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  • セロトニンを分泌させる方法とは?

    2021年3月18日
    ファスティングライフスタイル

    セロトニンを分泌させる方法とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    前回のドーパミンの記事に引き続き、今回も健康づくりに欠かせないホルモンである、

    「セロトニン」について詳しく解説をしていきます。

     

    セロトニンの役割

    健康に関心がある方は、「セロトニン」についてご存知の方も多いと思います。

     

    セロトニンは、脳内で働く神経伝達物質の1つで、主に感情や気分のコントロール・精神の安定に関わるホルモンの一種です。

    その効果は精神面だけに留まらず、消化や排便・体温調整にも関与しており、セロトニンが体内に多いほど、精神的にも身体的にも健康であると言えます。

     

    また、セロトニンはドーパミンとノルアドレナリンの制御にも関与しています。

     

    ドーパミンは意欲や向上心、目標や夢に向かって行動するときに分泌されますが、過剰に分泌されると幻想や妄想、中毒に陥ることもあります。

    ノルアドレナリンは身体を取り巻く環境からのストレスに対抗できるように調整する作用がありますが、こちらも過剰に分泌されると、心拍が乱れたり、息苦しくなります。

     

    セロトニンはこれらのホルモンの「指揮者」の役割をして、コントロールする役割も持っています。

     

    セロトニン不足で起きる症状

    セロトニンが不足してしまうと、このような症状が現れてきます。

    • ストレスを感じて、イライラしやすくなる。
    • 攻撃的になり、キレやすくなる。
    • 向上心や仕事への意欲が低下する。
    • 慢性的な疲労感を感じる。
    • 睡眠障害を引き起こす。
    • 顔面や咀嚼筋の筋力が低下する。
    • 抗重力筋の筋力が低下し、姿勢が悪くなる。

     

    このような症状が出ると、人間関係にも悪影響を及ぼすため、セロトニンの分泌を日々の生活の中で高めていくことが非常に重要です。

     

    セロトニンを増やす方法

    では、セロトニンを増やす具体的なアクションプランをご紹介します。

     

    1. 太陽の光を浴びる(特に朝陽の刺激を入れる)

    セロトニンは太陽の光を浴びると分泌が促進されます。紫外線も気になるところですが、1日20分〜30分、できれば朝に浴びることで、充実した1日を過ごすことができます。

     

    2. トリプトファンが豊富な食品を摂取する。

    セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから合成されるため、トリプトファンが豊富な大豆・卵・魚・肉・ナッツ・バナナ・ゴマなどの食品を日頃から取り入れることで、セロトニンを増やすことができます。

     

    3. リズミカルな運動を日々の生活に取り入れる。

    リズミカルな運動をすることで、セロトニンのが分泌されることが研究で分かっています。リズミカルな運動とは、ウォーキングや呼吸(ヨガや瞑想)・咀嚼などを指し、普通に生活していたら行われることですが、意識的に取り入れることがポイントです。

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  • ドーパミンを正しく分泌させる方法

    2021年3月17日
    デトックスライフスタイル食事

    ドーパミンを正しく分泌させる方法

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    「ドーパミン」という神経伝達物質は、皆さんもご存知だと思いますが、

    この物質を正しく分泌させることは、健康になるために非常に重要なことです。

     

    そこで、今回はドーパミンについて解説をしていきます。

     

    ドーパミンについて

    ドーパミンは、脳の側坐核という部位から分泌される神経伝達物質のことで、

    別名「快感のホルモン」とも呼ばれています。

     

    このホルモンが分泌されると、

    • やる気や幸福感が感じられる。
    • 集中力が高められる。
    • ポジティブな思考になる。

    など、非常に良い効果を私たちにもたらしてくれるので、日頃からドーパミンを出すことを意識していくことで、毎日充実した日々を過ごすことができます。

     

    ドーパミンを増やす方法

    ドーパミンを色々なアプローチによって分泌を促すことができます。

    その代表例としては以下になります。

     

    1. 運動をする。

    運動をすると、ドーパミンの分泌が高まります。仕事で疲れた時は休憩して、軽く外で運動をするとそのあとの仕事への集中力が増します。また、ベストなタイミングは朝です朝に日を浴びることでセロトニンも分泌させることができるため、朝早く起きて30分程度のウォーキングや筋トレを行うことがオススメです。

     

    2. 食事でタンパク質を意識して摂取する。

    ドーパミンは、アミノ酸のフェニルアラニンとチロシン[keikou]から構成されます。そのため、それらの栄養素が豊富に含まれるタンパク質を摂取することがポイントです。多く含まれる食品は[keikou]大豆や卵、バナナ、アーモンド、アボカドなどです。

     

    3. 腸内環境を整える。

    ドーパミンは脳の側坐核から分泌されますが、最近になって腸からも分泌されることが分かりました。腸内環境を整えるために、食物繊維や乳酸菌などを積極的に摂取することもポイントです

     

    4. 新しいことにチャレンジする。

    新しいことにチャレンジすると、脳が活性化されてドーパミンが分泌されます。特に音楽や絵、何かを作ったりする創造行為をすることがオススメです。

     

    その他にも、好きな音楽を聴いたり、瞑想することでドーパミンの分泌が促されることが明らかになっています。

    これらの様々なアプローチを生活の中で取り入れていくと良いでしょう。

     

    ドーパミンの悪い出し方もある。

    ドーパミンは私たちに良い効果を与えてくれますが、一方でドーパミンには悪い分泌のさせ方も存在しています。それは、所謂「中毒」と呼ばれる類のものです。

    その代表的な例は、アルコール・タバコ・ギャンブル・加工食品・ジャンクフード・SNSです。

     

    これらの行為はドーパミンを過剰に分泌させて、「またあの幸福感を味わいたい」という中毒症状を引き起こすため、一度ハマってしまうと非常に危険です。

     

    なので、悪いドーパミンの出し方ではなく、正しいドーパミンの出し方で健康を作っていきましょう!

     

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  • 関節がポキポキ鳴るのは大丈夫なの?

    2021年3月16日
    トレーニング痛み改善

    関節がポキポキ鳴るのは大丈夫なの?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    先日パーソナルを受けたクライアントから、「膝がポキポキ鳴るんですけど、大丈夫でしょうか?」

    ということをご質問いただきました。

     

    そこで今回は、関節音の原因について解説をしていきます。

     

    関節音には2種類ある。

    まず始めに、関節音には大きく2種類が存在していると言われています。

     

    1つは、単発でポキっとなる生理現象の関節音

    そしてもう1つは、1日に何度も音がなる関節音です。

     

    まず1つ目の生理現象としての関節音が出るメカニズムを解説すると、

    関節の中には、関節包という袋状の組織があり、その中には滑膜が存在しています。

    関節内は陰圧といって外よりも圧力が低い状態に保たれているのですが、関節が急に曲がったり、引っ張られることによって、より強い陰圧となり、気泡が発生します。

     

    その気泡が弾ける音が関節音であるというのが、今のところ推測されています。

    (まだ、科学的に立証されているわけではありません。)

     

    このタイプの関節音は、生理現象なので鳴っても、心配する必要はありません。

     

    そして、2つ目が、何度も繰り返し音が鳴る関節音です。

    このタイプの関節音は、腱や靭帯・軟骨などの軟部組織が硬くなったり、擦れていることで摩擦が起こって発生していると考えられています。

     

    そのため、組織の摩擦によって痛みを生じたり、最悪は変形性の関節症に繋がる可能性があるので、あまり何度も鳴らしすぎることは良くありません。

     

    米国リウマチ学会が、合計3,495人の参加者を対象にした研究によると、関節音の頻度が高い人ほど、変形性膝関節症になる人が多いということが明らかになっています。

     

    そのため、膝が常に鳴っていたり、関節に違和感を感じている方は関節音を鳴らし過ぎないように注意して、早めに病院を受診することをオススメします。

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  • 「GABA」は実際に効果があるのか!?

    2021年2月23日
    ライフスタイル睡眠食事

    「GABA」は実際に効果があるのか!?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

    最近コンビニのお菓子に、「GABA」のチョコレートが売られていますね。

     

    最近になって、色々な場面で「GABA」について目にするようになりましたが、果たして効果があるのか?ということを、今回は解説していきます。

     

    GABAとは?

    GABAとは、γアミノ酪酸のことを指しており、自然界の広く存在するアミノ酸の一種です。

     

    一般的には、哺乳類の脳や脊髄などの中枢神経に多く存在しており、ドーパミンなどの興奮系の神経伝達物質の過剰な分泌を抑制する働きを持っています。

     

    GABAは以下のような効果があると言われています。

    • リラックス効果
    • 抗ストレス効果
    • 血圧の降圧効果
    • 睡眠の質の改善効果

    現代人はストレスにさらされることが多いため、「GABAを摂取してリラックス効果を高めよう」ということで、GABA含有のお菓子やサプリメントが販売されています。

     

    しかし、GABAを口から摂取しても、実際には脳に届かないということが分かっており、GABAを多く摂取しても上記の効果が得られるとは科学的には言えないことが分かっています。

     

    GABAは口から摂取しても効果が薄い

    では、なぜGABAを摂取しても、脳には届かないのでしょうか?

    その理由は、「血液脳関門」という仕組みが働いています。

     

    血液脳関門(blood-brain barrier, BBB)とは、外の成分が脳内に入らないように守る仕組みのことです。

    通常、生体内では物質が自由に移行(取り込みや排出)していますが、脳組織への血液中からの物質の移動は制限されています。

     

    生体にとって、脳は非常に大事な組織なため、悪い物質を入れてしまうと命の危険があります。

    そのため、物質が入り込むのを自動的に防いでくれるというわけなんです。

     

    つまりGABAのサプリメントやチョコレートを食べたところで「効果が出る!」ということは、身体の仕組み上、期待はあまり持つことができません。

     

    なので、「GABAが大事だからサプリメントで補おう」というのは、現時点ではあまり意味がないのかなと思っています。

     

    GABA受容体は「腸」にも存在する

    「じゃあ、全く意味がないのか?」ということになってしまいますが、ここで1つ補足したいことがあります。

     

    それは、GABAの受容体は脳だけではなく腸にも存在しているということです。

     

    どういうことかというと、GABAが直接的に脳に影響されなくても、腸から間接的に影響される可能性があるということです。

     

    ご存知の通り、腸は「第二の脳」とも言われており、脳と腸は相互に影響をしている脳腸相関があることも分かっています。(脳腸相関については、こちらをご参考ください)

     

    そのため、食品に含まれるGABAを腸内の受容器がキャッチするために、腸内環境を整えることが、サプリメントやチョコを摂るよりも大切だと思います。

     

    GABAに限らず、商品パッケージの宣伝に惑わされないようにアンテナを張っていきましょう!

     

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  • 身体のサビを防ぐ「SOD酵素」とは?

    2021年2月19日
    ファスティングライフスタイル

    身体のサビを防ぐ「SOD酵素」とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    「老化を防ぎ、ずっと若々しくいたい」というのは、誰しも願っていることです。

    そして、それを手助けしてくれるのが「SOD酵素」です。

     

    今回は近年注目されているSOD酵素について、詳しく解説していきます。

     

    SOD酵素とは?

    SODとは「スーパーオキシド・ディスムターゼ」であり、SOD酵素を日本語で訳すと「活性酸素不均化酵素」です。

     

    簡単にいうと、体内の活性酸素を除去する働きを持っている酵素のことで、「抗酸化作用」を持っています。

     

    SODはMcCordとFridovichによって1969年に発見されており、研究者の間ではかなり古くから知られていますが、近年になって私たちの身体の老化を防ぐために、SODが大切だということが言われるようになりました。

     

    活性酸素が私たちの身体に及ぼす影響

    SOD酵素は活性酸素を除去することができるわけですが、「なぜ活性酸素が身体によくないものなのでしょうか?」

     

    実は、私たちが呼吸で取り入れている酸素の約2%は活性酸素です。

    つまり、呼吸しているだけでも活性酸素は身体に作られるわけですが、少量の活性酸素は体内に侵入した細菌を倒して身体を守る働きを持っています。

     

    そのため、活性酸素が全部悪い、というものではありません。

    活性酸素が身体の中で増えすぎることで、「害」になるということです。

     

    活性酸素が体内に増えると、鉄と反応して「酸化=身体のサビ」が起きたり、脂質と反応して血管中にこびりつく過酸化脂質を作ります。

     

    それによって、しみ、しわなどの老化・ガン・脳卒中・糖尿病・心筋梗塞などの深刻な病気が起こりやすくなることが分かっています。

     

    活性酸素が体内に増えてしまう原因は、紫外線・排気ガス・化学物質・食品添加物・酸化した油脂・ストレスなどです。

     

    つまり、日頃の食生活や生活習慣が悪いことで、どんどん身体がサビて老化してしまうことになってしまいます。

     

    そうなることを防ぐための1つの対策として、SOD酵素を取り入れることが大切なんです。

     

    SOD酵素が活性される食品

    では、SOD酵素を活性させるためには、どのような食品を摂れば良いのでしょうか?

     

    SOD含有食品としては、主に以下が挙げられます。

    • ルイボス
    • カバノアナタケ
    • 米胚芽
    • 大豆
    • メロン
    • 落花生種子

     

    特にオススメは「ルイボスティー」です。

    ルイボスティーについては、こちらで解説しているので、詳しくはこちらをご一読ください。

     

    Cutlerによると、SOD酵素は生物の寿命を決定する因子であることが分かっており、SOD酵素の生成は20歳をピークにして、40歳を越える頃にはどんどん低下していきます。

     

    普段の生活習慣や食生活を見直して、身体のサビ対策を行なっていきましょう。

     

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  • 痩せ型の人でも多い「脂肪肝」の原因と対策法

    2021年2月4日
    ライフスタイル

    痩せ型の人でも多い「脂肪肝」の原因と対策法

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    今回は、年々増加している「脂肪肝」について、

    • 脂肪肝とは?
    • 脂肪肝の原因は?
    • 脂肪肝を改善・予防する方法

    この3つのトピックで解説していきます。

     

    脂肪肝とは?

    脂肪肝はその名の通り、肝臓が脂肪化してしまっている状態のことを指します。

    特に中性脂肪が過剰に蓄積して、1/3(約30%)以上の肝細胞が脂肪化されている状態のことです。

    イメージは、肝臓がフォアグラのようにトロトロになってしまっている感じです。

     

    そして、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、病気が進行しても気づかないことが多いため、

    持続すれば肝障害、肝臓ガンになってしまう危険があります。

     

    最近、食生活の変化や成人病の増加によって、年齢が若くても脂肪肝になる方が増えているため、

    自分自身で日頃から対策することが大切になってきます。

     

    脂肪肝になる原因

    では、なぜ脂肪肝になるのか?その原因は何か?ということについてです。

    脂肪肝の原因は、多くの場合1つではなく、複数が重なって起きます。

    それはズバリ「肝臓に負担をかける生活」です。

     

    その一番大きな問題が食生活です。

     

    糖質と脂質の摂り過ぎ

    食事から摂った脂質は、小腸で吸収された後、肝臓で脂肪酸に分解されます。

    また、糖質はブドウ糖に分解され小腸で吸収された後、肝臓に運ばれていきます。

    しかし、糖質と脂質を摂り過ぎてしまうと、使えなかった分が肝臓で脂肪に蓄積され、脂肪肝になります。

     

    アルコールの飲み過ぎ

    肝臓の役割の1つとして、解毒作用があります。

    アルコール=毒なので、身体の中にアルコールが入ってくると肝臓が働いて、アルコールを毒性の低い物質に分解していきます。

     

    しかし、アルコールを飲み過ぎてしまうと、肝臓が分解しきれなくなってしまい中性脂肪の合成が進んでしまい、結果的に脂肪肝になってしまいます。

     

    つまり、普段の食生活の乱れが積もっていき、脂肪肝に繋がるということが言えます。

     

    また、脂肪肝になりやすい人は以下の特徴があります。

    ・肥満度(BMI)が高い。

    ・中性脂肪が多い。

    ・コレステロール値が高い。

    ・尿酸値が高い。

    ・加齢(年齢が高いほど脂肪肝になりやすい)

    ・肥満

    ・糖尿病(インスリン抵抗性が高まるため)

    ・運動不足

     

    もし、食事の摂り過ぎ以外にも、このような特徴に当てはまる方は要注意です。

     

    脂肪肝を改善・予防する方法

    最後に、脂肪肝を改善・予防する方法についてです。

     

    脂肪肝は可逆性があり改善ができるため、早めに対策するに越したことはありません。

     

    改善・予防方法については、主に下記の通りです。

    1. 糖質・脂質の摂り過ぎをやめる。

    2. アルコールの飲み過ぎをやめる。

    3. 毎日30分以上の運動を習慣にする。

    4. 定期的にファスティングを行い、肝臓を修復する。

     

    1と2については、先述した通りなので、食べ過ぎ・飲み過ぎをやめることによって、脂肪肝を防ぐことができます。

     

    運動不足については、筑波大学の研究チームが1日30分以上の運動(特に有酸素運動)を行うことで、脂肪肝が改善されることが分かっています。

    運動によって、脂肪が分解されて脂肪酸を燃焼していくことができるため、しっかりと動くことも脂肪肝を予防する上で非常に大切です。

     

    そして、定期的なファスティングをすることも脂肪肝の予防に有効です。

    身体に溜まった毒素は多くが脂肪に蓄積されており、それらは普段食事を摂っていると排泄することができません。

     

    しかし、3日間や5日間のファスティングをすることによって、脂肪の分解・身体に溜まった重金属や化学物質のデトックス・肝臓や腎臓などの細胞の再生を促すことができるため、脂肪肝になっている人でも改善することができます。

     

    ただし、自己流で行う断食は危険が伴い、むしろ逆効果にもなり兼ねないので、必ず専門家の指導の元行うようにしてくださいね。

     

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  • 鼻呼吸を取り入れる『3つのメリット』とは!?

    2021年1月18日
    ライフスタイル

    鼻呼吸を取り入れる『3つのメリット』とは!?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    突然ですが、皆さんは「呼吸」を意識したことはありますか?

    呼吸は1日に20000〜30000回行われており、人間は呼吸を5分しなければ死んでしまうくらい大事です。

     

    しかし、現代人は「呼吸の仕方」を間違っている人がとても多いということを知っていますか?。

    「口呼吸」をしている人は、健康上様々な問題が生じるのに対して、「鼻呼吸」は身体にたくさんのメリットをもたらしてくれます。

     

    そこで今回は、鼻呼吸の3つのメリットについて解説していきます!

     

    鼻呼吸のメリット❶免疫力が高まる。

    鼻呼吸のメリットの1つ目は「免疫力が高まる」ことです。

    実は、呼吸の仕方だけで免疫力が変わってきてしまうんですね。

     

    その理由については、口呼吸と鼻呼吸で「バリア機能」が大きく異なるからです。

    外気には、ウイルスや花粉など冷たく乾いた異物がたくさん含まれており、口呼吸をすることで異物が咽頭や喉頭、つまり喉に直接付いてしまいます。

    そのため、口呼吸が習慣になっている人は、呼吸器系疾患・アレルギー・皮膚疾患・精神性疾患などの様々な病気にかかりやすいのです。

    また、口呼吸をすると口内が乾燥して唾液の分泌が減るため、口臭や虫歯の原因にもなります。

     

    「人間が発症する病気の7割は口呼吸が原因」と言われるほど、普段から口呼吸をすることのメリットは全く無いんです。

     

    一方で鼻呼吸はウイルスや病原菌を防ぐことができる呼吸法です。

    鼻には「鼻毛」があり、鼻毛は天然のフィルターとなって異物をブロックする機能を持ちます。

    また、鼻腔にある「鼻腔粘膜」が鼻毛でブロックしきれなかった小さな異物を絡め取ってくれます。

    そのため、鼻呼吸をするだけで、免疫力を高めることに繋がることになるんです。

     

    鼻呼吸のメリット❷疲れにくい身体になる。

    鼻呼吸のメリット2つ目は「疲れにくい身体になる」ということです。

    そのメカニズムとして関係するのが「二酸化炭素濃度」「一酸化窒素」です。

     

    まず、二酸化炭素濃度についてですが、口呼吸をすると体内の二酸化炭素濃度が薄くなってしまうんです。

    二酸化炭素は悪いもの、というイメージがありますが、二酸化炭素が口呼吸によって必要以上に排出されると、各臓器に酸素を供給する動脈が細くなってしまい末梢の循環が悪くなってしまいます。

    さらに、二酸化炭素濃度が低くなると、赤血球が酸素を離しにくくなり、全身の細胞に酸素が十分に届けられなくなります。

     

    その結果、細胞が酸素不足に陥り、疲れやすくなったり不調を感じやすくなってしまうんです。

     

    次に、「一酸化窒素」についてです。

    鼻呼吸をすると、副鼻腔粘膜という部位から一酸化窒素が分泌されます。

    そして、この一酸化窒素は、血管を拡張したり機能を持っており、これによって酸素を全身に供給しやすくなります。

    つまり、全身の細胞が元気に活動できるため、疲れにくい身体へと繋がっていきます。

     

    鼻呼吸のメリット❸姿勢が良くなる。

    鼻呼吸のメリット3つ目は「姿勢が良くなる」ことです。

    なぜ姿勢が整うのかというと、鼻呼吸をすると「横隔膜」が使えるからです。

    横隔膜は、肋骨の下にドーム状に付いている「呼吸筋」で、この筋肉が弱くなると、呼吸が浅くなり、姿勢を保つことができなくなってしまいます。

     

    そして、鼻呼吸をすると鼻粘膜が刺激されて、横隔膜の活動が増えるということが分かっています。

     

    猫背や肩こり、腰痛などの身体の悩みがある方は、横隔膜がしっかり働いておらず、呼吸が間違っている可能性が非常に高いので、正しい呼吸をするアプローチがとても大切です。

     

    今回は、鼻呼吸の3つのメリットについて解説しました。

     

    鼻呼吸をすることで、

    1. 免疫力が高まります。
    2. 身体が疲れにくくなります。
    3. 姿勢が良くなります。

     

    是非日頃の生活で「呼吸の仕方」を意識してみてくださいね!

     

    参考文献

    1. 渡海裕文ら(1999)「鼻呼吸の重要性について」

     

    追伸

    僕が以前、大手パーソナルジムでお世話になった方が青山に新店舗をオープンするとのことです。

    ジムとエステが受けられる数少ないジムなので、青山にお住いの方は是非!

    【ジム×エステ】南青山のパーソナルジムQUALITAS公式サイト

    【ジム×エステ】神楽坂のパーソナルジムQUALITAS公式サイト

    【ジム×エステ】QUALITAS公式サイト

     

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  • ケトン体代謝によって起きる「ケトフル」とは?

    2021年1月14日
    ファスティング

    ケトン体代謝によって起きる「ケトフル」とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんは「ケトフル」という言葉をご存知でしょうか?

    今回は、ケトン体分泌に深く関わりがある「ケトフル」について、解説していきます。

     

    ケトフルとは?

    ケトフルとは、ケトン体がエネルギー源になって間もない時に生じる体調不良のことです。

    その症状がインフルエンザに近いことから、ケト・インフルエンザ(通称ケトフル)と呼ばれています。

     

    なぜ、ケトフルが生じるのかというと、糖質制限や絶食による糖分の禁断症状が考えられます。

     

    私たちの身体は本来、糖質をエネルギー源としていますが、絶食や糖質摂取を1日50グラム以下に抑えることで、脂肪から分解されて作られる「ケトン体」をエネルギー源にして、身体を動かせるようになります。

     

    ケトン体をエネルギー源とするケトン代謝になると、脂肪燃焼が促進されたり、βエンドルフィンが分泌されることで多幸感や集中力が増しやすいのですが、一方でケトフルのような症状が起きてしまう方も中にはいらっしゃいます。

     

    ケトフルの主な症状としては、以下が挙げられます。

    ・頭痛

    ・めまい

    ・筋力低下

    ・便秘

    ・倦怠感

    ・喉の痛み

    ・身体の痛み

     

    では、ケトフルになりやすいのはどういう人かというと、「糖質過多な食生活をしている人」です。

     

    身体には「ホメオスタシス」と呼ばれる恒常性機能が備わっており、いきなり糖質が制限されることで身体に「危険だ」というサインを知らせます。

     

    それによって、体調不良に陥ったり、身体に何らかの影響を及ぼすことになるわけです。

     

    なので、ケトフルを防ぐためには日頃から糖質過多にならないように、バランスを整えることがポイントです。

     

    また、ケトフルの症状が出た時は水分をしっかり摂っていただき、微量ミネラルをサプリメント等で補ってくださいね。

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  • アレルギーを改善したい人はファスティングをしよう!

    2021年1月12日
    ファスティング

    アレルギーを改善したい人はファスティングをしよう!

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんはアレルギーを持っていますか?

    現代人は、何かしらのアレルギーを持っている人が非常に多いですが、昔はアレルギーという概念自体が存在しなかったと言われています。

     

    では、なぜアレルギーにかかってしまうのか?

    また、ファスティングをするとアレルギーが改善されるということについて解説していきます。

     

    アレルギーが増加したきっかけ

    先述したように、昔はアレルギーになっている人はほとんど存在していませんでした。

    しかし、近代でアレルギーが増えたきっかけは、「化学工業の発展」です。

     

    化学工業の発展によって、私たちの生活は非常に便利になりましたが、

    その反面、アトピーや食物アレルギーなどが増加することになりました。

     

    私も子どもの頃はアトピーを持っていて、今でも肌が弱いです。

    例えば、ユニクロなどのヒートテックやニットに使われている、アクリルやポリエステルなどの化学物質が肌に触れると、痒くなって湿疹が出てしまいます。

     

    また、添加物がふんだんに入ったコンビニのスイーツなどを食べると、肌がガサガサしてきて、吹き出物が出てしまうこともあります。

     

    そのため、私たちが普段当たり前に使っている、食べているものがアレルギーを引き起こしている原因になっている可能性が非常に高いということです。

     

    ファスティングを行うとアレルギーが解消する?

    私たちの生活には石油由来の化学物質や重金属・食品添加物が、ふんだんに使われているので、全てを避けることは難しいです。

     

    そして、それらの化学物質は脂肪に「脂肪毒」として蓄積されるため、便や尿にも排出しきれないことが多いんです。

     

    ではどのように排出するかというと、それが「ファスティング」です。

    ファスティング期間中は身体が「飢餓状態」に陥ります。

     

    そうすると、身体にある脂肪やタンパク質を分解してエネルギーを生み出そうとするため、その分解過程で化学物質や添加物が血中に出て、それが便や尿として排出することができるわけです。

     

    なので、ファスティングを何回も行うことで、「アレルギーが改善した」という人もいらっしゃいます。

    ポイントは1回だけではなく、何回も行うことで徐々に改善されるということです。

     

    是非ファスティングを習慣化していきましょう!

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  • なぜファスティングをすると好転反応が起きるのか!?

    2021年1月10日
    ファスティング未分類

    なぜファスティングをすると好転反応が起きるのか!?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    皆さんは、「好転反応」というものをご存知でしょうか?

    ファスティングをやったことのある方は、この「好転反応」を誰しも経験すると思います。

     

    今回は、なぜ好転反応が起きるのか?について解説していきます。

     

    好転反応とは?

    好転反応とは、身体が良い状態へとなっていく過程で一時的に起きる様々な反応のことです。

    主な好転反応は下記になります。

    感覚:倦怠感・悪寒・集中力の低下・吐き気

    痛み:頭痛・腰痛・関節痛

    皮膚系:吹き出物・アトピー・発疹

    粘膜系:鼻水・喉の乾き

    便:便秘・下痢

    その他:肩こり・めまい・発熱・眠気

     

    ファスティング中は上記のような反応が出る場合がありますが、これらは身体が良くなる過程で出るものであって、ネガティブなものではありません。

     

    好転反応が全く出ない方も中にはいらっしゃいますが、強く出る方は以下のような人です。

     

    ・普段から食生活が乱れている人

    ・暴飲暴食をしている人

    ・肉、脂肪の多いものをよく食べる人

    ・加工食品、添加物、精製糖をよくとっている人

    ・初めてファスティングをする人

     

    ファスティングで強く好転反応が出るという人は、それだけ悪いものが身体に溜まっていたとも言えます。

    途中で好転反応が出たとしても、相当ひどい場合を除いて中止しなくても良いので、身体と相談しながら続けてください。

     

    なぜ好転反応が起きるのか?

    では、ファスティングをするとなぜ好転反応が起きるのか?というメカニズムについて解説をしていきます。

     

    まずファスティングをすると、エネルギー源である糖質が枯渇します。

    すると、身体はエネルギーを得るために、体内のタンパク質や脂肪を分解してエネルギーを作ろうと働きます。

     

    そして、その分解した細胞の中に含まれているのが、化学物質や重金属・添加物などの毒素で、毒素が血液中に出て全身に回ることで、好転反応の症状が現れます。

     

    それらの毒素は、脂肪を中心とした細胞内に蓄積しており、便や尿・汗から排出しきれていないものですが、ファスティングをすることで細胞から血中に出て、老廃物として体外に排出することができるんです。

     

    これがファスティングによる「デトックス効果」[keikou]になります。

     

    なので、好転反応が出ることは、身体の中がデトックスされている証拠ですので、むしろポジティブに捉えていくと、ファスティング期間を乗り越えることができると思います。

     

    好転反応が起きた時の対処方法

    ファスティング中に好転反応が起こった時の対処方法は主に3つです。

    [aside type="lime"] 1. 酵素ドリンクを少量飲む。
    2. 休息をとる。
    3. 早めに寝る。
    [/aside]

     

    酵素ドリンクを少量飲む。

    酵素ドリンクを少量飲むことで、身体のエネルギー源である糖質を補給することができ、症状を緩和させることができます。

    ファスティング3日目以降はエネルギー源が[keikou]脂質(ケトン体)になるため、好転反応はほとんどなくなるので、1日目・2日目には非常に有効です。

     

    休息をとる。

    好転反応が出たときに一番やってはいけないことは、薬を飲むことです。

    せっかくデトックスしている最中に薬を飲んでしまうと、ファスティングで得られる効果が低くなってしまいます。

     

    そのため、好転反応が出たときは素直に休息を取ることが大切です。

     

    早めに寝る。

    好転反応が出た時に一番良いのは、「寝ること」です。

    特に夜はウィルパワーがなくなり、身体に好転反応が出やすくなります。

     

    そのため、夜は早く寝ることが、好転反応が起きた時に非常に有効です。

     

    正しいファスティングの方法についてはこちらをご是非ください。

     

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