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  • パーソナルトレーナーが教える腰痛を防ぐための具体的対策

    トレーナーが教える腰痛を防ぐための具体的対策

    2024年11月14日
    腰痛

    トレーナーが教える腰痛を防ぐための具体的対策

    パーソナルトレーナーが教える腰痛を防ぐための具体的対策

     

    腰痛は、多くの人が抱える悩みですが、生活習慣の改善で大きく予防できます。

    ここでは、腰痛を防ぐために取り入れるべき具体的な習慣と対策について詳しくご紹介します。

    1. デスクワーク姿勢のポイント

    デスクワークは長時間同じ姿勢を保つことが多いため、腰や首、肩に負担がかかりやすいです。

    腰痛や姿勢の悪化を防ぐためには、正しい座り方を意識することが不可欠です。

     

    1. 椅子の高さを調整

    • 膝の角度が90度になるように椅子の高さを調整し、足の裏全体を床につけます。膝は腰よりやや低めにし、血流をスムーズに保つようにしましょう。
    • 足が浮いてしまう場合は、足置きを使用して足裏を安定させます。これにより腰にかかる負担を軽減できます。

     

    2. 腰のサポートを意識

    • 腰の自然なカーブ(腰椎の前湾)を保つために、腰椎サポートクッションを使用すると良いでしょう。これにより、骨盤が後ろに倒れにくくなり、腰椎の負担を減らせます。
    • 座る際はお尻を椅子の奥にしっかりとつけ、骨盤を立てるように意識します。背もたれに軽くもたれかかり、腰が丸くならないように注意します。

     

    3. 背中と肩の位置

    • 背中は背もたれに沿わせ、胸を軽く開くようにします。肩甲骨を軽く引き寄せることで、肩が内側に巻き込まれず、背中全体が安定します。肩はリラックスさせ、首をすくめないように注意します。
    • 頭はまっすぐ保ち、首に過度な負担がかからないようにします。頭が前に出ると首や肩の筋肉が緊張し、腰にまで影響が及ぶため、意識的に頭の位置をチェックしましょう。

     

    4. モニターの位置

    • モニターの上部が目の高さと同じかやや下にくるように調整します。画面を見るために頭を前に突き出すことがないようにし、首の負担を軽減します。
    • モニターまでの距離は、腕を伸ばして指先が軽く触れる程度(約50〜70cm)が理想です。これにより、目の疲労も軽減できます。

     

    5. 腕と手の位置

    • キーボードとマウスは、肘が自然に90度に曲がる位置に置き、肩がすくまないようにします。リストレストを使用すると手首への負担が減りますが、肘から手までが一直線になるように心掛けましょう。
    • 腕は机に垂直にし、肘を体の近くに保つことで、肩周りの緊張を防ぎます。

     

    6. 休憩とリセット

    • 1時間ごとに立ち上がり、体を伸ばして軽いストレッチを行いましょう。これにより筋肉が緩み、血流が改善されます。首や腰を優しく回すことで、長時間の同じ姿勢による筋肉の緊張を緩和します。

     

    2. 立ち方/立ち姿勢のポイント

    立ち方ひとつで、腰への負担を大幅に軽減することができます。

    体重のかけ方や重心の位置が重要なポイントです。以下のような工夫が、腰を守るために有効です。

     

    1. 足の配置と体重のバランス

    • 足は肩幅程度に開き、つま先は軽く外側に向けます。これにより骨盤が自然な位置に収まり、腰への圧力が均等に分散されます。
    • 体重は両足のかかとと母指球(親指の付け根)、小指の付け根に均等に乗せます。これを“三点支持”と呼び、足裏全体で体を支えることで重心が安定し、腰の負担が軽減されます。

     

    2. 骨盤の位置と体幹の意識

    • 骨盤は軽く前傾させ、体幹を締めるように意識しましょう。これにより腰椎がニュートラルな位置に保たれ、腰へのストレスが減ります。骨盤の前傾を過剰にしないように注意し、自然なS字カーブを維持することが大切です。
    • 腹筋と臀筋に軽く力を入れ、骨盤を安定させます。この力の入れ方がポイントで、筋肉を硬直させすぎず、適度に引き締めることで体幹がしっかりサポートされます。

     

    3. 上半身の姿勢

    • 胸を張りすぎると腰が反りやすくなるので、胸は自然に開き、肩甲骨を軽く引き寄せる程度で十分です。肩はリラックスし、耳たぶから肩までがまっすぐになるようにします。
    • 頭の位置も重要です。あごを軽く引いて頭を首の上に乗せることで、首から腰までの姿勢が整います。頭が前に出ると腰に負担がかかるため、正しい位置を意識しましょう。

     

    4. 片足を台に乗せる工夫

    • 長時間立ち続ける場合は、片足を小さな台やステップに乗せると骨盤の位置が安定し、腰への負担が減ります。左右の足を時々入れ替えて、両側の負担を均等に分散させましょう。
    • 片足を台に乗せることで、腸腰筋が緩み、腰椎が圧迫されるのを防げます。これは特に腰痛を抱える方に効果的な方法です。

     

     

    日常生活の動作を見直す

    腰痛を防ぐには、日常の動作を見直して腰への負担を減らすことが大切です。ちょっとした体の使い方を改善するだけで、腰痛のリスクを大幅に下げられます。

     

    1. 重い物を持ち上げるときのポイント

    腰痛の原因として多いのが、重い物を持ち上げるときの不適切な動作です。正しい方法で持ち上げることで、腰への負担を軽減できます。

    • 正しい持ち方: 物を持ち上げる際は、背中を丸めずに膝をしっかりと曲げてしゃがみます。物を体に近づけて持ち上げ、腰ではなく太ももとお尻の筋肉を使って体を立ち上げます。背中をまっすぐ保ち、ゆっくりと持ち上げることが重要です。
    • 持ち上げるときの意識: 背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れて体幹を安定させます。急激な動きは避け、スムーズに行動するようにしましょう。

     

    2. 車の乗り降り

    車の乗り降り時も腰に負担がかかりやすい場面です。ちょっとした工夫で腰を守ることができます。

    • 降りる際のポイント: まず腰を回さずに両足を揃えて外に出し、両手を使って体をサポートしながら立ち上がります。こうすることで腰をひねる動作が少なくなり、腰痛を予防できます。
    • 乗る際の注意: 先に腰をシートに乗せてから、両足を車内に入れるように動作を逆転させます。腰のひねりを極力避けるようにしましょう。

     

    3. 掃除や家事の動作

    家事をするときの姿勢や動きも腰痛に影響します。正しい動作を心がけて、負担を軽減しましょう。

    • 掃除機をかけるとき: 腰を丸めずに、膝を軽く曲げて体を低くします。掃除機の動きに合わせて体を大きく動かし、腕だけでなく体全体を使うことで腰にかかるストレスを軽減します。
    • 洗濯物を干すとき: 物を持ち上げる際は、足を前後に開いて膝を曲げ、腰を保護するようにします。洗濯物を高い位置に干すときも、体全体を使ってスムーズに動かすことが大切です。

     

    4. 座る・立つ動作の工夫

    座る・立つ動作も腰痛の原因になることがあります。特に注意すべき点は、体を前に傾けすぎないことです。

    • 椅子から立ち上がるとき: 前かがみにならず、足をしっかり床につけてお腹に力を入れ、太ももの筋肉を使って体を持ち上げます。片手を椅子やテーブルについてサポートすると安全です。
    • 座るときのポイント: 立った状態からお尻を後ろに引くようにして腰を落とし、背中をまっすぐ保ったままゆっくりと座ります。

     

    5. 階段の昇り降り

    階段を昇り降りする動作も腰への負担がかかりやすい部分です。以下のポイントを意識して、腰を守りましょう。

    • 昇るとき: 背筋を伸ばし、膝を使って一歩ずつ体を持ち上げます。急ぎすぎると筋肉に余計な緊張が生まれるため、ゆっくりと昇り降りすることを意識してください。
    • 降りるとき: 体を前に倒しすぎないようにし、膝を軽く曲げながらバランスを取ります。階段の手すりを使用して安定させると安全です。

    これらの動作を日常生活に取り入れることで、腰への負担を減らし、腰痛を効果的に予防できます。

    動作の改善は一見小さな工夫に思えるかもしれませんが、継続することで大きな違いを生み出します。

     

    有酸素運動が腰痛に効果的

     

    有酸素運動が腰痛に効果的であるというのは、複数の研究により支持されています。

    特にウォーキングや軽いジョギングといった有酸素運動は、筋肉や関節に適度な刺激を与えることで、血流を改善し、炎症を軽減する効果があります。

    これにより、腰の筋肉の酸素供給が増え、回復が促進されます。

     

    血流改善と筋肉の回復

    有酸素運動は心拍数を上げて全身の血流を促進します。これにより、腰周辺の筋肉に酸素や栄養素がより多く供給され、筋肉の回復が促されます。血流が改善されると、筋肉の緊張が緩和され、痛みを和らげる効果も期待できます。

     

    筋肉の柔軟性向上

    軽い有酸素運動は筋肉を温め、柔軟性を高める効果があります。筋肉が温まると、関節の可動域が広がり、動きがスムーズになります。これにより、腰周りの筋肉が柔らかくなり、急な動きによる腰の負担を軽減します。

     

    エビデンスからの裏付け

    複数の研究では、有酸素運動が慢性腰痛の軽減に有効であることが示されています。例えば、ある文献によると、毎週のウォーキングが腰痛の頻度と強度を軽減することが報告されています(参考文献:Shnayderman et al., “The effects of walking on chronic lower back pain,” Journal of Physical Activity and Health)。この研究は、ウォーキングのような低衝撃な有酸素運動が腰痛患者の症状を改善し、体力を向上させると結論付けています。

     

    心理的な効果

    有酸素運動はエンドルフィン(幸福ホルモン)の分泌を促し、ストレスを軽減する効果があります。ストレスが腰痛を悪化させる要因の一つとされているため、メンタル面での改善も腰痛軽減に寄与します。これは特に慢性的な腰痛に悩む人にとって、重要な効果と言えるでしょう。

     

    これらの観点から、有酸素運動は腰痛の予防や症状の緩和に効果的です。ただし、運動を始める際には、急激に激しい運動を行わず、徐々に強度を上げることが推奨されます。腰痛を抱えている方は、ウォーキングなどの軽い有酸素運動から始めてみましょう。

     

     

    腹筋(体幹)を強化する

     

    体幹の筋力、特に腹筋の強化が腰痛予防に重要であることは、多くの研究に裏付けられています。

    腹筋は背骨を安定させる役割を担っており、これにより腰への負担が軽減されます。弱い体幹は、腰に過剰な負担をかけ、痛みを引き起こしやすくなります。

     

    1. 腹筋の役割と腰痛

    腹直筋、腹斜筋、腹横筋などの体幹筋群は、腰椎を安定させ、適切な姿勢を保つのに役立ちます。

    体幹が弱いと、腰が動きすぎてしまい、椎間板や関節に負担がかかるため、腰痛が生じやすくなります。

     

    2. 研究の裏付け

    いくつかの研究は、体幹トレーニングが慢性腰痛を軽減することを示しています。

    「Spine Journal」に掲載された研究では、体幹筋群の強化が腰痛患者の痛みを有意に改善し、腰部の安定性を向上させたと報告されています(Kim et al., “Core stabilization exercise for chronic low back pain,” Spine Journal)。

     

    3. 腹横筋の重要性

    特に腹横筋(腹部の深層にある筋肉)は、内臓を支え、腰椎の安定を保つために重要です。

    研究によれば、腹横筋の活性化が弱いと、腰痛の発生率が高まるとされています。体幹を効果的に鍛えることで、姿勢が改善し、腰痛の再発リスクが減少します。

     

    腹筋を中心とした体幹トレーニングは、腰痛の予防と改善に効果的ですが、トレーニング時には正しいフォームが必要です。無理せず、徐々に強度を上げるように心がけましょう。

     

    股関節の動きを良くする

     

    股関節の柔軟性と機能は、腰痛に密接に関係しています。

    股関節が硬くなると、動作時に腰椎に過剰な負担がかかり、腰痛が発生しやすくなります。

    これは特に、股関節の動きが制限されることで、腰が代償的に動きすぎてしまうことが原因です。

     

    1. 股関節の柔軟性が腰に与える影響

    股関節は、身体の主要な関節であり、大きな可動域を持っています。股関節がスムーズに動くことで、腰椎の動きをサポートし、負担を軽減する役割を果たします。

    逆に、股関節が硬くなっていると、しゃがむ・歩くなどの日常動作で腰が過度に動かざるを得なくなり、痛みが出やすくなります。

     

    2. 研究によるエビデンス

    「Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy」に掲載された研究では、股関節の可動域が狭い人は腰痛のリスクが高いと報告されています。

    具体的には、股関節屈曲(前に曲げる動き)や内旋(内側にひねる動き)の制限がある人は、腰痛の発症率が高いという結果が示されています(Hrysomallis, “Hip Flexibility and Its Association with Low Back Pain,” Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy)。

     

    3. 動作の連動と姿勢の改善

    腰と股関節は動作の際に連動して働くため、股関節の柔軟性を向上させることで、体全体の姿勢が改善され、腰痛が軽減されます。股関節をスムーズに使えるようになると、運動時に腰を守ることができ、より効率的な動作が可能になります。

     

     

    質な睡眠環境を整える

     

    良質な睡眠は、腰痛の予防と回復にとって非常に重要です。睡眠中に筋肉が修復され、体全体のリカバリーが行われるため、適切な寝具や姿勢を整えることで腰への負担を大幅に軽減できます。

     

    1. 適切なマットレスの選び方

    腰痛のある方には、硬さと柔らかさのバランスが取れたマットレスが推奨されます。研究によると、腰痛患者にとって最も効果的なマットレスは、「中程度の硬さ」のものです(Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy)。

    硬すぎると腰椎が圧迫され、柔らかすぎると体が沈み込み、自然な背骨のカーブが崩れてしまいます。

     

    • 硬さの調整: マットレスが硬すぎる場合は、薄いトッパーを敷くと快適に眠れます。逆に、柔らかすぎる場合は、硬めのトッパーでサポートを強化することができます。
    • 体圧分散のサポート: 体圧を均等に分散させる高反発マットレスは、腰や肩への負担を軽減し、快適な睡眠を促進します。

     

    2. 理想的な枕の高さとサポート

    首から腰までのラインを整えるためには、枕の高さと形状が重要です。頭が持ち上がりすぎたり、沈み込みすぎたりしないように、自然な首のカーブが保てる枕を選びましょう。

     

    • 仰向けで寝る場合: 首の後ろにしっかりフィットし、自然なカーブをサポートする枕を選びます。膝の下にクッションを入れることで、腰への負担を軽減できます。
    • 横向きで寝る場合: 頭から首、背骨までが一直線になるように、高さが調整された枕を使用します。膝の間にクッションを挟むと骨盤が安定し、腰への負担が軽減されます。

     

    3. 寝る姿勢の工夫

    寝ている間の姿勢も腰痛予防に関わります。長時間同じ姿勢で寝ていると、筋肉が硬直して痛みが生じることがあります。次のような姿勢を心がけてみてください:

    • 仰向け: 最も腰に優しい姿勢です。膝の下にクッションを入れることで腰椎のカーブをサポートし、腰の緊張を和らげます。
    • 横向き: 横向きで寝る場合は、体がねじれないように注意します。背中をまっすぐに保ち、膝の間に枕を挟むことで骨盤の歪みを防ぎます。

     

    4. 睡眠前のリラクゼーション

    腰痛を和らげるために、寝る前のリラクゼーションも効果的です。筋肉の緊張をほぐし、質の良い睡眠を促すために、次のことを試してみましょう:

    • 温かいお風呂: 寝る1時間前に入浴し、筋肉をリラックスさせます。血行が促進されることで、腰の筋肉が柔らかくなり、寝ている間の疲労回復が促進されます。
    • 軽いストレッチ: 寝る前に腰回りや太もものストレッチを行い、筋肉の緊張を緩めます。深い呼吸をしながらゆっくりと行うことで、副交感神経が活発になり、リラックスした状態で眠りにつくことができます。

     

     

    まとめ

    腰痛を防ぐためには、日常生活の小さな工夫が大きな違いを生みます。

    正しい姿勢や持ち上げ方を意識することで腰への負担を減らし、定期的な運動で筋肉を柔らかく保ちましょう。

    さらに、良質な睡眠環境を整え、適切なマットレスや枕を使って体をサポートすることが重要です。

    これらを継続することで、腰痛を予防し、健康で快適な毎日を送ることができます。

    ぜひ、今日から実践してみてください!

     

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  • 反り腰エクササイズ3種目

    反り腰改善エクササイズ3選!

    2024年9月6日
    姿勢改善腰痛

    反り腰改善エクササイズ3選!

     

    今回は反り腰を改善するエクササイズを3つ紹介します!

    ①クランチ: 体幹のインナーマッスルのトレーニングです。腰を丸める動作を行うことで反り腰の改善に繋がります。

    ②デッドバグ: 体幹のインナーマッスルのトレーニングです。腰を反らないように行うことでインナーマッスルを刺激します。

    ③ローリング: 体幹の屈曲動作を習得するトレーニングです。動き方を身につけることで反り腰改善に繋がります。

     

    動画はこちら

    https://www.instagram.com/reel/C5xZ5TAS5Zl/?utm_source=ig_web_copy_link

     

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  • 腰痛改善のためのインナーマッスルエクササイズ

    2024年3月20日
    腰痛

    腰痛改善のためのインナーマッスルエクササイズ

     

    今回は、腰痛の予防・改善にオススメのエクササイズ「ダイアゴナル」を紹介します!

    腰痛になりやすい方は腰部のインナーマッスル「多裂筋」がうまく使えておらず、アウターマッスルばかり使ってしまっています。

    インナーマッスルを働かせることで、体幹が安定し腰にかかる負担も軽減することができますよ^ ^

     

    動画はこちらから▼

     

     

    ポイント

    ✔︎手足を伸ばす→肘と膝をタッチする
    ✔︎伸ばした時は手から足まで一直線にする
    ✔︎腰のポジションが反ったり丸まらないように行う

     

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  • 腰痛改善/予防に大切な「もも裏の柔軟性」

    2024年3月10日
    痛み改善腰痛

    腰痛改善/予防に大切な「もも裏の柔軟性」

     

    今回は、腰痛の改善・予防にオススメな
    「ジャックナイフストレッチ」を紹介します!

     

    動画はこちらから▼

     

     

    腰痛に悩む多くの方は腿裏(ハムストリング)の柔軟性が低下してしまっています。

    ハムストリングと腰部の筋肉は筋膜で繋がっているため、ハムストリングの緊張を解くことで腰の筋肉の緊張も解けやすくなります。

    座っている時間が長かったり、運動不足の方は腰痛予備軍なので、ぜひ休憩中などに取り入れてみて下さい^ ^

     

    ポイント

    ✔︎足は肩幅で足首をつかんでおく
    ✔︎しゃがみ姿勢から徐々に膝を伸ばす
    ✔︎腿裏・お尻・腰をしっかり伸ばす

     

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  • 反り腰姿勢には「腰の屈曲」が重要

    2024年3月8日
    姿勢改善腰痛

    反り腰姿勢には「腰の屈曲」が重要

     

    今回は反り腰姿勢でお悩みの方にオススメのクランチをご紹介します!

    動画はこちらから▼

     

     

    このエクササイズでは、反り腰姿勢の改善に効果的です!

    反り腰姿勢の方は体幹を曲げる(屈曲)動作が苦手のため、腹筋を腹かせながら体幹(特に腰部)の屈曲をできるようにすることが大切です!

     

    特にこういう方におすすめ!

     

    ・反り腰にお悩みの方
    ・日頃から腰が痛くなりやすい方
    ・腹筋の筋力が弱い方

     

    ポイント

     

    ・腰を丸めて上半身を持ち上げる
    ・手は腿の上から膝に向かって動かす
    ・息を止めずに吐きながら行う
    ・体が持ち上がらない方は、体育座りの姿勢からゆっくりと体を下ろしていく動作から行う

     

    是非ご自宅でトライしてみてください^ ^

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    このマニュアルでは、姿勢のお悩みで特に多い4つを取り上げました。

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    • 反り腰
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    • ストレートネック

    前半では、不良姿勢の基本的な知識、後半では具体的な改善エクササイズを方法を解説しています。

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  • なぜマッサージの効果は一時的なのか?

    2023年9月23日
    ライフスタイル痛み改善肩こり腰痛

    なぜマッサージの効果は一時的なのか?

    日常生活の中で、多くの人々が経験する「肩こり」や「腰痛」。

    長時間のデスクワークや立ち仕事、重いものを持ち運ぶことなど、さまざまな原因でこれらの症状は発生します。

    そんな時、多くの人が選ぶのがマッサージ

    手軽にアクセスできるマッサージ店、家でのセルフマッサージ、治療家による施術など、多くの方法が存在します。

    マッサージを受けた後の爽快感や痛みの軽減は、一時的ながらも非常に魅力的です。

    しかし、多くの場合、その効果は短期間で終わってしまい、再び症状が戻ってきてしまいます。

    今回は、「なぜマッサージの効果は一時的なのか?」について解説していきます。

     

    肩こりや腰痛の主な原因

     

    筋肉の緊張や疲労

    長時間同じ姿勢でいることや、無理な体勢での作業は、筋肉に過度な負担をかけます。

    特に、肩や首、腰といった部分は日常的に多くの動きを支えているため、疲労しやすい部位です。

    この疲労が蓄積すると筋肉が硬くなり、緊張状態が持続し、その結果肩こりや腰痛につながります。

     

    姿勢の問題

    猫背や頭を前に出す姿勢など、不適切な体のアライメントは、筋肉や骨格に負担をかける原因となります。

    特に、現代のライフスタイルでは、スマートフォンの使用やパソコン作業などで頻繁に前傾姿勢を取ることが多く、これが肩こりや腰痛の大きな原因となっています。

     

    生活習慣や仕事環境

    重い荷物の持ち運び、高いヒールの靴の使用、適切でないデスクと椅子の組み合わせなど、日常の中のさまざまな要因が、筋肉や骨格に負担をかける原因となります。

    また、ストレスや睡眠不足も筋肉の緊張を引き起こし、これが肩こりや腰痛に繋がることが知られています。

     

    医学的な要因

    椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患は、神経を圧迫することで痛みを引き起こすことがあります。

    これらの症状は、単なる筋肉の緊張や疲労を超えて、専門的な治療やケアが必要となります。

     

    これらの原因を把握し、それぞれの状態や生活習慣に合わせた対処法を模索することが、肩こりや腰痛の根本的な解消への鍵となります。

     

    マッサージが一時的な効果の理由

     

    マッサージは、筋肉の緊張を緩和するとともに、血流の促進やリラックス効果があると広く認識されています。

    多くの人がその即時の効果を実感していますが、症状が再発する理由には以下の要因が挙げられます。

     

    原因への対処が不十分

    マッサージは主に症状への対処として行われます。

    そのため、肩こりや腰痛の根本的な原因、例えば不適切な姿勢や生活習慣、仕事環境などが改善されない限り、症状は繰り返し現れます。

    一時的な痛みの軽減は得られるかもしれませんが、継続的な効果を期待するならば、原因となる要因を特定し、それを根本から解決する必要があります。

     

    生活習慣による再発

    例えば、長時間のデスクワークや重いものの持ち運び、身体に合わないマットレスや枕を使用するなど、生活習慣が原因で肩こりや腰痛が引き起こされているため、マッサージの効果は一時的になりがちです。

    日常の生活の中での習慣や選択を見直し、自分の身体に適切な環境づくりが根本的な改善に繋がります。

     

    慢性的な筋肉の緊張や炎症

    何らかの原因で筋肉が慢性的に緊張している、または炎症を起こしている場合、単なる一度のマッサージでの改善は難しいです。

    こういった場合は、マッサージだけでなく、エクササイズや有酸素運動、他の治療法との組み合わせが必要不可欠です。

    自己流で行うのは逆効果になってしまうこともあるため、専門家のアドバイスや指導を受けることをおすすめします。

     

    マッサージは、筋肉のリラックスや疲労回復に確かな効果があります。

    しかし、上記の要因を考慮して、適切な対策や改善策を講じることが大切です。

     

    根本改善のためのアプローチ

    肩こりや腰痛を根本から解消し、再発を防ぐためには、マッサージだけでなく、日常生活の中での継続的な取り組みが必要です。

    以下は、そのためのアプローチとして考慮すべきポイントです。

     

    正しい姿勢づくりと筋力トレーニング

    不良姿勢は、筋肉の過度な緊張や不均衡を引き起こし、それが肩こりや腰痛の原因となります。

    日常の姿勢を意識し、正しい姿勢を保つためのトレーニングや習慣を取り入れることが、症状の改善や再発予防につながります。

     

    適切なエルゴノミクスの実施

    職場や自宅のデスク環境、使用する家具や機器が体に合っていないと、姿勢の悪化や筋肉の過度なストレスが生じてしまいます。

    エルゴノミクスの原則に基づいて、作業環境や機器の配置を最適化しましょう。

    エルゴノミクスについては後述しています。

     

    休憩やストレッチの習慣化

    長時間の作業や同じ姿勢の継続は、筋肉の緊張や疲労を引き起こします。

    定期的な休憩を取り入れ、ストレッチや軽い運動をすることで、筋肉のリラックスや血行の促進を図ります。

    姿勢を整えるためのエクササイズ・ストレッチは最後にマニュアルをご用意していますので、そちらをご参考ください。

     

    専門家への相談

    何らかの原因で症状が慢性化している場合や、自身での対処が難しい場合は、専門家の意見や治療を求めることが適切です。

    専門家に相談し、個別の状態や要因に合わせたアドバイスや治療を受けることをオススメします。

     

    エルゴノミクスとは?

     

    エルゴノミクスとは、作業環境や製品を人間に合わせてデザインすることで、効率や安全性を向上させる学問分野です。

    作業環境や機器の配置を最適化することで、作業者の疲れやストレスを軽減し、生産性や健康を向上させることができます。

     

    以下は、エルゴノミクスの原則に基づいて作業環境や機器を最適化するための具体的なポイントです:

    1. 調整可能性

    作業環境や機器は、使用者の身体の大きさや形に合わせて調整できる必要があります。

    例えば、椅子の高さやテーブルの高さは調整可能なものを選びましょう。

     

    2. 正しい姿勢の確保

    作業中の姿勢が適切であることが重要です。

    椅子やテーブル、キーボードやマウスの位置などを調整して、良い姿勢で作業ができるようにしましょう。

     

    3. 照明

    作業スペースの照明は、目の疲れを防ぎ、見やすさを確保するために適切に設定する必要があります。

    直接眼に入る光や反射を避け、十分な明るさを確保しましょう。

     

    4. リーチゾーン

    よく使うアイテムは、手を伸ばさなくても簡単に取れる範囲に配置します。

    これにより、無駄な動作や体の負担を減少させることができます。

     

    5. 休憩の取り入れ

    長時間の作業は疲れやストレスを増加させる可能性があるため、定期的に休憩を取ることが推奨されます。短時間でもストレッチや深呼吸をすることで、体の緊張を緩和することができます。

     

    6. ノイズ管理

    作業の集中力を維持するためには、環境ノイズの管理が必要です。

    適切な音量の音楽やノイズキャンセリング機能を持つヘッドフォンの使用を検討すると良いでしょう。

     

    7. 温度と湿度

    作業スペースの温度や湿度も快適さに影響します。

    適切な温湿度を維持することで、作業効率や快適さを向上させることができます。

     

    エルゴノミクスの原則に基づいて、作業環境や機器の配置を最適化することで、日常の作業がより効率的で快適になることが期待できます。

    不調を根本的に改善するためにも、環境づくりにはこだわることをオススメします。

     

    まとめ

    マッサージは、肩こりや腰痛などの身体の痛みや不快感を軽減する効果的な手段の一つです。

    一時的に筋肉の緊張が緩和され、リラックス感や心地よさを感じることができます。

    しかし、マッサージだけでは問題の根本的な原因を取り除くことは難しいという事実を認識することも大切です。

     

    持続的な改善と、再発を防ぐためには、日常の生活習慣や姿勢、作業環境の見直し、そして定期的な体のケアやトレーニングが不可欠です。マッサージを取り入れつつ、それ以外のアプローチや取り組みも組み合わせることで、健康な体を維持し、長期的な快適さを実現することが可能となります。

     

    最後に、身体の痛みや不調は、私たちの日常生活や体調のサインとしての役割を果たしています。

    それを無視するのではなく、適切に対応し、継続的なケアや改善のための努力を怠らないことが、毎日の健康を実現するための鍵となりますよ(^^)

     

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  • 腰痛を予防する習慣づくり

    2023年9月12日
    ライフスタイル痛み改善腰痛

    腰痛を予防する習慣づくり

     

    腰痛は日本だけでなく、世界中で多くの人々が悩まされている健康問題です。

    実際に、多くの人が何らかの形で腰痛を経験しており、日常生活にも大きな影響を及ぼします。

    それだけでなく、腰痛の原因は多岐に渡り、一度発症すると完全に治すのは難しい場合もあります。

     

    この記事は、腰痛の予防と管理に役立つ習慣やテクニックに焦点を当てています。

    「腰痛予防の習慣」は単に身体的な側面だけでなく、食生活やメンタルヘルスにも関連しています。

    この記事を通して、その全体像を把握し、健康的な日常生活を送るための一助としていただければと思います。

     

    正しい姿勢の重要性

     

    正しい姿勢を維持することは、腰痛を予防するために非常に重要です。

    常に姿勢が悪いと、腰に負担がかかり、それが慢性的な腰痛につながる可能性が高まります。

    以下、正しい姿勢の維持が重要である理由と具体的な方法を詳しく解説します。

     

    脊椎への負担を減らす

     

    正しい姿勢を取ることで、脊椎に均等に重さが分散されます。

    これにより、一部に集中することなく、全体がしっかりとサポートされます。

    これは、脊椎や腰に対する負担を軽減し、腰痛のリスクを下げる効果があります。

     

    筋肉バランスを整える

    姿勢が悪いと、体を支えるために特定の筋肉に負担がかかります。

    その結果、筋肉バランスが崩れ、一部の筋肉が過度に疲労する可能性があります。

    正しい姿勢を維持することで、このような筋肉の不均衡を防ぐことができます。

     

    内臓機能の向上

     

    正しい姿勢は、内臓にも良い影響を与えます。

    姿勢が悪いと、内臓に圧迫感が生じ、その機能が低下する可能性があります。

    これによって、消化不良や呼吸の問題も引き起こされることがあります。

     

    どうすれば良い姿勢が維持できるか?

     

    ①座る姿勢:座るときは、背もたれにしっかりともたれ、両足を床につけます。腰にはクッションを置くと、より自然な姿勢が維持できます。

    ②立つ姿勢:立つときは、足を肩幅に開き、体重を均等に分散させます。また、膝を完全に伸ばすのではなく、少しだけ曲げておくと良いです。

    ③歩く姿勢:歩くときも、背筋を伸ばし、顔は前を向くように心掛けましょう。重心が前に傾くと腰に負担がかかるため、バランスを取ることが重要です。

     

    運動と腰痛予防

     

    腰痛は多くの人々に影響を与えていますが、それを予防または軽減する最も効果的な方法の一つが運動です。

    有酸素運動、筋トレ、およびストレッチといった異なる運動方法と、それらが腰痛予防に与える影響について解説します。

     

    有酸素運動と腰痛

     

    有酸素運動は、全体的な健康促進だけでなく、腰痛の予防にも貢献します。

    有酸素運動を行うことで、血流が向上し、筋肉や関節に十分な酸素と栄養が供給されます。

    これにより、腰にかかる負担が減少し、腰痛のリスクが低下する可能性が高まります。

    特にウォーキング、ジョギング、自転車などがおすすめです。

     

    筋トレとコアの強化

     

    筋トレ、特にコア(体幹)を強化する運動は、腰痛予防に非常に効果的です。

    コアの筋肉が強くなると、腰の安定性が高まり、腰部への負担が減少します。

    この結果、腰痛の発生や再発のリスクが軽減されます。

    また、筋トレは脂肪を燃焼させ、体重の管理にも有効です。

     

    ストレッチと柔軟性

    ストレッチは、筋肉や関節を柔軟に保ち、緊張やこわばりを和らげる効果があります。

    特に、長時間同じ姿勢でいると、腰周りの筋肉が固くなりがちです。

    定期的なストレッチによって、これらの筋肉の緊張を解き、腰痛の予防につながります。

     

    運動による腰痛予防は、一度や二度行っただけで効果が現れるものではありません。

    継続と定期性が重要であり、それを生活習慣として取り入れることが、長期的な腰痛予防には不可欠です。

     

    食生活と腰痛

     

     

    炎症を引き起こす食品

     

    食品が体内の炎症に影響を与えることは広く認知されています。

    特に砂糖、トランス脂肪、高度に加工された食品は体内で炎症を引き起こしやすく、これが腰痛につながる可能性があります。

    体内の炎症が高まると、腰を含む関節や筋肉に痛みを引き起こす可能性が高くなるため、食品選びには十分な注意が必要です。

     

    骨密度を高める食品

     

    骨密度が低いと腰の症状が悪化しやすく、また腰への負担も増大します。

    カルシウムやビタミンD、マグネシウムなど、骨密度を高める成分を多く含む食品を摂ることは、腰痛予防に有効です。

    特に緑黄色野菜、乳製品、魚などがオススメです。

     

    水分摂取の重要性

    脱水症状は筋肉の緊張や痙攣を引き起こし、それが腰痛につながる可能性があります。

    適切な水分摂取は、筋肉や関節がスムーズに動くために非常に重要です。

     

    日常生活での工夫

     

    ◯重いものの持ち方

     

    正しい持ち上げ方とは、腰ではなく膝と足を使って持ち上げることです。この方法では腰への負担が少なく、腰痛のリスクを低減します。

     

    ◯睡眠環境

     

    睡眠中も腰に負担がかかることがあります。特にマットレスが古い、または不適切なものだと、腰痛の原因となることが多いです。良い睡眠環境を整えることで、腰痛のリスクを低減できます。

     

    ◯長時間の作業時の休憩とポーズ

     

    長時間同じ姿勢でいると、腰に負担がかかります。定期的な休憩と、その際のストレッチや姿勢の変更が重要です。

     

    メンタルヘルスと腰痛

     

     

    ストレスと腰痛

    ストレスは腰痛を引き起こす大きな要因の一つです。

    特にストレスが多いと、体の筋肉が緊張し、それが腰痛につながります。

    ストレスマネジメントの技術を身につけることが、腰痛の予防及び改善に役立ちます。

     

    リラクゼーションテクニック

     

    瞑想や深呼吸などのリラクゼーションテクニックは、体の筋肉をリラックスさせるため、腰痛に効果的です。

    これらのテクニックを日常に取り入れることで、腰痛のリスクを低減できます。

     

    マインドフルネス

     

    マインドフルネスは、その瞬間に意識を集中させる練習です。

    腰痛に効果的な理由は、筋肉の緊張を自覚し、それを緩めることができるからです。

    マインドフルネスを習慣化することで、筋肉の緊張と腰痛を減らすことができます。

     

    まとめ

     

    腰痛は多くの人々にとって日常生活での大きな悩みの一つですが、その予防や改善は決して難しいものではありません。

    運動、食生活、日常生活の工夫、メンタルヘルスに関する認識と行動が鍵となります。

     

    腰痛予防に有効な習慣の要約

    運動:カーディオ運動で心肺機能を強化し、筋トレでコアを鍛える。
    食生活:炎症を引き起こす食品を避け、骨密度を高める食品を積極的に摂る。
    日常生活の工夫:正しい持ち上げ方を学び、睡眠環境を整える。
    メンタルヘルス:ストレスの管理とリラクゼーション、マインドフルネスの実践。

     

    本記事で得られる具体的な行動プラン

    1. 運動: 週に3~5回、20~30分のウォーキングなどのカーディオ運動を行い、週2回以上は筋トレを組み合わせる。
    2. 食生活: 砂糖や高度に加工された食品の摂取を減らし、緑黄色野菜や乳製品を積極的に摂る。
    3. 日常生活: 重いものを持つときは膝を使う、マットレスや枕を適切なものに変更する。
    4. メンタルヘルス: 日常生活でストレスを感じたときに深呼吸や瞑想を行う時間を作る。

    これらの行動プランを日常生活に取り入れることで、腰痛の予防と改善が期待できます。健康的な生活習慣と適切な知識が腰痛予防の鍵であることを理解し、具体的な行動に移していきましょう。

     

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  • 腰痛と有酸素運動

    2023年9月5日
    腰痛

    腰痛と有酸素運動

     

    腰痛は多くの人々の生活に影響を与える健康問題です。

    従来の治療法では、主に痛みを和らげる薬物や外科手術、理学療法などが中心でした。

    しかし、最近の研究により、有酸素運動が腰痛の症状を改善する効果があることが示されてきています。

     

    今回は、腰痛改善の新たなアプローチとして、有酸素運動の効果について解説をしていきます。

     

    有酸素運動の効果

    ◎筋力の強化

    有酸素運動は、腰周り(体幹)の筋肉を強化します。
    体幹の筋肉は、脊椎と骨盤をしっかりと支える役割を果たし、腰痛を緩和することに繋がります。

    逆に筋肉が弱ると腰部に余計な負担がかかり、痛みが生じる可能性が高くなります。

    ただし、有酸素運動の強度が高いと、かえって腰部に負担がかかり逆効果になることもあります。
    そのため、はじめは負荷の弱いウォーキングや水泳などから始めることをおすすめします。

     

    ◎血流の改善

    運動によって血流が良くなると、痛みや炎症を和らげる成分が効率よく運ばれ、治癒が促進されます。

    有酸素運動が血流を改善する機序はいくつかの側面にわたります。

     

    <心拍数と心臓の効率性>

    有酸素運動を行うと、心拍数が増加し、心臓が効率よく血液を全身に送り出す力が増します。これにより、酸素や栄養素が組織や器官に効率よく供給され、代謝産物(例えば、乳酸や二酸化炭素)が速やかに除去されます。

     

    <血管の拡張>

    有酸素運動は血管を拡張させる作用もあります。拡張した血管は、より多くの血液を流すことができ、これが組織への酸素供給を向上させます。

     

    <炎症反応の緩和>

    運動が炎症反応を減少させる可能性も研究されています。良好な血流は、炎症を引き起こす物質や細胞が速やかに排除され、修復作用が高まるため、痛みや炎症が緩和されるとされています。

     

    <微循環の改善>

    有酸素運動は、小さな血管や毛細血管の循環も改善します。これにより、細胞レベルでの酸素と栄養素の交換が効率よく行われ、組織の健康が維持されます。

     

    <内皮機能の改善>

    血管の内皮は、血流を調整する多くの物質を生成します。運動によって内皮機能が改善され、血管が適切に拡張し、収縮する能力が高まります。

     

    以上のようなメカニズムによって、有酸素運動は血流を改善し、それが痛みや炎症の緩和に役立つ可能性があります。
    ただし、具体的な症状や状態によっては医師の診断と指導が必要です。

    特に、既存の健康問題がある場合や高度な症状が出ている場合は、運動プログラムを開始する前に専門の医療アドバイスを求めることが重要です。

     

    ◎ストレスの軽減

    有酸素運動は、ストレスホルモンのレベルを下げる効果もあります。ストレスが減少すると、緊張した筋肉がほぐれ、痛みが軽減されます。

    ストレスに反応して分泌される主なホルモンには、コルチゾール、アドレナリン(エピネフリン)、ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)などがあります。

     

    コルチゾール

    コルチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれ、ストレス状況下で体が高いアラート状態を維持するために分泌されます。しかし、長期間高いレベルでコルチゾールが分泌され続けると、免疫機能の低下、炎症、筋肉の緊張など多くの健康問題を引き起こす可能性があります。

     

    アドレナリンとノルアドレナリン

    アドレナリンとノルアドレナリンは、ストレスや危険が迫ると「戦うか逃げるか(fight-or-flight)」の反応を促すために急速に分泌されます。これらのホルモンは心拍数を上げ、血流を心臓や筋肉に向け、体を緊急状況に備えます。しかし、これらのホルモンも長期間高いレベルで存在すると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

    有酸素運動がストレスホルモンのレベルを正常化するメカニズムは完全には解明されていませんが、運動が自律神経系のバランスを改善し、ホルモンレベルを正常化する効果があるとされています。このようにして、ストレスが軽減され、筋肉の緊張や痛みも和らぐ可能性があります。

     

    実践的な運動プログラム

    具体的な運動プログラムとしては、以下のようなものが考えられます。

    – ウォーキング
    – スイミング
    – サイクリング
    – エアロビクス

    最初は週に2~3回、20~30分の軽い運動から始め、徐々に強度を上げていくことが推奨されます。

     

    注意点と制限

    ただし、腰痛の原因や程度によっては、有酸素運動が適していない場合もあります。
    必ず専門家に相談して、個々の状態に最適な運動プランを立てるようにしましょう。

     

    姿勢改善マニュアル(PDFダウンロードリンク)

    腰痛は姿勢不良とも密接に関係しています。

    今回は姿勢改善に役立つ具体的な練習プログラムをまとめたPDFマニュアルをご用意しています。

    今回は、姿勢のお悩みで特に多い4つを取り上げました。

    • 猫背
    • 反り腰
    • O脚
    • ストレートネック

    前半では、不良姿勢の基本的な知識、後半では具体的な改善エクササイズを方法を解説しています。

     

    是非、あなたのお悩みの部分を読み込んでいただき、実際にエクササイズまでを取り入れてみてください(^^)

    【姿勢改善マニュアル】

    https://bit.ly/3AFUyLS

     

     

    まとめ

    腰痛は多くの人にとって厄介な問題ですが、有酸素運動による新しいアプローチが注目を集めています。
    運動によって筋肉が強化され、血流が改善され、ストレスが減少することで、腰痛の症状が軽減される可能性が高まります。
    ただし、運動プログラムは専門家と相談して決定することが重要です。

     

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  • 仙腸関節性腰痛とは?

    2022年1月21日
    腰痛骨盤の歪み

    仙腸関節性腰痛とは?

    多くの人が悩みにかかえている腰痛ですが、その中でも多い原因の1つが仙腸関節という関節です。

    今回は、仙腸関節が由来で起こる腰痛の症状や改善方法について解説していきます。

     

    仙腸関節とは?

     

    仙腸関節とは、骨盤にある関節の1つです。

    骨盤は一見1つの骨に見えますが、その中でも腸骨・仙骨・恥骨・坐骨・尾骨に分けられます。

    そして、仙腸関節は腸骨と仙骨のつなぎ目です。

     

    元々仙腸関節は動かない関節とされていましたが、最近では3~5ミリほどの動きを有していると言われており、可動域を超えて動かしたり、全然可動域が出ない状態になると痛める確率が高くなります。

    仙腸関節はちょうど上半身と下半身をつなぐ位置にあるため、上半身の重さや地面からの衝撃を受け止める役割をしていますが、ひねったり、負担をかけすぎてしまうことで炎症が起こることもあります。

     

    また、仙腸関節の付近には「侵害受容器」と呼ばれるものがあります。

    侵害受容器は痛みを感じるセンサーのようなものなので、仙腸関節は身体の中でも痛みを感じやすい部位だといえます。

     

    仙腸関節性腰痛の症状

     

    「あなたの腰痛は仙腸関節が原因です!」と確定することは難しい(腰痛の原因は1つでないことが多いので)ですが、以下の症状がある場合は仙腸関節が問題になっている可能性があります。

     

    仙腸関節性腰痛の症状
    仙腸関節の近くが一番痛い / 腰の左右どちらかに痛みを感じる / 腰を反ったときに痛みを感じやすい / お尻や足にかけての痛みも感じる / 片足に体重を乗せると痛い / 椅子に腰かけるのがつらい / 動きはじめに痛みを感じやすい / 仰向けで寝ると痛みを感じやすい

    ヘルニアや脊柱菅狭窄症など、そもそもの組織的な問題がある可能性もゼロではありません。

    もし、以下に該当する場合はレッドフラッグになるため医療機関への早急な受診をお勧めします。

     

    ✓断続的に耐え難い痛みが続く/何もしなくても痛い/夜間に痛い

    ✓赤みや腫れ・発熱がある

    ✓全身の症状(アトピー・肌荒れなど)が出ている

    ✓腹痛/陰部痛/頭痛が伴っている

    ✓重度の事故にあった

    ✓骨折の疑いがある

     

    仙腸関節性腰痛のサイン

     

    先述した症状に加えて、仙腸関節性腰痛の可能性があるサインはいくつかあります。

     

     ①痛い部分を指で指せる 

    仙腸関節に問題がある場合、痛い部分を指で指せることが多いです。これはワンフィンガーサインと呼ばれており、医療機関なでもよく使われる評価方法の1つです。

     

     ②あぐらが痛い 

    仙腸関節に問題があると、あぐらの姿勢で痛みが出ることがあります。特にあぐらの姿勢で他の人に上から押されたときに痛みが出るときは仙腸関節が原因である可能性が高いです。

     

     ③カエル足が取れない 

    うつ伏せの姿勢で足を外側に開いたときに、仙腸関節の動きが悪いとお尻が浮くことが多いです。こちらも他の人にお尻を上から押してもらったときに痛みを感じる場合は仙腸関節が原因である可能性が高いです。

     

    その他色々なチェック方法がありますが、基本的には身体の知識がある人にチェックしてもらうことをお勧めします。

     

    スクワットで仙腸関節の硬さが分かる

     

    仙腸関節は硬すぎても柔らかすぎても良くないですが、一般的には仙腸関節が硬くて動かなくなる方が多いです。(女性の場合は出産に伴って仙腸関節が緩くなりすぎて腰痛が起こることがあります)

    仙腸関節の硬さを簡易的にチェックできるのがスクワットです。

     

    基本的にスクワットを行う際は、背骨が丸まらないように動作をしますが、仙腸関節が硬い方はお尻を下げるほど、骨盤も一緒に動いて腰が丸くなる傾向があります。

    日頃からトレーニングを行う方は、この代償が出ない範囲で行ったほうが安全かつ効率よくトレーニングすることができますのでぜひチェックしてみてください。

     

    仙腸関節性腰痛におすすめのエクササイズ

    仙腸関節性腰痛の改善にお勧めのトレーニングとストレッチをご紹介していきます。

    運動の際は必ず痛みのない範囲で行っていただき、痛みが出る場合は運動を中止してください。


     

     ①ヒップストレッチ 

    お尻まわりのストレッチになります。

    仙腸関節の硬さがあると背中が丸まりやすいため、背筋を伸ばした状態でストレッチを行うことがポイントです。

     


     

     ②ヒップリフト 

    お尻のエクササイズになります。

    腰痛の多くは股関節まわりが動かなくなり、その代償として腰に負担がかかることが考えられます。

    股関節の動きを意識しながら行いましょう。


     

     ③クラムシェル 

    こちらもお尻のエクササイズになります。

    仙腸関節が硬い人の特徴として、股関節の開き(外旋動作)が硬いことがあります。

    上半身は動かないように股関節だけを使って動くようにしましょう。

      

     

    まとめ

    今回は仙腸関節性腰痛について詳しく解説しました。予防・改善のためには姿勢づくりや機能が落ちている部分を正すことが大切です。

    BeUでは、痛み改善をパーソナルトレーニングによって根本改善を目指していきます。

    ご興味がある方はLINEから体験トレーニングをご予約ください(^^)

     

     

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  • 腰を反ると痛い『椎間関節性腰痛』の原因と対処法

    2021年12月8日
    腰痛

    腰を反ると痛い『椎間関節性腰痛』の原因と対処法

    今回は、腰痛を抱えている方の中でも「腰を反る痛い」というケースに対して考えられる原因と対策方法を解説していきます。

    なお、ヘルニアや腰椎分離症などの病態がなく、はっきりとした原因が分かっていない腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれており、今回は腰を反ると痛い非特異的腰痛の一例になります。

    そのため、腰痛がひどい場合は一度病院を受診してヘルニアや腰椎分離症などではないかを確認してください。

     

    反ると痛い腰痛の原因

    反ると腰が痛む腰痛の中で、原因として挙げられる1つが「椎間関節性腰痛」です。

    背骨(脊椎)1つ1つには椎間関節と呼ばれる関節があり、それによって背骨が安定して動くことができるようになっています。

    (赤丸の部分が椎間関節になります)

    椎間関節の特徴としては、背骨を丸めると関節が開き、背骨を反ると関節が狭まります。

    そのため、腰を反ると椎間関節が狭まりぶつかることで痛みを発することが多いです。

     

    また、椎間関節はその場所によって動く範囲が変わる特徴を持ちます。

    下図は背骨(頚椎・胸椎・腰椎)がどのくらい曲げられて(屈曲)、伸ばせるか(伸展)の可動域を示した図です。

    図の赤枠部分が腰部の関節の可動域になります。

    これを見ると、他の部位に比べて腰部の可動域は大きいことが分かります。

     

    しかし、反ると痛い椎間関節性腰痛の場合、この可動域を超えて椎間関節が動きすぎていることが問題になります。

    この関節が動きすぎている状態のことは「ハイパーモビリティー」と呼ばれており、そのため、ハイパーモビリティーを防ぐように対策をすることがポイントになります。

     

    なぜ動きすぎが起こるのか?

    では、椎間関節性腰痛の原因が関節の動きすぎによるものであるなら、なぜ動きすぎが起こるのでしょうか?

    それは他の関節の動きが悪くなり、腰の関節で代償してしまっていることが考えられます。

     

    例えば、ある仕事のプロジェクトを3人で行っているときに、2人が病欠になったとします。

    その場合当然ですが、残された1人が2人の分まで仕事をしなければいけなくなります。

    その状態が1ヶ月以上続けば、身体を壊す可能性はかなり高くなってしまいます。

     

    これと同じ状態が腰に起きているということです。

    腰と特に深く関わっているのが前後の関節である「胸椎」と「股関節」です。

    つまり、胸椎と股関節の動きが悪くなることで腰が過度に働き、結果的に腰の痛みに繋がっていることが考えられます。

     

    反ると痛い椎間関節性腰痛だけではなく痛み改善において大事なポイントは、「痛みが出ているところ以外に根本の原因がある」ということです。

    腰が痛いから腰をマッサージするという考えだと、その場は良くなっても根本の原因が分かっていないので腰が痛い状態を繰り返してしまいます。

     

    反ると痛い腰痛を改善する

    トレーニングとストレッチ

    反ると痛い腰痛を改善するためのトレーニングとストレッチをご紹介します。

    運動の際は必ず無理のない範囲で行うようにしてください。

     

     腸腰筋のストレッチ 

    腸腰筋は腰の関節から股関節までついている筋肉で、主に股関節を折り曲げるときに働きます。

    この筋肉が緊張すると腰を反る時に制限がかかり、腰部に負担がかかりやすくなります。

     

     ②大腿四頭筋のストレッチ 

    大腿四頭筋は骨盤から膝までついている筋肉で、主に股関節を折り曲げるとき、膝を伸ばす時に働きます。

    腸腰筋と同様、この筋肉が緊張すると腰を反る時に制限がかかり腰部に負担がかかりやすくなります。

     

     ヒップリフト 

    お尻(大臀筋)のエクササイズです。

    大臀筋は股関節を伸ばす働きをする筋肉のため、腰を反る時に正しく使えるようにすることで腰の負担を和らげることができます。

     

     ④キャットバック 

    主に胸椎の動きを良くするストレッチになります。

    腰が反ると痛い場合、胸椎を反る(伸展)の動きが固まっている可能性が高いです。

    そのため、しっかりと動かしましょう。

     

     ソラシックローテーション 

    主に胸椎の動きを良くするストレッチになります。

    この種目は胸椎の回旋を行っていますが、回旋の動きが良くなることで先述した胸椎を反る(伸展)の動きも高めることができます。

     

     リブストレッチ 

    胸椎および肋骨のストレッチです。

    肋骨周りが硬くなることで背骨も硬くなるためしっかりと伸ばしましょう。

     

     コブラ 

    肩甲骨のトレーニングです。

    胸椎の動きを良くするためには隣接している肩甲骨の動きを良くすることがポイントです。

    腰に力が入らない範囲で肩甲骨をしっかり寄せるようにしてみてください。

     

     ⑤オーバーヘッドリーチ 

    腰を反ると痛い腰痛の場合、体幹の筋力低下が原因のこともあります。

    こちらの種目は体幹の筋肉を活性化するトレーニングです。

     

     ⑥デッドバグ 

    腰を反ると痛い腰痛の場合、体幹の筋力低下が原因のこともあります。

    こちらの種目も体幹の筋肉を活性化するトレーニングです。

     

    まとめ

    今回は反ると痛い腰痛の中でも「椎間関節性腰痛」について、詳しく解説をしました。

    腰を反ると椎間関節が狭くなり、ぶつかることによって痛みが出ることが多いです。

    ただし、椎間関節が動きすぎている根本原因にアプローチをしなければ、改善することは難しいのでまずは専門家に診てもらうことをお勧めします。

     

    BeUでは、腰の痛み改善をパーソナルトレーニングによって根本改善を目指していきます。

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