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  • 日常生活で腕がしびれる原因について

    2021年12月21日
    腕のしびれ

    日常生活で腕がしびれる原因について

    肩こりや首こりは多くの方が感じやすい症状ですが、中には腕から手にかけてのしびれや痛み・だるさを感じる方もいらっしゃいます。

    そのような腕から手にかけての症状で、最も考えられるのが「胸郭出口症候群」と呼ばれるものです。

    今回は胸郭出口症候群の症状や原因について解説していきます。

     

    胸郭出口症候群とは?

    胸郭出口症候群は、腕を上げたり何かの動作をすると、肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが出る症状です。

    腕周囲の軽い違和感を感じる程度のものから、腕の痛みやしびれがひどい程度のものまでありますが、若い方でもなる方は多く、野球やバレーボールなどのオーバーヘッドスポーツをする人もなりやすいです。

    下記のような症状がある場合は、胸郭出口症候群の疑いがあります。

     

    ◯肩から手先にかけてのしびれや痛みがある

    ◯手が白っぽくなっている

    ◯手に力が入らず、強く握れない

    ◯手から腕にかけてのむくみがある

    ◯スポーツをしているときに肩から手先にかけて痛みがある

    ◯胸を張ろうとすると痛みが生じる

    ◯首を曲げたりひねったりすると痛みが生じる

     

    ある特定の動きをしたときに違和感や痛みを感じることが多いですが、何もやらなくても症状が出ることがあります。

    そのため、何もやらなくても痛かったり、しびれが強い場合はまず病院での診断を受けることをお勧めします。

     

     

    胸郭出口症候群の原因

    胸郭出口症候群は、神経・血管が圧迫されたり伸ばされることで痛みやしびれが出ています。

    具体的には原因になる場所は2箇所です。

     

     ①鎖骨下動脈・静脈 

    鎖骨下動脈・静脈は鎖骨の内側に通っている動脈と静脈です。
    鎖骨下動脈が圧迫されると、腕の血行が悪くなって腕は白っぽくなり痛みが生じやすくなります。
    一方で鎖骨下静脈が圧迫されると、手・腕は静脈血のもどりが悪くなるため、うっ血したりむくみが起こりやすくなります。

     

     ②腕神経叢 

    腕から手にかけて走行している神経の始まりの束になっている部分のことを腕神経叢といいます。

    胸郭出口症候群は、腕神経叢が圧迫、牽引されることによって腕から手にかけてのしびれや痛みが出ていることが多いため、この神経の束にストレスがかからないようにすることが大切です。

    胸郭出口症候群の多くが腕神経叢の障害によって起こりますが、その原因は大きく4つあります。

     

    胸郭出口症候群の原因②

     ①姿勢不良 

    姿勢不良があると胸郭出口症候群が起こりやすくなります。特に猫背(胸椎後弯)や巻き肩(上腕骨内旋)に慢性的になっている人は、いきなり胸を張ったり手を挙げることで神経の圧迫・牽引を引き起こし、痛みやしびれが生じます。


     

     ②第一肋骨への負荷 

    胸郭出口症候群は肋骨と鎖骨の間にある空間で起こりやすい特徴があるため、身体の最も上にある第一肋骨に負荷がかかると神経や血管にストレスが生じます。第一肋骨に負荷がかかる代表的な例はリュックを背負うことです。重いリュックを背負っている方はなりやすいので気をつけましょう。


     

     ③オーバーヘッド動作の繰り返し 

    オーバーヘッド動作とは、腕を上に挙げる動きのことです。日常生活ではつり革につかまったり、洗濯物を干す動作、スポーツでは野球やバレーボールなどの腕を挙げる動作が繰り返されることで、胸郭出口症候群が起こりやすくなります。


     

     ④鎖骨・第一肋骨の可動域低下 

    鎖骨や第一肋骨の可動域が低下すると胸郭出口症候群のリスクは高まります。腕を挙げるときは肩関節や肩甲骨だけでなく、鎖骨や肋骨もわずかながらですが動きます。しかし、鎖骨や第一肋骨に付着している筋肉(大胸筋、僧帽筋、鎖骨下筋、三角筋など)の機能低下によって鎖骨・第一肋骨の動きも悪くなります。

     

    胸郭出口症候群にオススメの

    エクササイズとストレッチ

    胸郭出口症候群の予防・改善にお勧めのトレーニングとストレッチをご紹介します。

    運動の際は必ず無理のない範囲で行うようにしてください。

     

     キャットバック 

    背骨の動きを良くするストレッチになります。

    胸郭出口症候群になる方の多くは円背(猫背)姿勢で、背骨の可動域が低下しているので、背骨の可動域を高めるためのエクササイズになります。


     

     ソラシックローテーション 

    こちらも背骨の動きを良くするストレッチになります。

    胸郭出口症候群になる方の多くは円背(猫背)姿勢で背骨の可動域が低下しているので、背骨の可動域を高めるためのエクササイズになります。また、胸の筋肉(大胸筋と小胸筋)のストレッチにもなります。


     

     リブストレッチ 

    肋骨周囲のストレッチです。

    肋骨が硬くなると姿勢不良に繋がりますので、呼吸に合わせてしっかりとストレッチを行いましょう。


     

     コブラ 

    肩甲骨周囲のトレーニングです。

    猫背改善には肩甲骨の可動域を高めていくことが大切になります。

    肩がすくまないように気をつけながら行いましょう。


     

     ⑤オーバーヘッドリーチ 

    体幹のトレーニングになります。

    体幹の筋肉が弱くなると姿勢不良だけでなく肩まわりに負担がかかりやすくなり、肩の痛みやしびれに繋がりやすくなります。

    手を挙げる動作は痛みのない範囲で行ってください。


     

     ⑥デッドバグ 

    こちらも体幹のトレーニングになります。

    手を挙げる動作は痛みのない範囲で行ってください。


     

     ⑦プランク 

    こちらも体幹のトレーニングになります。

    肩甲骨を安定させて、肩の動きを良くする効果もあります。

     


     

     ⑧プッシュアップ 

    主に大胸筋を鍛えるトレーニングになります。

    手の幅を広くして、胸を張りながら行うことで効果が高まります。

    腕のしびれや痛みがない範囲で行ってください。

     

    まとめ

    今回は腕のしびれの原因の1つである胸郭出口症候群について詳しく解説しました。

    BeUでは、痛み改善をパーソナルトレーニングによって根本改善を目指していきます。

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