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  • スーパーフード「デーツ」の驚くべき効果とは?

    2020年12月6日
    ダイエットデトックス食事

    スーパーフード「デーツ」の驚くべき効果とは?

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    実は先日、クライアントの方から乾燥デーツを頂きました。

    そこからデーツのことを調べると、デーツを普段から摂ったほうが良い!という結論に至りました。

     

    なので今回は、スーパーフードの「デーツ」について解説していきます。

     

    デーツとは?

     

    デーツは、ナツメヤシの果物で、北アフリカや中東を中心に栽培が行われています。

    デーツの語源はギリシア語で「指」を意味する「ダクティロス(Dactylos)」であると言われており、その形状は楕円形で直径で5cm程度のものです。

     

    先日初めて食べた時の味は黒糖に近く、甘味が強い味です。

    そして、食感は蜜の多い焼き芋のようにねっとりしているのが特徴です。

     

    初めて見た時は、結構インパクトの強い見た目でしたが、食ベてみると実に美味しいです。

     

    デーツに含まれる栄養素やカロリー

     

    デーツは「スーパーフード」と呼ばれるほど、栄養価が高い食品の1つです。

     

    100グラム当たりのカロリーと三大栄養素は下記となります。

     

     

    カロリーは266kcalと控えめで、ほぼ糖質(炭水化物)で構成されています。

    ただ、食物繊維は100グラムあたり7グラムも含まれているので、GI値が31〜50と低く、血糖値の上昇を抑える低GI食品に分類されます。

     

    デーツはかなり古くから食べられていますが、すぐにエネルギーになるため重宝していたのだと思います。

     

    次にデーツに含まれるビタミンは下記となります。

     

     

    基本的に、全てのビタミンが揃っていてバランスが良いです。

    中でもデーツの糖質を代謝するビタミンB群が含まれているので、1つの食品で消化吸収がきちんと行えるようにできています。

     

    そして、ミネラルの構成は以下となっています。

     

    ビタミン同様、ミネラルもかなりバランスが良いのが分かります。

    カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、どれも身体の機能を正常に保つためには必須のビタミンですので、これらがバランスよく含まれているのも「スーパーフード」と呼ばれる所以です。

     

    デーツの効果

     

    栄養価の高いデーツは、身体に様々なポジティブな効果をもたらしてくれます。

     

    その中でも、貧血・便秘・むくみ症状に対して、非常に効果が高いです。

    これら3つに特に悩みを抱えているのが「妊娠中」の妊婦さんです。

     

    妊娠中は胎児に血液や栄養を供給するため、貧血になりやすかったり、身体がむくみやすくなります。

     

    実は、デーツは出産にかかる時間を薬剤のような副作用無しに短縮することができ、分娩後の出血量抑制の有効性に関しデーツ50グラムと薬剤(オキシトシン筋注)を比較した研究ではデーツに軍配が上がったという結果もあります。

     

    乾燥されたデーツはそのまま食べられるので、手っ取り早いですし、食べたい時に1粒つまむのも容易ですので、妊婦さんには是非食べてもらいたいです。

     

    また、ダイエット中やボディメイクをしている方にとっても、糖質と食物繊維、その他の微量栄養素を摂取できるデーツはとてもオススメです。

    甘いスイーツを食べるよりは、デーツを数粒摂る方が、身体には嬉しいことばかりです。

     

    ドライフルーツを取り扱いお店やネットで販売されているので、是非チェックしてみてください。

     

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  • 牛肉にダイエット効果はあるの!?食べ過ぎると健康上のリスクもある。

    2020年12月2日
    ダイエット食事

    牛肉にダイエット効果はあるの!?食べ過ぎると健康上のリスクもある。

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんは、牛肉がお好きですか?

    牛肉については、ダイエット効果があるという見解もあれば、発ガン性リスクがあるといった身体に悪いという見解もあります。

     

    今回は、その2つを踏まえた上で、牛肉について解説していきたいと思います。

     

    牛肉にダイエット効果があると言われる根拠は?

     

    まず、牛肉にダイエット効果があると言われるのは、どのような根拠があるのでしょうか?

    その1つとして挙げられるのが、Lカルニチンが豊富であることです。

     

    Lカルニチンは、体脂肪をエネルギー源として燃焼できるように手助けするアミノ酸の一種であり、脂肪燃焼効果が高いものです。

    Lカルニチンはサプリメントでも販売されていますが、これを特に多く含むのが、牛や羊などの赤身肉です。

     

    そのため、牛肉を摂ることでタンパク質を取れて、脂肪燃焼効果を高めるLカルニチンも多いことから、ダイエット中に良いのではないかということが言われています。

     

    ただし、牛肉は部位によって脂質がかなり多く含まれる部位があるため、ダイエット中はサーロインやカルビ、ロース、バラなどの部位は控えて、もも・ヒレ・肩などの部位を摂取すると良いでしょう。

     

    赤身肉には発ガン性があるというエビデンスも出ている。

     

    タンパク質豊富で、Lカルニチンによる脂肪燃焼も高めてくれる牛肉ですが、実は摂取することによるデメリットも報告されています。

     

    それは赤身肉には発ガン性があるということです。

    2015年10月、WHOの専門組織である国際がん研究機関(IARC)が、世界中の研究結果を元に、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉をグループ1 (人に対してがん性がある)、赤い肉をグループ2A (おそらく発がん性がある)と分類をしました。

    ※加工肉とは、「塩漬け、塩せき、発酵、燻煙、その他香りや保存性を高めるための加工をした肉」を指し、豚肉又は牛肉を含むものが多く、「フランクフルト、ハム、ソーセージ、コンビーフ、ビーフジャーキー、塩味の切り干し肉、缶詰肉、食肉調製品(ソースを含む)」が例としてあげられています。

     

    この根拠には、

    加工肉について10件の研究成果を評価し、「毎日継続して1日当たり50グラム摂取するごとに、大腸がんのリスクが18%増加する」

    と示しています。

    また、同じ研究成果から、

    牛肉・豚肉・羊肉・馬肉・山羊肉などについては、「加工肉ほど強い証拠が見出せなかったが、関連があるとするならば、毎日継続して1日当たり100グラム摂取するごとに、大腸がんのリスクが17%増加する」

    と示唆しています。

     

    IARCが出した評価に対して、2015年10月29日にWHOは下記のようにコメントを発表しています。

    「IARCの評価は、WHOが2002年に公表した食事、栄養及び慢性疾患予防に関する報告書(2002)の内容を再確認するものであり、がんのリスクを減らすために加工肉の摂取を適量にすることを奨励したものである。加工肉を一切食べないよう求めるものではない

     

    このことから言えるのは、牛肉を毎日食べることは健康上良くない、ということです。

    つまり、ダイエットのために毎日牛肉を食べるというのは、あまり推奨されるものではありません。

    もっと優先順位の高い食品を、日頃から食べればいいんじゃないの?ってことになります。

     

    牛肉はどのような脂質で構成しているのか?

     

    また、牛肉がどのような脂質で構成されているのか?もポイントです。

    脂質は身体の細胞膜を作ったり、ホルモンの材料になったりと、身体にとっては必要なものですので、1日の総摂取カロリーの20%程度は脂質から摂ることが理想です。

     

    そして、脂質は飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸)の3種類に分類されます。

    身体に良いと言われるオメガ3は多価不飽和脂肪酸で、オリーブオイルなどは一価不飽和脂肪酸です。

     

    大事なのはこの3つのバランスで、飽和脂肪酸(3):一価不飽和脂肪酸(4):多価不飽和脂肪酸(3)のバランスが理想だと言われています。

     

    ただし、牛肉(カルビ)の場合、「4.5:5.5:0」ですので、このバランスが悪いというのが問題です。

    これは、部位が違ってもそこまで大きく変わるものではないため、良質な脂質を摂取するためにはサバやイワシなどの背青魚の方が良いと言えるでしょう。

     

    まとめ

    今回は、牛肉のダイエット効果や健康上のデメリットについて解説をしていきました。

     

    結論、牛肉を毎日食べる必要はなく、たまに食べることで健康上のリスクを避けつつ、食事を楽しむことができると思います。

     

    たまに焼肉やステーキを食べるのは、楽しみの1つでもあると思いますから。

     

    是非ご参考いただければと思います。

     

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  • 長寿ホルモン「アディポネクチン」ってなに?

    2020年12月1日
    ファスティング食事

    長寿ホルモン「アディポネクチン」ってなに?

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    本日のテーマは、「長寿ホルモン「アディポネクチン」ってなに?」

    ということでお話していきたいと思います。

     

    アディポネクチンって何?

     

    皆さんは、「アディポネクチン」をご存知ですか?

    成長ホルモンやインスリンなどのホルモンは有名ですが、アディポネクチンはあまり知られていないホルモンです。

     

    しかし、アディポネクチンは「長寿ホルモン」や「痩せホルモン」と呼ばれるくらい、身体に様々な良い効果をもたらしてくれます。

     

    まず、アディポネクチンは脂肪細胞から分泌される善玉ホルモンの1つです。

    脂肪細胞から分泌されるため、「脂肪が多いほうがたくさん分泌されるのでは?」と思いますが、それは全く逆なんです。

    実は、脂肪が多いと悪玉物質の分泌が増えて、アディポネクチンの分泌は下がってしまうことが分かっています。

     

    脂肪細胞から分泌されますが、脂肪が多ければいい、ということではないということをご理解いただければと思います。

     

    アディポネクチンの効果

     

    アディポネクチンが分泌されることで、身体にはたくさんの良い効果をもたらしてくれます。

    その効果をまとめたものが下記になります。


    1. 血管壁の傷を修復するなどのはたらきで、動脈硬化を予防・改善する。
    2. 血管を拡張して、高血圧を予防・改善する。
    3. 血糖値を下げるホルモンである「インスリン」の働きを良くして、糖尿病を予防・改善する。
    4. 脂質の代謝を促して、中性脂肪を下げ、HDL(善玉)コレステロールを増やす。
    5. 筋肉での脂質代謝を促し、運動と同じ効果によりメタボリックシンドロームを予防・改善する。
    6. 肝臓での脂質代謝を促進し、脂肪肝を予防・改善する。
    7. がん細胞の増殖を抑制する働きがあると言われている。
    8. 心臓などの臓器にも作用している。

     

    内臓や血管、筋肉など、様々な器官に働きかけて、生活習慣病や脳卒中、高血圧、心筋梗塞などを予防する効果があると言われています。

     

    生活習慣病やその他の病気の予防・改善が期待できることから、アディポネクチンは「長寿ホルモン」とも呼ばれています。

     

    実際に、慶應義塾大学の研究では、超高齢者(100歳以上)の血中アディポネクチン値は、平均の2倍以上あると報告されており、健康長寿を目指す人にとって、アディポネクチンの分泌を増やすことはとても有効であると言えます。

     

    アディポネクチンを増やすために摂るべきもの+α

    では、アディポネクチンを増やすためには何をすれば良いのか?

    摂るべきもの3つ+αをご紹介したいと思います。

     

    1. 大豆タンパク

    大豆タンパクに含まれる「βコングリシニン」はアディポネクチンを増やすと言われています。

    豆腐や味噌、納豆などの大豆製品を積極的に食べることがオススメです。

     

    2. EPA

     

    アジやイワシ、サバ、サンマなどの青魚に含まれるEPAもアディポネクチンを増やすと言われています。EPAは脂肪なので、熱を加えると溶け出す性質がありますので、刺身や缶詰などで食べることがオススメします。

     

    3. 亜麻仁油

     

    亜麻仁油はオメガ3脂肪酸が多く含まれており、オメガ3脂肪酸のαリノレン酸はアディポネクチンを増やすと言われています。

    サラダにスプーン1杯かけたりすることをオススメします。

     

     

    「長寿ホルモン」であるアディポネクチンを増やして、いつまでも健康をキープしていきましょう!

     

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  • 米国が推奨する「地中海式ダイエット」とは?

    2020年11月21日
    ダイエット食事

    米国が推奨する「地中海式ダイエット」とは?

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    本日のテーマは、「米国が推奨している『地中海式ダイエット』とは?」

    こちらについて解説していきたいと思います!

     

    地中海式ダイエットとは?

     

    地中海式ダイエットは日本ではあまり知られていない食事法ですが、

    アメリカではかなり推奨されている食事法です。

     

    最近の研究では、糖質制限ダイエットよりもリバウンドリスクが少なく、心疾患の改善にも効果があると言われています。

     

    地中海式ダイエットはその名の通り、地中海地方に住んでいる人の食習慣がベースとなった食事法です。

    第二次世界大戦以降、米国ではカロリー過多な食生活によって、多くの人が心疾患などの病気にかかっていました。そこで、地中海地方に住んでいる人は米国と比較して、心疾患の発症率が低いことから着目されたことが起源とされています。

     

    2019年1月には、「U.S. News & World Report」によって、①安全性 ②実施しやすさ ③栄養価の高さ ④体重減少に寄与する効果の4つの視点からベスト・ダイエットに選ばれた方法なんです。

     

    では、具体的に地中海式ダイエットとはどのような方法で行うのでしょうか?

     

    地中海式ダイエットピラミッド

    地中海式ダイエットを網羅的に示しているのが、「地中海式ダイエットピラミッド」です。

     

    地中海式ピラミッドは、「毎日摂る食べ物・週に2〜3回摂る食べ物・月に2〜3回摂る食べ物」の3つに分類しており、上にいくにつれて摂取頻度を少なくすべき食品として示しています。

     

    図から分かる通り、

    毎日:パン・パスタ・米・大麦・イモ等の穀物、フルーツ、豆・ナッツ類、野菜、オリーブオイル

    週に2、3回:魚介類、卵・鶏肉、スイーツ

    月に2、3回:その他の肉類

    その他:毎日の運動、適量のワイン、毎日コップ6杯の水

    このような内容になっています。

     

    糖質制限と比較すると、穀物は毎日摂った方が良いとされているので、相反する考えですね。

    地中海式ダイエットは「食べる頻度」をコントロールすることがポイントなので、毎回食べるものを決めておくと実践がしやすそうです。

     

    地中海式ダイエットのメリット・デメリット

     

    地中海式ダイエットは極度な制限をしないため、ストレスなく続けられそうですが、メリット・デメリットを整理しておきましょう!

     

    ⚫️メリット

    ・穀物類を食べるので、筋肉量の減少やそれによる代謝が落ちることは防ぐことができる。

    ・野菜や豆類、フルーツなどの自然な食品が多いので、健康面に良い。

    ・オリーブオイルに多く含まれる「オレイン酸」は、血中の悪玉コレステロールを減少させ中性脂肪の蓄積を抑える働きがあるため、カラダ作りには向いている。

     

    ⚫️デメリット

    ・パンやパスタなどの小麦製品の摂取はOKだが、小麦が合わない方はアレルギー症状が出たり、太りやすくなる

    お米を食べた方が良い

    ・魚介類や卵、鶏肉は週に2、3度と少ないため、タンパク質が不足する可能性が高い。

    →そこまで厳格にならず、小魚や卵、鶏胸肉などは普段から摂取しても良いのでは?

    ・フルーツや穀物の摂取が多くなると、炭水化物の分量が増えやすくなる。

    基本は豆類や野菜を多めに摂った方が良さそう。

     

    地中海式ダイエットのメリット・デメリットを僕なりにまとめてみました。

    結論として、地中海式ダイエットは炭水化物ダイエットや極端なカロリー制限をするよりかは良いと思います。ただし、地中海地方の人と日本人の体質は異なるため、この食事方法が合わない可能性もあります。

    特にパンやパスタの摂取はなるべく控えめにしてあげると良いと思います。

     

    そして、地中海式ダイエットでは毎日の運動を推奨しているのも忘れずに。

    食べてしっかり動くことが一番大切です^ ^

     

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  • 身体が焦げる!?老化の原因「AGE」について解説!

    2020年11月17日
    デトックス食事

    身体が焦げる!?老化の原因「AGE」について解説!

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

     

    本日は、「老化の原因であるAGE」について解説をしていきます!

     

    AGEとは何か?

     

    身体を老化させる原因の1つとして考えられているのが「AGE」です。

    AGEを日本語で表すと「終末糖化産物」と言います。

     

    AGEは、タンパク質に糖がくっついて劣化する「糖化」反応でできる物質です。

    お肉やパンケーキを焼くと茶色くなると思いますが、それが「糖化」

    食べ物に含まれるタンパク質が糖にくっつくことでAGEが発生します。

     

    そして、人間の肌や爪、筋肉、髪などは全て「タンパク質」で作られています。

    つまり、人間の身体の中でもAGEは作られるというわけです。

    体内のAGEが増えることで「身体がどんどん焦げていく」イメージです。

     

    身体の焦げ=老化になり、身体のあらゆる不調や病気を起こしやすくなってしまうんです。

    具体的には、


    ❶肌にハリがなくなり、シミやシワの元になる。
    ❷血管を老化させて、動脈硬化になる。
    ❸骨に溜まることで骨粗しょう症になる。
    ❹臓器に溜まることでガンになる。
    ❺脳細胞が破壊されて、アルツハイマーになる。

     

    AGEが身体の中で増えることは、上記のような残念なことばかりが起きてきます。

     

    なので、日頃からAGEを身体に溜めない「糖化対策」が必要になります。

     

    身体にAGEを溜めない具体的な対策法

    では、AGEの怖さが分かったところで、身体にAGEを溜めない具体的な対策法をお話しします。

     

    1. 食ベ物に含まれるAGEを極力避ける。

     

    1つ目は「食べ物に含まれるAGEを極力避けること」です。

    AGEが身体に増えるルートは、

    ❶食事で摂ったものの蓄積
    ❷体内のタンパク質そのもの

    の2通りです。

     

    なので、まず第一に、AGEが多量に含まれている食べ物を避けることがポイントです。

     

    AGEが多い食べ物は、

    ジャンクフード・スナック菓子・ステーキ・スイーツ

    などです。

     

    特に「揚げ物」が最もAGEが多いので、日頃から揚げ物を食べることは控えましょう。

     

    2. ビタミンや抗酸化物質を摂取する。

     

    先ほどのAGEが多量に含まれる食品を摂る代わりとして摂りたいのが、

    ビタミンや抗酸化物質です。

     

    具体的なオススメを下記にまとめました。

    ビタミンB1:玄米、豆腐、枝豆、カツオ、豚もも、豚ヒレなど

    ビタミンB6:玄米、さつまいも、鶏むね、鶏ささみ、カツオ、バナナなど

    ビタミンC:果物、野菜、さつまいもなど

    カテキン:緑茶、大豆など

    クエン酸:梅干し、酢、レモンなど

    カルノシン:鶏むねなど

    αリポ酸:緑黄色野菜など

    アントシアニン:ブルーベリーなどのベリー類

    ポリフェノール:ワインなど

     

    日頃から、これらの栄養素を多く含んだ食材を選択することで、AGEの蓄積を防ぐ、つまり老化を防止することができます。

    ビタミンや抗酸化物質を意識した食事を取り入れましょう!

     

    3. 血糖値の上昇を防ぎ、体内で糖質を余らせない。

     

    3つ目は「血糖値の上昇を防ぎ、体内で糖質を余らせない」ことです。

    AGEはタンパク質と糖質が反応することで発生します。

    つまり、身体の中で糖質が余ると、タンパク質と組み合わさってAGEを作ってしまいます

     

    それを防ぐためには、血糖値の急上昇を防ぐ食事がポイントです。

    具体的には、

    血糖値を急上昇させる精製糖(白い砂糖)を含んだ食品を避ける。

    ❷白米やパン、パスタなどのGI値が高い食品を食べ過ぎない。

    ❸「ベジファースト」を意識し、野菜→タンパク質→炭水化物の順番で食べる。

    これらを普段の食事に取り入れていくことが重要です。

     

    また、シンプルに「食べ過ぎ」が体内で糖質を余らせます。

    AGEが増えるだけでなく、内臓脂肪としても蓄積されていくので基本的には「少食」腹8分目に留めるようにしましょう。

     

    4. 調理温度に注意する。

     

    4つ目は「調理温度に注意する」ということです。

    AGEは調理する温度に大きく影響します。

     

    唐揚げやジャンクフードなどの「揚げもの」は、200度近い高温で調理されています。

    そのため、発生するAGEも多くなってしまうんです。

     

    AGEの発生が少ない調理法から、

    生→茹でる→蒸す→焼く→揚げる→電子レンジ→ローストになります。

     

    普段の食生活ではできるだけ、生・茹でる・蒸す料理を中心にしていただくと良いです。

    電子レンジも短時間での高温調理になるため、便利ですがなるべく避けることをオススメします。

     

    これら4つは今日からすぐに実践できるものです。

    日頃からのAGE対策を意識して、若々しい健康な身体を作っていきましょう!

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  • 炭水化物とダイエットの関係について

    2020年11月10日
    食事

    炭水化物とダイエットの関係について

    糖質制限ダイエットはすっかり広まり、最近では「糖質制限は危険」という意見も多く取り上げられてきているように感じます。

     

    しかし、

    具体的に糖質制限ダイエットがなぜ危険なのか?

    どのような食事方法を行えば良いのか?

    ということをご存知でない方も多いのではないかと思います。

     

    なので今回は、糖質制限について詳しく解説していきます。

     

    糖質制限をすると何故痩せるのか?

     

    まず、糖質制限をするとなぜ痩せるのでしょうか?

    そのメカニズムについてご存知でしょうか?

     

    糖質制限をすることで痩せる理由としては、大きく分けて3つです。

    1. 身体に蓄えている水分量が減るから。
    2. シンプルに摂取カロリーが減るから。
    3. 脂肪をエネルギー源とする「ケトン代謝」に切り替わるから。

     

    1.  身体に蓄えている水分量が減るから。

    炭水化物(糖質)を摂ると、身体にはグリコーゲンとして体内に貯蔵されます。そして、このグリコーゲンを身体を動かすときのエネルギー源として使うことが、私たちの身体では成されています。

    しかし、このグリコーゲンは身体に貯蔵できる限界があり、

    筋グリコーゲンの貯蔵量は約400g、肝グリコーゲンの貯蔵量は約100gと言われています。

     

    そして、大事なポイントは、グリコーゲンは体内に貯蓄しておくために3倍~4倍の水分と結びつく性質を持っているという事です。

    つまり、

    筋グリコーゲンの貯蔵量は約400g=1200~2000gの水分が増加

    肝グリコーゲンの貯蔵量は約100g=300~500gの水分が増加

    合計で1500~2500gの水分を溜め込んでいるという訳です。

     

    糖質制限をすると、体内のグリコーゲンは枯渇してしまいますので、そこに溜め込まれている水分も失われます。その結果として、体重が一気に下がるという仕組みです。

     

    そのため、糖質制限による短期的な体重減少は、水分が大きく関与していることを理解する事がポイントになります。

     

    2. シンプルに摂取カロリーが減るから。

    2つ目の理由は非常にシンプルで、摂取カロリーが減るからです。

    私たちは摂取カロリーの約60%程度を炭水化物から摂取しています。そのため、糖質制限をするということは、相対的に摂取カロリーも減りますので、体重は落ちていきます。

     

    基本的に、体重の増減はカロリー収支(摂取カロリーと消費カロリーの収支)によって決まってきますので、糖質制限をしてカロリー収支がマイナスになったことで、体重は減ります。

     

    これはどんなダイエット方法にも共通している原理原則になります。

     

    3. 脂肪をエネルギー源とする「ケトン代謝」に切り替わるから。

    3つ目は少し難しい言葉が出てきましたが、糖質制限をすることでケトン代謝に切り替わるということです。

    1つ目の理由で、グリコーゲンが身体のエネルギー源になるという話をしましたが、グリコーゲンが枯渇することで、身体は他の場所からエネルギーを確保しなければいけません。

     

    そこで使われるのが「脂肪」です。

    しかし、脂肪をそのままエネルギー源として使うことはできないため、脂肪を分解して「ケトン体」という物資に変換し、ケトン体が身体や脳のエネルギー源となって働きます。

     

    このケトン体をエネルギー源とする「ケトン代謝」は、グリコーゲンが枯渇することで発動されて、どんどん脂肪を分解していくことができます。

    そのため、糖質制限をすることで体重が落ちやすくなるという仕組みです。

     

    上記の3つが糖質制限によって、体重が落ちるメカニズムになってきます。

     

    糖質制限のデメリット

    糖質制限による体重減少のメカニズムを解説しましたが、私は糖質制限をすることをオススメはしません。

    例えば、ファスティングのような短期的な糖質制限は良いですが、長期的に糖質制限をすることはデメリットが多いからです。

     

    糖質制限のデメリットは下記になります。

    1. 長期間続けることで身体に異常が出る。
    2. リバウンドのリスクが高い。
    3. 糖新生が起こり、筋肉が落ちやすくなる。

     

    1. 長期間続けることで身体に異常が出る。

    まず1つ目は、長期間継続することで身体に異常が出るということです。

    前提として糖質は私たちの身体のエネルギー源となるものです。そのため、長期的に極端な糖質制限をすることで、頭痛や吐き気、めまいなどの体調不良から、重篤な病気に繋がる可能性もあります。

    炭水化物を摂りすぎることで、内臓脂肪や体脂肪として身体に蓄積されるので、必要量を摂れば全く問題ありませんし、身体の調子も良い状態を保つことができます。

     

    ただし、糖質の種類は意識することが大切であり、精製された砂糖やパン・パスタなどの小麦製品、白米などはなるべく避けたほうが良いです。その代わり、玄米や五穀米、芋類、果物類から摂れる糖質は必要量摂ることをオススメします。

    特に運動する習慣がある方は、運動の前後で糖質を摂取した方がパフォーマンスも高くなります。

     

    2. リバウンドのリスクが高い。

    2つ目はリバウンドのリスクが高いことです。糖質制限で痩せる理由にも挙げたように、糖質制限をして短期的に痩せる原因は「水分」にあります。そのため、シンプルに炭水化物を摂ったら体重は戻りますし、長期的な糖質制限をすることで代謝が下がり、身体がエネルギーを節約するようになってしまいます。そうなると、脂肪が燃えにくく、筋肉が落ちやすい身体になり、リバウンドした後もその筋肉量・代謝が長年キープされることになりますので、長期的な糖質制限は避けていくべきです。

     

    3. 糖新生が起こり、筋肉が落ちやすくなる。

    3つ目は、糖新生が起こり筋肉が落ちやすくなるということです。糖新生とは、グリコーゲンが枯渇することで筋肉を分解して、糖に作り変える仕組みのことを指します。長期的な糖質制限は、この糖新生を促進させて、筋肉をどんどん分解させていってしまうので、代謝を下げ、身体に様々な体調不良を起こしかねません。筋肉の観点からも、長期的な糖質制限は避けるべきでしょう。

     

    正しい食事方法を身につけましょう

    長期的な糖質制限はオススメできない!という話をしましたが、最後に正しい食事方法について解説をしていきます。

     

    正しい食事方法として、具体的に2つご紹介します。

    1. 「まごわやさしいわ」を中心とした食事をする。
    2. 食べ過ぎを防ぐために、1日2食を実践する。

     

    1. 「まごわやさしいわ」を中心とした食事をする。

    1つ目は「まごはやさしいわ」の献立にするということです。

    「まごはやさしいわ」は食品の頭文字をとっており、

     

    ま: まめ類(納豆、大豆製品など)
    ご: 種子類(ナッツやごまなど)
    は: 発酵食品(味噌や漬物、ヨーグルトなど)
    や: 野菜類
    さ: 魚類(小型の魚の方が良い)
    し: しいたけなどのキノコ類
    い: イモ類
    わ: ワカメなどの海藻類

     

    です。

    これにプラスして、ご飯(玄米・五穀米)+みそ汁を食べていただくと、非常にバランスの取れた食事になります。

    つまり、「和食」ですね。

    また、お肉はなるべく鶏肉のささみ・胸・ももがオススメです。

    牛や豚はたまに摂るくらいなら良いですが、脂質が高く、身体にとってあまり良くない種類の飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸が多いため、毎日意識的に摂る必要はないと思います。

     

    2. 食べ過ぎを防ぐために、1日2食を実践する。

    2つ目は、「1日2食で良い」ということです。そもそも現代人にとって1日3食食べるというのは、それだけで「食べ過ぎ」になってしまう可能性が高いです。

    また、1日3食を摂ることで身体にポジティブな影響があるというエビデンスはないため、あくまで習慣として食べている方がほとんどだと思います。

     

    お腹が空いていなくても、習慣として食べている人は是非食事の回数を減らしていただくことをオススメします。

     

    是非、正しい食事の方法を身につけて、健康的な身体づくりを是非行なっていきましょう。

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  • ダイエットでサラダチキンをオススメしない理由とは?

    2020年10月16日
    ファスティング食事

    ダイエットでサラダチキンをオススメしない理由とは?

    皆さんはダイエット食品と聞いて何を思い浮かべますか?

    おそらくかなりの人がサラダチキンをイメージするのではないでしょうか?

     

    確かにサラダチキンの原料である鶏むね肉は、低カロリー・低脂質・高タンパク質でカラダ作りにおいては、非常に良い食材です。

    しかし、実は身体を鍛えているトレーナーで、市販で販売されているサラダチキンを食べている人は少な買ったりするんです。

     

    今回は、ダイエットでサラダチキンをオススメしない理由について解説したいと思います。

     

    ダイエットでサラダチキンをオススメしない理由

    早速結論から書いていこうと思いますが、今回取り上げる「サラダチキン」とはスーパーやコンビニで販売されている市販のサラダチキンのことですので、それを踏まえて解説していきますね。

     

    ダイエットでサラダチキンをオススメしない理由は下記の3点です。

    市販のサラダチキンをオススメしない理由

    1. 添加物・塩分が多く含まれている。
    2. 外国産が多く、飼育方法も不明。
    3. 価格が高い。

     

    1. 添加物・塩分が多く含まれている。

    まず1つ目は、市販のサラダチキンには添加物・塩分がとっても多いんです

    コンビニのサラダチキンの成分表示表があります。

     

     

    野菜パウダーの後ろにある斜線から下が全て添加物の表示になっています。[/keikou]

    この成分表示を見ると、サラダチキン一つに8つの食品添加物が使用されていることがわかります。

    つまり、サラダチキンといってもその味は添加物によって付けられているもので、ほぼ人工的に作られているということを理解しておかなければいけません。

     

    では、ここに記載されている食品添加物がどういう働きをしているのか少し上げてみます。

    • 加工でん粉
      加工でん粉(加工でんぷん)とは「でんぷん」を化学的に利用しやすいように加工したものです。サラダチキンにおいては、チキンのうまみを閉じ込めたり増量したりする役割があります。一口に加工でんぷんと言っても12種類ほどありますが、成分表示には「加工でん粉」のみの表示のみです。そして、中には発がん性が心配されて種類もあります。

     

    • pH調整剤

    pH調整剤は保存料の代用品にもなり、保存性を高めるなどの効果があります。

    pH調整剤には34種類ありますが、こちらも一括表示が可能なため何を使っているのかはわかりませんが、中でも問題視されているのが「リン酸塩」というものです。

    リン酸塩は亜鉛を体外に排出してしまうことがあり、亜鉛が不足すると味覚障害を引き起こします。

    その他にも、カルシウムの吸収を妨げ、骨粗鬆症のリスクを高める危険性もあります。

     

    • 調味料

    先ほどの成分表示には「調味料(アミノ酸等)」と表示されています。

    この「アミノ酸等」とは、うまみ成分でもあるL-グルタミン酸ナトリウムを、化学的に製造したものです。

    これは食品の味にかかわるものですが、化学調味料のうまみは強く、過剰に摂取すると頭痛や味覚障害を引き起こす可能性もあります。

    市販のサラダチキンが美味しいのは、このような化学調味料が含まれているからなんです。

     

    添加物が含まれた食べ物を1回摂ったくらいでは、身体に何か症状が出るわけではありません。

    ですが、10年20年摂り続けている人といない人では、身体の健康状態には大きな差が出る可能性があり、そのような毒素はずっと身体に溜まり続けているということを、考えていくことが大切です。

     

    身体の内部からデトックスして整えるファスティングに関する記事はこちら

    健康な身体を目指したい方は、是非ご一読ください。

     

    2. 国産ではない場合が多く、鶏肉の飼育方法も不明。

    市販のサラダチキンをオススメしない2つ目の理由は、サラダチキンの多くが外国産であるということです。

    コンビニやスーパーに行った時に、サラダチキンの成分表示を見てみてください。

    おそらくほとんどの鶏肉が外国産だと思います。

     

    外国産のものが一概に悪いということではありませんが、外国産は鶏の飼育環境が全く分からず、食べている飼料や打たれているワクチン、輸送の際に保存を効かせるための化学物質など、人間の身体に悪影響を及ぼすものを見えないうちに摂取する危険性が高い、ということを理解しておかなければいけません。

     

    自分が食べている鶏肉がどのような環境で育てられているのか、サラダチキンでは全く分からないため、そういったこともオススメできない理由の1つです。

     

    3. 価格が高い。

    3つ目は価格が高いということです。

    先述したように、鶏肉の原産国は外国産が多く、添加物を多く含んでいる食材であるにも関わらず、100gでおよそ200円するのは割高だと、私は思っています。

     

    スーパーに並んでいる国産の鶏肉は、メーカーによりますが300gで300〜500円ほどが多いです。

    つまり、100gあたりの値段ではスーパーの鶏肉の方が安いというのがほとんど。

     

    もちろん、サラダチキン以外にも炭水化物や野菜類を食べるので、価格が割に合わないということが、オススメできないポイントです。

     

    自分の身体を考えて自炊をしよう

    市販のサラダチキンをオススメしない3つのポイントを挙げていきましたが、私が一番伝えたいことはは「サラダチキンは食べないで!」ということではありません。

    大事なことは、1日の15分の時間をとって自炊をした方が身体の健康にも経済的にも圧倒的に良いということです。

     

    自炊といっても、家でサラダチキンを作るのは15分もあればできます

    1. お湯を沸騰させる。
    2. 沸騰したお湯に鶏肉を入れて、すぐに火を消す。
    3. そのまま10〜15分ほど放置。

    これだけでサラダチキンはできちゃうんです。

    そのままの味が苦手であれば、醤油・みりん・お酒などのん調味料で味をつければかなり美味しく食べることができると思います。

    ズボラな方でもこれなら簡単にできると思いますので、身体のために自炊する習慣を是非つけていただきたいと思います。

     

    ちなみに、スーパーで鶏肉を選ぶときは下記を参考にしてみてください。

    鶏肉を選ぶときの基準

    1. 肉からドリップ(水っぽい液体)が出ていないもの。
    2. 鶏肉の色が透明感のあるピンク色をしている。
    3. 鶏肉の表面に張りがあるもの。
    4. 国産鶏で飼育方法の記載があるもの。

     

    私たちの身体はおよそ60兆の細胞でできていますが、それらの細胞はどのようにできているのか?

    それは我々が食事から摂った栄養です。つまり、食べたものが私たちの身体を作っています。

    We are what we eat.」(私たちは食べたものからできている)ということわざは、まさにそれを端的に表現するものです。

     

    いつまでも健康にいられる身体を、目指していきましょうね^ ^

     

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  • アスリートや芸能人も取り入れるファスティングダイエットとは?

    2020年10月14日
    デトックスファスティング食事

    アスリートや芸能人も取り入れるファスティングダイエットとは?

    近年はダイエットブームで、糖質制限やケトジェニックダイエット、〇〇ダイエットなど様々なダイエット方法が登場していますが、その1つにファスティングダイエットがあります。

    芸能人やモデル、アスリートなどがファスティングを普段から取り入れているということをきっかけに、一般の方でもファスティングに対する認知度はかなり高くなってきています。

    本日は、ファスティングダイエットについてのやり方や失敗しないポイントを解説していきます。

     

    ファスティングダイエットとは?

    まずファスティングとは、日本語で「断食」のことを指します。一定期間食事を断つことでダイエット効果を期待して行うのが、ファスティングダイエットになります。

    そのはじまりは、宗教的な慣習や僧侶の修行から来ているので、断食=修行でキツイというイメージを持つ人が多いですが、今は飽食の時代で無意識に「食べ過ぎ」が起きてしまっているため、生活習慣病や現代病などの病気が増えています。

     

    食べない期間を作ることで体重・体脂肪率が現象するため、ダイエットとして始める方も多いですが、ファスティングの本来の目的としては、内臓を休息させたり、身体の中に溜まっている毒素を排出することです。

    先述したように、現代人は1日3食で食べ過ぎになっているだけではなく、加工食品やジャンクフードを毎日のように摂取しており、身体に悪いものがどんどん溜まり不調を起こしています。

    また、内臓は食べ物を食べていない時も絶えず消化活動をしているため、肝臓や腎臓、腸などにとても負担をかけてしまっています。

     

    敢えて食べない期間を作ることによって、内臓が休まり代謝にエネルギーを使うことができるため、代謝が高まります。それだけではなく、体内で「オートファジー」と呼ばれる、細胞内の不要なタンパク質を作り変えていく働きが活性化することができます。

     

    他にも下記のような効果を実感することができます。

    • 消化吸収のスピードが上がり、老廃物を出しやすい身体になる。
    • 味覚が正常になり、添加物やジャンクフードではなく素材本来の味を求めるようになる。
    • 血液が浄化されていく。
    • ミトコンドリアが活性化されて、細胞が若返る。
    • ケトン体を分泌することで不要な体脂肪を燃焼する。
    • 五感が鋭くなり、生産性が向上する。

     

    これ以外にも、様々な効果を感じることができるのが、ファスティングです。

     

    ファスティングのやり方

     

    ファスティングは、16時間ファスティング、1日ファスティング、3日ファスティングなど、様々な方法がありますが、今回はオーソドックスなファスティングのやり方を解説します。

    3日ファスティングについて徹底解説している記事もあります。

     

    準備期

    いきなりファスティングをしてしまうと、身体がビックリしてしまい、頭痛などの好転反応が出やすくなります。なので、身体に負担を掛けないために準備期間を1日〜3日設けて、ファスティングに向けて身体を整えていきます。

     

    ファスティング期

    ファスティング期は、代謝酵素を働かせる酵素ドリンクを摂り、その他身体に必要なビタミン・ミネラルを最低限補給しながら行います。

    ファスティングによって身体にどのような変化が現れるかは、人それぞれですので、体調が優れず、継続が難しい場合は無理はしないようにしましょう。

     

    回復期

    ファスティング後の内臓は例えるならば、「赤ちゃんの内臓」です。赤ちゃんの内臓にいきなりハンバーガーやアイスクリーム、消化によく無いものを入れたら、どうなるかは容易に想像がつくと思います。

    回復食では、消化に良い食べ物を少量摂ることから初めて、徐々に内臓を慣らしていきます。

    基本のまごわやさしいの食事については、こちらで解説しています。

     

    ファスティングを失敗しないためのポイント

    どうせやるならファスティングを失敗させたくない、と思われる方がほとんどだと思います。

    僕なりにファスティングを失敗しない=成功させるためのポイントを3つにまとめました。

     

    回復期で暴飲暴食をしない。

    ファスティングを成功させるためには、断食期間=ファスティングだと考えないことです。

    もちろん、身体をリセットさせる期間がファスティング期に当たりますが、それ以上に回復期で食べ過ぎないように気をつけて、暴飲暴食を避けることが大事です。

     

    先述したように、ファスティング後の内臓はまるで赤ちゃんのように繊細かつ敏感です。

    自分の内臓を労ってあげるように、回復期の食べ物は消化の良いものを選択することがポイントです。

     

    目的を決めてファスティングを行う。

    ファスティングを成功させるためには、「なぜファスティングをするのか?」「ファスティングを行うことでどういう身体になりたいのか?」=目的を明確にしておくことが大切です。

    もちろん、体重を落としたい・痩せたいという目的も1つですが、痩せてどうなりたいのかということを長期的に考えて、ファスティングに臨むことで自分が行なっている意味を理解して、ファスティングを行うことができます。

    そうすれば、準備期や回復期にどのような食事をしないといけないのかも自ずと理解できるでしょう。

     

    ファスティングを習慣にする。

    これが最も大事なポイントになりますが、是非ファスティングを習慣にしてください

    1度のファスティングで体重や体脂肪率、身体の体調が良くなったりするかもしれません。

    しかし、また以前のような食事に戻したら、身体の中に毒素が溜まっていき内臓には負担がかかりますし、健康に良いものだと思われている食品でも、見えない化学物質が含まれています

     

    そのため、ファスティングを月1回、3ヶ月に1回でも良いので習慣にしていくことで、身体はどんどん健康になっていきます。

    ただのイベントではなく、習慣としてのファスティングを取り入れてみてください。

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  • ヨーグルトが身体に良いというエビデンスはあるのか?

    2020年10月12日
    デトックスファスティング食事

    ヨーグルトが身体に良いというエビデンスはあるのか?

    皆さんは、普段からヨーグルトを食べる食べる習慣はありますか?

    今は市販で様々な種類のヨーグルトが販売されており、「ヨーグルトは身体に良いものだ!」という考えをお持ちの方がほとんどだと思います。

     

    もちろん、僕も今までヨーグルトをたくさん食べてきましたし、ヨーグルトは発酵食品なので整腸作用があり便秘の解消や肌を綺麗にする効果を持っているということを思って食べてきました。

    しかし、今回は常識を疑って、「ヨーグルトが身体に良いというエビデンスはあるのか?」ということを書話していきますので、よかったら参考にしてください。

     

    ヨーグルトが身体に良い!というのはどこから来たのか?

    そもそも、「ヨーグルトが身体に良い」という説は、イリヤ・メチニコフ(1845~1916)というロシアの学者の研究から来ているようです。

    彼は腸の中にいる、今でいう「悪玉菌」によって老化が進むということを考え、ブルガリア地方に長寿の方が多いことに着目しました。

    そして「ブルガリア人が長寿なのは食事に関係があるはず」と考え様々な食物を調べたところ、ヨーグルトが長寿に影響がある、と考えたようです。

    そして、この説が注目を集め、世界中で「ヨーグルトは健康にいい」と言われ始めたと言われています。

     

    つまり、ヨーグルトが身体に良いという説は、およそ100年くらい前に提唱されたものであり、非常に古典的だということなんです。

     

    「ヨーグルトが身体に良い」というエビデンスは確立していない。

    現代では、スーパに行くとヨーグルトのコーナーがあって、様々な企業がヨーグルトを販売しています。

    そして、ヨーグルトを食べることのメリットとしてよく言われているのは、

    • 整腸作用
    • 美肌効果
    • 免疫力強化
    • 花粉症の予防・改善
    • 潰瘍性大腸炎の改善
    • アトピー性皮膚炎の緩和
    • コレステロール値の低下

    などなど、様々です。

     

    では、上記の改善はエビデンスが出ているのでしょうか?

    答えはNOです。

     

    実は、ヨーグルトを取ることで上記の効果を得られるというのはエビデンスが出ていません。

    なので、明確に表示することはできないんです。

    かなりショッキングな内容ですが、「ヨーグルトが身体に良い」というのは100年前に言われていることから進展していないということなんです。

     

    じゃあ、全くヨーグルトに効果はないのか?と思われるかもしれませんが、今後の研究によって立証される可能性もありますので、バッサリと「身体に悪いから食べない!」という訳ではありません。

     

    また、近年の研究では、腸内細菌が病気の予防に繋がるということも言われています。

    腸内細菌が肥満やアレルギー性疾患、動脈硬化、がん、それに不安障害のような精神疾患などにも関与しているといわれている
    (Lynch SV, Pedersen O. The Human Intestinal Microbiome in Health and Disease. New England Journal of Medicine. 2016 15;375(24):2369–79)。

     

    ヨーグルトも乳酸菌を用いて乳を凝固させた発酵食品ですから、腸内細菌に良い影響を及ぼすという可能性は十分に考えられます。

     

    しかし、日本で売られているヨーグルトで質の高い臨床試験はほとんどされていないという現状ですので、やはり「身体に良い!」ということを明確に言うことは難しいんです。

     

    ヨーグルトを選ぶときの基準やポイント

    今まで、「ヨーグルトが身体に良い」ということは立証されていない、ということを中心にお話しました。

    ただ、私はヨーグルトは全然摂っても良いと考えています。

     

    その理由は、乳糖不耐症・乳アレルギーを持っている人や過剰摂取をしない限り、ヨーグルトを少し食べたからといって身体に悪いということはないからです。

    また、加工食品やジャンクフードと比べたら、ヨーグルトは三大栄養素、カルシウムやビタミンなどがしっかりと含まれているからです。

     

    ただし、市販で販売されているヨーグルトは身体に悪いものが含まれている可能性がありますので、ヨーグルトを選ぶ基準・ポイントを自分なりにまとめました。

     

    1.  国産乳100%のもの

    →まず1つ目は、「国産乳100%」の記載があるものです。海外製の商品は保存状態を良くするために化学物質が含まれていることが多く、また牛の飼育方法も全く分からないため、原材料である牛乳の質が良くないことが考えられるからです。

     

    2. 無糖・無添加のもの

    →市販で販売されている「美味しい」ヨーグルトのほとんどは砂糖が加えられている加糖ヨーグルトです。必ず成分表示に砂糖の明記が無いものを選択すること、また香料やゼラチンなどの添加物が含まれていないヨーグルトの方が身体にとっては良いです。

     

    3.産地や飼育方法の明記があるもの

    →市販されているヨーグルトの産地やメーカーが明記されているものを選ぶようにしましょう。また、こだわるのであれば乳牛の「飼育方法」が分かるヨーグルトを選ぶことをオススメします。
    乳牛の飼育方法は「ストールバーン」と「フリーストールバーン」に分類されます。
    ストールバーンは牛を1頭ずつ収容するストールという区画に1頭1頭の牛をつなぐ方法で、ほとんどがこの飼育方法です。そのため、牛はほとんどそのケージ内で生活をしておりストレスが溜まりやすいです。一方で、フリーストールバーンは、牛が自由に歩き回れるフリーストールという休息場を備えた牛舎です。広大な敷地が必要になりますが、牛は自由に暮らすことができストレスも少ないため乳の状態も良いです。
    フリーストールバーンで飼育された牛によって作られたヨーグルトの方が価格は高くなりますが、栄養価や素材本来の美味しさはありますので、健康への投資だと思って選ぶと良いでしょう。

     

    食べるものが、自分の身体・健康を作っています。
    是非選ぶ基準を参考に、良い食品を選択する癖を付けていただければと思います。

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  • ダイエットに最適な豆腐の効能や選び方のポイント

    2020年10月11日
    デトックスファスティング食事

    ダイエットに最適な豆腐の効能や選び方のポイント

    カロリーが低く、ダイエット食材として非常に優秀なのが豆腐です。

    その効能が評価され、「TOFU」として世界にも通用する長寿食になっています。

    今回は、豆腐に含まれている栄養素や効能、正しい選択方法などについて解説をします。

     

    ダイエットに興味がある方は、ファスティングについて解説しているこちらの記事もオススメです。

    正しいファスティング理解してる?パーソナルトレーナーが徹底解説!

     

    豆腐の栄養と効果効能

    豆腐は、大豆から摂った「豆乳」と海水から塩を抜き取った後に残る「にがり」から作られます。

    大豆は植物性タンパク質が豊富で、その他にも機能性栄養素が多く含まれており、にがりにはマグネシウムやカルシウムなどの身体に必要なミネラルが含まれているため、毎日積極的に摂取したい食品です。

     

    豆腐に含まれている主な栄養素の一覧が以下となります。

    豆腐に含まれる主な栄養素と効能
    • イソフラボン:植物エストロゲンとも呼ばれており、骨粗鬆症やガン、動脈硬化の予防に効果があります。
    • レシチン:血管に付着したコレステロールを溶かし、血流を良くする脂肪代謝機能があります。脂肪肝の予防にも効果があります。
    • コリン:食物と一緒に摂られたレシチンが腸内で分解されコリンとして独立。脳に運ばれ、情報伝達物質のアセチルコリンに変わります。脳機能を向上させて脳の老化予防に繋がります。
    • リノール酸:不飽和脂肪酸で、善玉コレステロールを増やします。高血圧・コレステロールに由来する動脈硬化の予防が期待できます。
    • サボニン:活性酸素を抑制する働きを持ち、成人病や老化防止に効果があります。
    • オリゴ糖:ビフィスス菌を増やし悪玉菌の増殖を抑えます。また、腸の運動を活発にし、免疫力向上や発がん性物質を分解する効果があります。
    • カルシウム:歯や骨を作り、精神を安定させイライラすることを予防します。
    • ビタミン:特にビタミンE・B1・B2・ナイアシンを豊富に含みます。ビタミンEは血行を良くするので美肌や肩こり解消に効果があり、ビタミンB・ナイアシンは皮膚や粘膜の健全化に効果があります。

     

     

    豆乳の種類と選び方について

    次に、豆腐を選ぶ時のポイントについて話をしていきます。

    その前に、豆腐には色々な種類があるので、まとめておきます。

     

    豆腐の種類

    1. 豆腐

    • 木綿豆腐:大豆から熱湯によりタンパク質などの可溶成分を抽出したもの(豆乳)に凝固剤(にがりなど)を加えて凝固させたものを崩し、型箱に移し、圧搾・成型したもの。
    • 絹ごし豆腐:豆乳と凝固剤を型箱の中で混合し、全体をゼリー状に凝固させたもの。
    • 充填きぬごし豆腐:豆乳をいったん冷却し凝固剤を混入した後、包装容器に注入密封の上加熱し、全体をゼリー状に凝固させたもの
    • 焼き豆腐:もめん豆腐を圧搾、水切りした後、焙焼したもの

    2. 豆腐加工品

    • 油揚げ:木綿豆腐を薄く小さく切って圧搾・水切りし、低温の植物油で揚げたのち、さらに高温の植物油で揚げたもの。
    • 厚揚げ:木綿豆腐又はきぬごし豆腐を水切りしてから高温の植物油で揚げたもの
    • がんもどき:木綿豆腐を崩し、水切り後、具(ごぼう、人参など)を入れ、成型し、低温の植物油で揚げたのち、さらに高温の植物油で揚げたもの

     

    まず、豆腐には木綿豆腐などの純粋な豆腐と、油揚げなどの豆腐加工品に分類されます。

    豆腐加工品は、高温の植物油で揚げておりますので、身体にとっては良いものではありませんので避けることをオススメします。

    基本的に選ぶときには、豆腐に分類されている食品を選択することが前提です。

     

    それを踏まえた上で、豆腐の選び方は3つです。

    1.  国産大豆100%のもの

    →パッケージに国産大豆100%と記載されたものを選択しましょう。輸入大豆が使われている豆腐は遺伝子組み換え技術を使用した大豆が多いこと、日本に輸入するときに防腐剤などの大量の薬剤がかけられている可能性が高いためです。

     

    2. 天然のにがりだけで作られたもの

    →豆腐は豆乳を凝固されて作られるものですが、科学的に作られた凝固剤「グルコノデルタラクトン」が使用されている豆腐は身体に悪いです。この凝固剤は少ない豆乳でも固まりコストダウンに繋がるため、使用されています。成分表示に「塩化マグネシウム」や「天然にがり100%」と記載されている豆腐を選択ししましょう。

     

    3. 消泡剤不使用のもの

    →製造する過程において、豆乳を加熱すると泡が発生しますがそれを防ぐために、消泡剤という食品添加物が使われているものがあります。成分表示に明記が義務付けられていないため、「消泡剤不使用」と明記されているものを選択しましょう。

     

    マゴワヤサシイを中心の食生活を意識する。

    今回は、豆腐の栄養や効能、選ぶときのポイントについて解説をしていきました。

     

    豆腐は低カロリーでタンパク質や機能栄養素も非常に豊富なため、ダイエットだけでなく健康づくりのためにも毎日摂取していくと良いでしょう。

     

    摂取のポイントとしては「マゴワヤサシイ」を基本として献立を考えていくことです。

    詳しくは、ファスティングについて解説しているこちらの記事をお読みください。

    正しいファスティング理解してる?パーソナルトレーナーが徹底解説!

     

     

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