することで亜鉛は摂取できますが、

    手っ取り早く亜鉛のサプリメントを使うというのも1つの手だと思います。

     

    また、これを食べると亜鉛の吸収を阻害してしまう、というものがあります。

    リン酸塩(インスタントラーメンなど)、ポリリン酸(ハム、チーズなど)、フィチン酸(漬物など)、グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)のいわゆる「加工食品」です。

     

    全ての加工食品を避けるのは難しいかもしれません。

    ですが、コンビニ弁当やファストフードを食べることが多い方は、添加物によって亜鉛の吸収が阻害されますので、なるべくオーガニックな食品を買ったり、自炊をすることをオススメします。

     

    食品添加物が身体に入ると、主に脂肪や筋肉などに蓄積していき、身体の不調や病気を招いてしまいます。

    そうならないためには、普段からの食事を気をつけることと定期的にファスティングすることで、健康で病気知らずの身体になっていくと思っています。

     

    是非日頃から、亜鉛を意識して摂ってみてくださいね。

     

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  • 冬は脂肪がつきやすい!冬太りの解消方法とは!?

    2020年12月18日
    ダイエットファスティングライフスタイル食事

    冬は脂肪がつきやすい!冬太りの解消方法とは!?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

    12月に入って、気温がかなり下がってきてますね。

     

    今回は『冬は脂肪がつきやすい』というエビデンスと、

    その理由・対策方法について解説をしていきます。

     

    冬は体脂肪率・体脂肪量が上がる。

    まず、冬は体脂肪率・体脂肪量が高まりやすいということを、

    2つの研究を取り上げて解説していきます。

     

    日本で寮生活をしている女子大生142人を対象に、 6月と1 2月の身体組成を比較した結果、体重・全身体脂肪量及び全身体脂肪率において,有意に増加する傾向が見られました。

    また一方で、 全身筋肉量においては、有意な変化 が見られなかったということが分かっています。

     

    弓桁ら(2015) 日本人若年女性における体脂肪の増減の部位差

     

    アメリカのオクラホマ大学の男性・女性の大学生82人を対象に、ホリデーシーズン(感謝祭から正月まで)における体重と体組成の変化を調べたところ、体重は変化しなかったにもかかわらず、体脂肪率と脂肪量の大幅な増加が観察されました。

     

    Holly R Hullら(2006) The effect of the holiday season on body weight and composition in college students

     

    このことから、

    冬は体脂肪量、体脂肪率が高まりやすい時期だと言えます。

     

    そして、その理由としては、大きく分けて3つあると考えています。

    1. 寒さに対して体温調節機能をより働きやすくするため。

    2.  外気温の低下によって、消費カロリーが減るため。

    3. 年末年始のイベント等によって、摂取カロリーが増えるため。

     

     

    1. 寒さに対して体温調節機能をより働きやすくするため。

    1つ目の理由は、寒さに対応するために脂肪を蓄えるということです。

     

    寒い地域で生息しているホッキョクグマやアザラシ、ペンギン、トドなどの動物を見ると分かるように、彼らは身体に脂肪をたくさんつけています。

    これは、体脂肪が寒さから身を守るための「断熱材」としての役割があるためです。

     

    そのため、冬になると脂肪がつきやすくなるのは、身を守るための身体の自動機能である、ということが言えます。

     

    これについては人間の本能なので、「そうなんだ」と理解しておいてください。

     

    2.  外気温の低下によって、消費カロリーが減るため。

    2つ目は、冬になると活動が低下するためです。

    外気温の低下によって、外に出るのが億劫になるため、当然消費エネルギーが減少します。

     

    加えて、近代では家の中が暖房でかなり温かくなっているので、冬に最も高いはずの基礎代謝もそこまで変化することがなく、体脂肪がつきやすくなります。

     

    冬に脂肪をつけたくないのであれば、夏と同じくらいの運動習慣を継続することがポイントです。

     

    冬だからこそ、外に出てウォーキングしたり、ランニングすることもオススメです。

     

    3. 年末年始のイベント等によって、摂取カロリーが増えるため。

    3つ目はクリスマスや忘年会、お正月などの様々なイベントで摂取カロリーが増えるためです。

    この期間では、炭水化物や脂質が多い食生活が増えるので、それに伴って体脂肪も蓄積しやすくなります

     

    この対策としては、プチ断食を入れることをオススメします。

     

    プチ断食とは、16時間、24時間の間、何も食べずに水分だけを摂取して過ごすことです。

     

    摂取カロリーが増えてしまった次の日はプチ断食を取り入れることで、摂取カロリーの調整ができます。
    ファスティングについては下記で詳しい解説をしていますので、ご参考いただければと思います。

     

    冬に脂肪がつきやすいというのは、動物に備わっている機能でもあります。

    しかし、生活習慣を正すことで十分に対策することができます。

     

    夏でも冬でも、自分の生活習慣を大事にして過ごしていきましょう。

     

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