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なぜマッサージの効果は一時的なのか?

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日常生活の中で、多くの人々が経験する「肩こり」や「腰痛」。

長時間のデスクワークや立ち仕事、重いものを持ち運ぶことなど、さまざまな原因でこれらの症状は発生します。

そんな時、多くの人が選ぶのがマッサージ

手軽にアクセスできるマッサージ店、家でのセルフマッサージ、治療家による施術など、多くの方法が存在します。

マッサージを受けた後の爽快感や痛みの軽減は、一時的ながらも非常に魅力的です。

しかし、多くの場合、その効果は短期間で終わってしまい、再び症状が戻ってきてしまいます。

今回は、「なぜマッサージの効果は一時的なのか?」について解説していきます。

 

肩こりや腰痛の主な原因

 

筋肉の緊張や疲労

長時間同じ姿勢でいることや、無理な体勢での作業は、筋肉に過度な負担をかけます。

特に、肩や首、腰といった部分は日常的に多くの動きを支えているため、疲労しやすい部位です。

この疲労が蓄積すると筋肉が硬くなり、緊張状態が持続し、その結果肩こりや腰痛につながります。

 

姿勢の問題

猫背や頭を前に出す姿勢など、不適切な体のアライメントは、筋肉や骨格に負担をかける原因となります。

特に、現代のライフスタイルでは、スマートフォンの使用やパソコン作業などで頻繁に前傾姿勢を取ることが多く、これが肩こりや腰痛の大きな原因となっています。

 

生活習慣や仕事環境

重い荷物の持ち運び、高いヒールの靴の使用、適切でないデスクと椅子の組み合わせなど、日常の中のさまざまな要因が、筋肉や骨格に負担をかける原因となります。

また、ストレスや睡眠不足も筋肉の緊張を引き起こし、これが肩こりや腰痛に繋がることが知られています。

 

医学的な要因

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患は、神経を圧迫することで痛みを引き起こすことがあります。

これらの症状は、単なる筋肉の緊張や疲労を超えて、専門的な治療やケアが必要となります。

 

これらの原因を把握し、それぞれの状態や生活習慣に合わせた対処法を模索することが、肩こりや腰痛の根本的な解消への鍵となります。

 

マッサージが一時的な効果の理由

 

マッサージは、筋肉の緊張を緩和するとともに、血流の促進やリラックス効果があると広く認識されています。

多くの人がその即時の効果を実感していますが、症状が再発する理由には以下の要因が挙げられます。

 

原因への対処が不十分

マッサージは主に症状への対処として行われます。

そのため、肩こりや腰痛の根本的な原因、例えば不適切な姿勢や生活習慣、仕事環境などが改善されない限り、症状は繰り返し現れます。

一時的な痛みの軽減は得られるかもしれませんが、継続的な効果を期待するならば、原因となる要因を特定し、それを根本から解決する必要があります。

 

生活習慣による再発

例えば、長時間のデスクワークや重いものの持ち運び、身体に合わないマットレスや枕を使用するなど、生活習慣が原因で肩こりや腰痛が引き起こされているため、マッサージの効果は一時的になりがちです。

日常の生活の中での習慣や選択を見直し、自分の身体に適切な環境づくりが根本的な改善に繋がります。

 

慢性的な筋肉の緊張や炎症

何らかの原因で筋肉が慢性的に緊張している、または炎症を起こしている場合、単なる一度のマッサージでの改善は難しいです。

こういった場合は、マッサージだけでなく、エクササイズや有酸素運動、他の治療法との組み合わせが必要不可欠です。

自己流で行うのは逆効果になってしまうこともあるため、専門家のアドバイスや指導を受けることをおすすめします。

 

マッサージは、筋肉のリラックスや疲労回復に確かな効果があります。

しかし、上記の要因を考慮して、適切な対策や改善策を講じることが大切です。

 

根本改善のためのアプローチ

肩こりや腰痛を根本から解消し、再発を防ぐためには、マッサージだけでなく、日常生活の中での継続的な取り組みが必要です。

以下は、そのためのアプローチとして考慮すべきポイントです。

 

正しい姿勢づくりと筋力トレーニング

不良姿勢は、筋肉の過度な緊張や不均衡を引き起こし、それが肩こりや腰痛の原因となります。

日常の姿勢を意識し、正しい姿勢を保つためのトレーニングや習慣を取り入れることが、症状の改善や再発予防につながります。

 

適切なエルゴノミクスの実施

職場や自宅のデスク環境、使用する家具や機器が体に合っていないと、姿勢の悪化や筋肉の過度なストレスが生じてしまいます。

エルゴノミクスの原則に基づいて、作業環境や機器の配置を最適化しましょう。

エルゴノミクスについては後述しています。

 

休憩やストレッチの習慣化

長時間の作業や同じ姿勢の継続は、筋肉の緊張や疲労を引き起こします。

定期的な休憩を取り入れ、ストレッチや軽い運動をすることで、筋肉のリラックスや血行の促進を図ります。

姿勢を整えるためのエクササイズ・ストレッチは最後にマニュアルをご用意していますので、そちらをご参考ください。

 

専門家への相談

何らかの原因で症状が慢性化している場合や、自身での対処が難しい場合は、専門家の意見や治療を求めることが適切です。

専門家に相談し、個別の状態や要因に合わせたアドバイスや治療を受けることをオススメします。

 

エルゴノミクスとは?

 

エルゴノミクスとは、作業環境や製品を人間に合わせてデザインすることで、効率や安全性を向上させる学問分野です。

作業環境や機器の配置を最適化することで、作業者の疲れやストレスを軽減し、生産性や健康を向上させることができます。

 

以下は、エルゴノミクスの原則に基づいて作業環境や機器を最適化するための具体的なポイントです:

1. 調整可能性

作業環境や機器は、使用者の身体の大きさや形に合わせて調整できる必要があります。

例えば、椅子の高さやテーブルの高さは調整可能なものを選びましょう。

 

2. 正しい姿勢の確保

作業中の姿勢が適切であることが重要です。

椅子やテーブル、キーボードやマウスの位置などを調整して、良い姿勢で作業ができるようにしましょう。

 

3. 照明

作業スペースの照明は、目の疲れを防ぎ、見やすさを確保するために適切に設定する必要があります。

直接眼に入る光や反射を避け、十分な明るさを確保しましょう。

 

4. リーチゾーン

よく使うアイテムは、手を伸ばさなくても簡単に取れる範囲に配置します。

これにより、無駄な動作や体の負担を減少させることができます。

 

5. 休憩の取り入れ

長時間の作業は疲れやストレスを増加させる可能性があるため、定期的に休憩を取ることが推奨されます。短時間でもストレッチや深呼吸をすることで、体の緊張を緩和することができます。

 

6. ノイズ管理

作業の集中力を維持するためには、環境ノイズの管理が必要です。

適切な音量の音楽やノイズキャンセリング機能を持つヘッドフォンの使用を検討すると良いでしょう。

 

7. 温度と湿度

作業スペースの温度や湿度も快適さに影響します。

適切な温湿度を維持することで、作業効率や快適さを向上させることができます。

 

エルゴノミクスの原則に基づいて、作業環境や機器の配置を最適化することで、日常の作業がより効率的で快適になることが期待できます。

不調を根本的に改善するためにも、環境づくりにはこだわることをオススメします。

 

まとめ

マッサージは、肩こりや腰痛などの身体の痛みや不快感を軽減する効果的な手段の一つです。

一時的に筋肉の緊張が緩和され、リラックス感や心地よさを感じることができます。

しかし、マッサージだけでは問題の根本的な原因を取り除くことは難しいという事実を認識することも大切です。

 

持続的な改善と、再発を防ぐためには、日常の生活習慣や姿勢、作業環境の見直し、そして定期的な体のケアやトレーニングが不可欠です。マッサージを取り入れつつ、それ以外のアプローチや取り組みも組み合わせることで、健康な体を維持し、長期的な快適さを実現することが可能となります。

 

最後に、身体の痛みや不調は、私たちの日常生活や体調のサインとしての役割を果たしています。

それを無視するのではなく、適切に対応し、継続的なケアや改善のための努力を怠らないことが、毎日の健康を実現するための鍵となりますよ(^^)

 

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