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ファスティングで腸をリセットしよう!
2020年11月18日デトックスファスティング食事ファスティングで腸をリセットしよう!
こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。
本日のテーマは、「ファスティングで腸をリセットしよう!」
これについて解説していきたいと思います。
現代の生活は腸に負担をかけている。
さて、最近こんなお悩みはお持ちではないでしょうか?
- 最近便秘が続いている。
- 普段から腹痛になることが多い。
- 下痢をすることが多い。
- 便がとても臭う。
- 何だか身体が重くてだるい。
- つい甘いものを食べてしまう。
- 肌荒れすることが多い
もし上記のお悩みを持っていたら、それは「腸」が原因である可能性が高いです。
なぜなら、私たちが生きる現代社会では、知らないうちに腸にとても負担をかけているからです。
高脂肪食、添加物の摂取、ストレス、化学物質・抗生物質。
これらは、腸内フローが乱れて、善玉菌を減らします。
一方で、悪玉菌がどんどん増殖していき、上記のような症状が現れている可能性が高いです。
また、腸は「消化・吸収」と「排泄」を行っています。
しかし、本来持っている機能が弱くなることで、未消化の食物が腸内に溜まり、有害な毒素の排出もできなくなっていきます。
それを長年放置してしまったら、いつかバケツの水が溢れてしまいます。
その結果、大腸ガンなどの深刻な病気にも繋がってしまいますので、今のうちから対策することが重要です。
ファスティングをすると腸が整う?
では、今からどのように対策していけばよいのでしょうか?
基本的に言われているのは、何かを「摂る」ということ。
その代表は、食物繊維・発酵食品・乳酸菌・ポリフェノールなどの抗酸化物質など。
これらを食生活で摂取することは皆さんもご存知だと思います。
ただ、僕はこれだけでは効果はそこまで臨めないと思っています。
なぜなら、元々身体に溜まっている化学物質や添加物を排出することができないからです。
濁ったお水の中にいくら綺麗なお水を加えたとしても、
濁りがちょっと薄くなるだけで、無色透明なお水にはならないと思います。
それと同じことなんです。
では、どのように身体に溜まった添加物や化学物質を排出することができるのか?
それが「ファスティング」なんです。
ファスティングで固形物を摂らないことで、身体には「オートファジー」というシステムが作動します。
オートファジーは、身体の中の古くなったタンパク質を再利用して、新しいタンパク質に作り変えることができるというもの。
その際に、化学物質や添加物も取り除いてくれて、腸内細菌や腸の細胞も入れ替えることができるのです。
また、ファスティング中は食べ物を食べないため、腸や肝臓を休息させることができます。
そのため、働きづらくなっていた消化・排泄機能も高められるというわけです。
なので、腸を整えるための最良の方法は「ファスティング」なんです。
脳と腸には密接な関係がある。
腸について話をしていきましたが、
ここで「脳と腸との関係」についてもお話しておきますね。
実は、脳と腸にはとても深い関わりがあります。
「脳腸相関」という言葉は、脳と腸が互いに影響を及ぼしあうことを指しています。
基本的に私たちの身体は、脳からの司令によって筋肉に内臓を動かしています。
しかし、腸だけは独自のネットワークを持ち、脳からの司令がなくても働くことができるんです。
例えば、
腸に病原菌が入ると、脳の不安が増加する。
ストレスを感じた時にチョコレートや脂肪分の多い食物などを求める。
上記のことは、脳と腸の間で深い関係があるからなんです。
つまり、腸内環境を整えることで、身体だけでなく脳にも良い影響を与えることができます。
そのためにも、
日頃から腸内環境を整える栄養素を摂ること。
定期的にファスティングをすること。
この2つを行なって、腸を綺麗にしていきましょう^ ^
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身体が焦げる!?老化の原因「AGE」について解説!
2020年11月17日デトックス食事身体が焦げる!?老化の原因「AGE」について解説!
こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。
本日は、「老化の原因であるAGE」について解説をしていきます!
AGEとは何か?
身体を老化させる原因の1つとして考えられているのが「AGE」です。
AGEを日本語で表すと「終末糖化産物」と言います。
AGEは、タンパク質に糖がくっついて劣化する「糖化」反応でできる物質です。
お肉やパンケーキを焼くと茶色くなると思いますが、それが「糖化」。
食べ物に含まれるタンパク質が糖にくっつくことでAGEが発生します。
そして、人間の肌や爪、筋肉、髪などは全て「タンパク質」で作られています。
つまり、人間の身体の中でもAGEは作られるというわけです。
体内のAGEが増えることで「身体がどんどん焦げていく」イメージです。
身体の焦げ=老化になり、身体のあらゆる不調や病気を起こしやすくなってしまうんです。
具体的には、
❶肌にハリがなくなり、シミやシワの元になる。
❷血管を老化させて、動脈硬化になる。
❸骨に溜まることで骨粗しょう症になる。
❹臓器に溜まることでガンになる。
❺脳細胞が破壊されて、アルツハイマーになる。AGEが身体の中で増えることは、上記のような残念なことばかりが起きてきます。
なので、日頃からAGEを身体に溜めない「糖化対策」が必要になります。
身体にAGEを溜めない具体的な対策法
では、AGEの怖さが分かったところで、身体にAGEを溜めない具体的な対策法をお話しします。
1. 食ベ物に含まれるAGEを極力避ける。
1つ目は「食べ物に含まれるAGEを極力避けること」です。
AGEが身体に増えるルートは、
❶食事で摂ったものの蓄積
❷体内のタンパク質そのものの2通りです。
なので、まず第一に、AGEが多量に含まれている食べ物を避けることがポイントです。
AGEが多い食べ物は、
ジャンクフード・スナック菓子・ステーキ・スイーツ
などです。
特に「揚げ物」が最もAGEが多いので、日頃から揚げ物を食べることは控えましょう。
2. ビタミンや抗酸化物質を摂取する。
先ほどのAGEが多量に含まれる食品を摂る代わりとして摂りたいのが、
ビタミンや抗酸化物質です。
具体的なオススメを下記にまとめました。
・ビタミンB1:玄米、豆腐、枝豆、カツオ、豚もも、豚ヒレなど
・ビタミンB6:玄米、さつまいも、鶏むね、鶏ささみ、カツオ、バナナなど
・ビタミンC:果物、野菜、さつまいもなど
・カテキン:緑茶、大豆など
・クエン酸:梅干し、酢、レモンなど
・カルノシン:鶏むねなど
・αリポ酸:緑黄色野菜など
・アントシアニン:ブルーベリーなどのベリー類
・ポリフェノール:ワインなど
日頃から、これらの栄養素を多く含んだ食材を選択することで、AGEの蓄積を防ぐ、つまり老化を防止することができます。
ビタミンや抗酸化物質を意識した食事を取り入れましょう!
3. 血糖値の上昇を防ぎ、体内で糖質を余らせない。
3つ目は「血糖値の上昇を防ぎ、体内で糖質を余らせない」ことです。
AGEはタンパク質と糖質が反応することで発生します。
つまり、身体の中で糖質が余ると、タンパク質と組み合わさってAGEを作ってしまいます。
それを防ぐためには、血糖値の急上昇を防ぐ食事がポイントです。
具体的には、
❶血糖値を急上昇させる精製糖(白い砂糖)を含んだ食品を避ける。
❷白米やパン、パスタなどのGI値が高い食品を食べ過ぎない。
❸「ベジファースト」を意識し、野菜→タンパク質→炭水化物の順番で食べる。
これらを普段の食事に取り入れていくことが重要です。
また、シンプルに「食べ過ぎ」が体内で糖質を余らせます。
AGEが増えるだけでなく、内臓脂肪としても蓄積されていくので基本的には「少食」、腹8分目に留めるようにしましょう。
4. 調理温度に注意する。
4つ目は「調理温度に注意する」ということです。
AGEは調理する温度に大きく影響します。
唐揚げやジャンクフードなどの「揚げもの」は、200度近い高温で調理されています。
そのため、発生するAGEも多くなってしまうんです。
AGEの発生が少ない調理法から、
生→茹でる→蒸す→焼く→揚げる→電子レンジ→ローストになります。
普段の食生活ではできるだけ、生・茹でる・蒸す料理を中心にしていただくと良いです。
電子レンジも短時間での高温調理になるため、便利ですがなるべく避けることをオススメします。
これら4つは今日からすぐに実践できるものです。
日頃からのAGE対策を意識して、若々しい健康な身体を作っていきましょう!
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断食で痩せるために大切なポイントとは?
2020年11月15日デトックスファスティング断食で痩せるために大切なポイントとは?
こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。
本日は、「断食で痩せるために大切なポイント」
これについて、実体験を含めた解説をしていきます!
断食で痩せるために大切なポイントは〇〇!
「断食(ファスティング)で体重を落としたい!」
このような思いをお持ちの方は結構います。
それを達成させるために大切なことは何か?
結論から言ってしまうと、「回復期とその後の食生活」になります。
つまり、断食で痩せるためには「断食期間」ではなく、「断食後の期間」の方が重要です。
まず、断食期間で体重を落とすことはほぼ100%できます。
理由はシンプルで、「食べない」からです。
食べ物を摂らないということは、食べる分量が減るのはもちろん、身体の中にある滞留便や消化しきれていない食べ物、水分も抜けてきます。
そのため、3日間の断食をするならば、最低でも2キロから3キロは体重を落とす事ができます。
過体重の方であれば、5キロ前後落ちることもあります。
しかし、これは人間の仕組みとして当たり前なことです。
要は食べなきゃ痩せるよね、という話です。
そこでポイントになるのが、「断食が終わった後」です。
終わった後に爆食いをせず、少食でバランスの良い食事を組み立てていけるかにかかっています。
なので、断食で痩せるために大切なポイントは「断食が終わった後」ということをしっかりと理解しておきましょう!
具体的な回復食について
では、断食で痩せるために大切な回復食を具体例を挙げて解説していきます。
基本的に断食の回復期間は「2日」です。
この2日はいきなり消化の悪い食べ物やジャンクフードを入れると内臓が処理できないため、なるべく少食で消化の良い食べ物を食べるようにします。
回復食1日目
回復食1日目のメニューは、「スパーク大根・具なしの味噌汁・きゅうり」です。
スパーク大根とは、細かく刻んだ大根と昆布を40分煮込んで出汁をとった汁です。
この汁を最低でも1リットル飲みます。
大根と昆布によって腸内の汚れを綺麗に落とし、水分を多くとることで宿便を排出する事が狙いです。
断食明けの内臓は赤ちゃんのように敏感で弱いです。
まずはこのスッキリ大根によって内臓に「これから食べ物を入れるよ」とサインを送ります。
このスパーク大根を飲んだ後に胃腸が「ゴロゴロ」と鳴ってきます。
そこから便意を感じて、黒っぽい水便=宿便が出ます。
まず宿便を出す事で、身体の中に溜まった化学物質や農薬などを出し切る事がポイントです。
1日目はこのスパーク大根だけに留めておくことで、一気にリバウンドすることを防ぎます。
お腹が空いたら、断食で摂っていた梅干し・酵素ドリンクを摂りましょう!
回復食2日目
回復食2日目は、「お粥・味噌汁・少量の『まごはやさしいわ』食材」です。
2日目からは少しずつ固形物を摂っていきます。
ただし、肉・魚・卵・乳製品などの動物性タンパク質は3日目に入るまで控えます。
その代わり、まごはやさしいわ食材をいつもより少量で、よく噛んで食べてください。
2日目の食事で少量で抑えられると、爆食いすることを高い確率で防止できます。
この2日目までは、自分の身体のために何とか堪えましょう!
具体的な断食後の食生活について
「回復食の2日間が終わった!」
その後は自由な食事に戻りますが、痩せた体重をキープしたい、またはさらに痩せていきたいという人はここからの食生活が大事です。
まずは日頃から控えたい食べ物を挙げます。
控えたい食べ物は、ジャンクフード・揚げ物・精製糖を使ったお菓子やジュース・牛丼やカレーなどの一品ものです。
これらは現代人で増えている肥満の原因の代表となっている食品です。
断食したところで、普段の食生活が一向に変わらなければ意味がありません。
まずは上記の食品を避けた食材を選択することがポイントです。
その上で食べたほうが良いのは、先ほども出てきた「まごはやさしいわ」食材です。
まごはやさしいわについては詳しくこちらで解説をしています。
つまり「和食」を食べてくださいってことです。
基本的に普段から和食中心の食事をして太ることはほぼありません。
もちろん、お米の量やメイン食材の量には気をつけなければいけませんが、外食でもとりあえず「和食」を優先的に選ぶことで、過度なリバウンドは防ぐことができるでしょう。
断食を行うと、味覚が研ぎ澄まされ、加工食品を摂りたくなくなってきます。
是非終わった後も、健康的な身体づくりのために食べる食材を意識していただければと思います。
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最低でもこれは押さえるべき!ファスティングのやり方入門。
2020年11月14日ファスティング最低でもこれは押さえるべき!ファスティングのやり方入門。
こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。
本日は、
「最低でもこれは押さえるべき!ファスティングのやり方入門」と題して、
ファスティングをやる上でこれは押さえてほしい!と思うこと10選をご紹介します。
ファスティングをやる上で押さえてほしいこと10選
それでは早速、押さえてほしいこと10選を紹介していきますね!
1. 準備期・回復期を作る。
1つ目は、「準備期・回復期を作る」こと。
ファスティングは単純に食べない間だけの期間ではありません。
準備期・回復期を含めたトータルの期間がファスティングです。
いきなりファスティングに入って、終わったらすぐに普段の食生活に戻すことはできます。
しかし、断食は人間の生死を決めるほどかなり危機的な状況を作るので、人間の身体には「慣らす」期間が必要です。
準備期・回復期を最低でも2日間は取り、安全にファスティングを実施しましょう!
2. ファスティング終了後の爆食いを避ける
2つ目は、「ファスティング終了後の爆食いを避ける」こと。
回復期で消化の良い少食をしても、つい食欲が出て爆食いしてしまった!
ファスティングを行うと一度は経験することだと思います。
僕もファスティング後に好き勝手に食べて実験したことがありました。
すると、食欲が今までと比にならないほど強くなって現れます。
このループに入ってしまうと、中々抜け出せなくなってしまいますので、終了後の爆食は本当に避けたほうが良いです。
もし爆食いをしてしまったという時は、次の日に1日ファスティングをすることで身体を少しばかりリセットすることができます。
旅行や飲み会で食べ過ぎた・飲み過ぎた次の日に入れることがオススメです。
3. 酵素ドリンクを飲む
3つ目は「酵素ドリンクを飲む」こと。
ファスティング中に何も摂らない、というのは頭痛や吐き気といった症状が生じやすくなります。
これらの体調不良の原因の1つは「糖分不足」です。
人間の身体は糖質をエネルギー源として、頭や身体を動かすため、糖質がなくなると身体に様々なサインとして現れます。
それを防ぐために酵素ドリンクで最低限の糖分を補給することがポイントです。
(酵素ドリンクを飲む目的や選び方についてはこちらで詳しく解説しています)
4. 1日最低でも2Lの水分を飲む
4つ目は「1日最低2Lの水分を飲む」こと。
ファスティング中は食べ物を摂らないため、身体の中が「水分不足」になりやすい状態です。
特にカロリーの約60%を占める糖質(グリコーゲン)は、3倍〜4倍の水分を蓄積する特徴があるため、糖質を摂らないことで身体から水分が抜けていってしまいます。
それを防ぐためには、トータルで1日2リットルから3リットルの水分を飲むように心がけましょう。
ファスティング中の水分は水・白湯・カフェイン無しのお茶などです。
5.ビタミン・ミネラル系のサプリメントを飲む
5つ目は「ビタミン・ミネラル系のサプリメントを飲む」こと。
ファスティング中は水分だけでなく、身体が正常に動くために必要なビタミン・ミネラルも失われます。
それらが欠乏すると、頭痛や吐き気、倦怠感、筋肉の痙攣などの症状が出やすくなります。
特に摂ってほしいのは「マグネシウムと亜鉛」です。
マグネシウムはすべての細胞や骨に存在しており、300種もの酵素反応に関わっています。タンパク質の合成・神経伝達の制御・心機能の維持・神経伝達・筋収縮・血圧調節など、生きる上で欠かせない機能をサポートしています。
亜鉛は、生命維持や細胞の分化に深く関わり、不足すると不定愁訴の原因になります。また、体内の様々な酵素を正常に働かせるために必須のミネラルです。皮膚を守る・アレルギーを抑制する・成長を促す・骨を丈夫にする・味覚・視覚・嗅覚を正常にするなど、様々な役割をしています。
薬局に行けば、ビタミン・ミネラルのサプリメントが販売されているので、ファスティング中は是非摂取することをオススメします。
6.運動をしよう
6つ目は「運動をしよう」です。
ファスティングは運動と組み合わせることで、さらに効果を促進することができます。
特にオススメは「軽めの有酸素運動」です。
有酸素運動をすることで血流が良くなり、溜まった老廃物を排出しやすくなります。
また、脂肪燃焼が促進されるので、身体に蓄積した体脂肪を効率的に落としていくことができます。
ハードなトレーニングはしなくても良いので、軽めの運動を行っていくと良いです。
7.睡眠をしっかりとる
7つ目は、「睡眠をしっかりとる」こと。
ファスティング中は内臓が消化にエネルギーを使わないため、身体の細胞を新しくしたり、成長ホルモンを分泌することで、肌や筋肉の再生が促進されます。
しっかりと睡眠時間を取ることによって、その効果がさらに促進されますので、7時間〜8時間の睡眠を取ると良いです。
また、ファスティング中は夜に空腹感が強くなりやすいです。
早めに寝ることがファスティングを乗り越える上で結構大切なポイントです。
8.ネガティブ思考をやめる
8つ目からはファスティング中のマインドセットになります。
8つ目は、「ネガティブ思考をやめる」こと。
ファスティング中は身体に対して常にストレスがかかっている状態です。
空腹感・飢餓・頭痛・倦怠感など、様々な症状を体験することになるでしょう。
ただ、それらの症状も結局は自分の捉え方次第です。
「辛い、きつい、もう無理だ」とネガティブ思考で考える癖があると、ファスティング中は常に辛くなります。
一方でストレスをポジティブに捉えて、「このストレスは身体の細胞や内臓にとってはポジティブだ」と考えるのでは、得られる結果も相当変わります。
実際に、日頃からネガティブ思考の人はファスティング中もネガティブになりやすく、途中でリタイアする方がかなりいらっしゃいます。
是非ネガティブ思考ではなく、ポジティブに捉えてファスティングに臨むようにしましょう!
9.みんなで一緒にやる
9つ目は、「みんなで一緒にやる」こと。
「ポジティブになろう」と言っても、ファスティングを1人でやるのはオススメしません。
一番良いのは、友人や知人などの仲間と一緒にファスティングをやることだと僕は思います。
みんなで一緒にやるからこそ、同じ辛さを共有・共感できるものです。
僕も、今までファスティングをやるときは誰かしらと一緒にやっていました。
「次は1人でやって」と言われたら、多分無理です(笑)
是非、ファスティングをする際はみんなで一緒にやることをオススメします。
10.目的・目標を決めておく
10個目は、「目的・目標を決めておく」こと。
「あなたは何故ファスティングをやるんですか?」
「あなたはファスティングをすることで、どうなりたいんですか?」
この問いに対して、自分で回答できる状態にしてからファスティングに入るようにしましょう。
そして、ファスティング中は立てた目的・目標を常に心に留めておくようにしましょう。
そうすれば、ファスティングのストレスをポジティブに捉え、最後までやり切ることができます。
そして、その後の食生活も整い、健康的な身体を作ることにも繋がるでしょう。
「ファスティングやってみよう」と思ったら、まず目的・目標を立ててから行いましょう!
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断食に飲む酵素ドリンクの選び方について
2020年11月13日デトックスファスティング断食に飲む酵素ドリンクの選び方について
こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。
本日は、
「断食中に飲む酵素ドリンクの選び方」
これについて、解説をしたいと思います。
断食中に酵素ドリンクを飲む目的は?
断食で必ず登場するのが「酵素ドリンク」です。
酵素って何?
なんで断食中に酵素ドリンクを飲むと良いの?
これらを整理してお話していきますね。
まず「酵素」とは何ぞや?ということから。
酵素は大きく分けて2種類に分類することができます。
それが「消化酵素」と「代謝酵素」です。
消化酵素は、唾液に含まれる「アミラーゼ」や胃液に含まれる「ペプシン」などが代表です。
一言で言うと、食物を消化するために身体の中で働いてくれる物質です。
一方で代謝酵素は、「新陳代謝」や「ターンオーバー」が代表です。
身体の中でエネルギーを生み出したりする際に必要になってくるのが、代謝酵素です。
つまり、消化酵素も代謝酵素も人間が生きる上で必要不可欠なものなんです。
ただ、普段の食生活を送っていると、この2つのバランスが消化酵素>代謝酵素となっており、
食べ物を消化することばかりにエネルギーを使ってしまっているんです。
一方で、ファスティング中は消化酵素<代謝酵素となり、細胞の再生や代謝の向上、エネルギー産生など、身体の内部の働きを高めていくことができます、
つまり、ファスティング中はいかに代謝酵素を高めていけるか、がポイントになってきます。
そこで、登場するのが「酵素ドリンク」です。
酵素ドリンクといっても、そのまま身体の中で酵素として働いてくれるわけではありません。
(※酵素ドリンクは製造過程で「熱処理」が加えられるため、酵素は失われます。)
しかし、酵素ドリンクには「補酵素」が含まれ、酵素の働きを良くしてくれるんです。
だからこそ、ファスティング中は酵素ドリンクを摂取することがオススメです。
酵素ドリンクはどんなものを選べば良い?
ファスティング中に酵素ドリンクを飲むべきと話をしました。
ですが、酵素ドリンクであればどんなものでも良いという訳でもありません。
酵素ドリンクには選ぶポイントがあります。
- 完全無添加のもの
- 水やブドウ糖液糖などで薄められていない
- できれば旬の野菜や果物が使われているもの
1. 完全無添加のもの
市販で販売されている酵素ドリンクのほとんどは添加物が含まれている商品です。
そのため、成分表示を見て、野菜と果物のみが入っているドリンクを選びましょう。
ファスティングでせっかく身体がデトックスしているのに、添加物の入ったドリンクを摂ってしまうのはもったいないので、成分表示を見た上で買うようにしましょう。
2. 水やブドウ糖液糖などで薄められていない
成分表示で完全無添加かどうか確認する時に、水やブドウ糖液糖を使用していないドリンクを選ぶようにしましょう。完全な酵素ドリンクは純粋な野菜と果物のエキスのみを使っています。
3.旬の野菜や果物が使われているもの
できるだけ、旬の野菜や果物を使っている酵素ドリンクを選ぶことがオススメです。
旬の野菜や果物は、栄養価が高いため、ビタミン・ミネラルなども豊富です。
ファスティング中は栄養不足になるため、酵素ドリンクを飲むことで必要最低限の糖分やミネラルを補給していきます。
僕がオススメするのは、優光泉の「優光泉プレミアム」です。
完全無添加/水やブドウ糖液糖も不使用/旬の野菜や果物のエキスを抽出しているので、酵素ドリンクとしてはダントツでオススメした商品です。
ファスティングで代謝酵素にきちんと働いてもらうためにも、酵素ドリンクにこだわってみてはいかがでしょうか?
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ダイエットのために断食をするのは正しいのか?
2020年11月12日ファスティングダイエットのために断食をするのは正しいのか?
こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。
本日は、
「ダイエットのために断食をするのは正しいのか?」
これについて、解説をしたいと思います。
ダイエットのために断食をするのは正しい?
最初に結論からお伝えしますと、
ダイエットのために断食をするのは正しいです。
ですが、十分に注意しないと逆効果になってしまいます。
多くの人の悩みは、
「体重を落としたい」「痩せて綺麗になりたい」といったことです。
それ故に、「断食をすれば痩せる」と安易に考えてしまう人も多い。
中には自己流でチャレンジして、大失敗してしまう人もいます。
断食は大きなダイエット効果がありますが、その反動も大きいということです。
そもそもを言ってしまうと、
断食は言葉の通り「食べ物を断つ」行為です。
そのため、体重が減るってことはごく当然のことですよね。
僕の体験上だと、1回の断食で2キロから3キロは体重を落とすことができます。
ただし、ダイエット目的で行う断食で最も大切なことは準備期間と回復期間です。
断食中にいくら体重が落ちても、
準備段階で食べ過ぎていたら、その食べたものがそのまま消化されているだけです。
いくら頑張って断食をしても、
終了後に爆食いをしたら、待っているのはリバウンドです。
そのため、断食を行う際は正しい方法・手順を押さえた上で行なうことが何よりも大切です。
「準備期間」と「回復期間」について
では、断食前後の「準備期間」と「回復期間」をどのように進めるかを話していきます。
1. 準備期間
準備期間は、断食に向けて身体を整えるための期間です。
この期間はなるべく少食にして、嗜好品を絶っておくことが大切です。
この準備が、断食の成果に直結されるからです。
準備期間のポイントは下記の通りです。
1. 12時から20時の間で食事を摂る。
準備期は、食事を12時から20時までの8時間におさめ、16時間の間は、何も摂らないようにします。断食に入る前に、食べ物を摂らない時間を作り、身体を慣れさせておきましょう。
2. 加工食品・嗜好品を断つ。
加工食品や嗜好品は、準備期から断つようにしましょう。
具体的には、ジャンクフード・加工食品・スイーツ・カフェイン・アルコール・タバコです。
これらは脳にかかる刺激が強く、禁断症状として頭痛や吐き気などの症状が出やすいです、
なので、最低でも断食2日前には完全に絶っておきましょう。
もし、断食中に禁断症状が出た場合は、専門家の指示に必ず従いましょう。
3. 動物性タンパク質の摂取を控える。
断食前には、動物性タンパク質の摂取を完全に控えるようにします。
理由は、動物性タンパク質は消化で肝臓や胃腸に負担がかけるためです。
断食中は、内臓を休めることが大切です。
嗜好品と同様、2日前から控えておきましょう。
その代わり、大豆製品などの植物性タンパク質を積極的に摂りましょう。
2. 回復期間
断食後はまさに飢餓状態です。
そのため、いきなり普段の食事に戻すと、食欲が暴走してしまいます。
つまり、断食が成功するか、失敗するかは、回復期にかかっています。
回復期の具体的な食事内容は下記のようにします。
1日目;大根と昆布の煮汁+きゅうり+味噌汁
1日目は、大根と昆布を40分間煮込んだお汁を大量に(1.5L〜2L)飲みます。
これは、断食後に宿便(真っ黒な水便)を出すためです。
宿便は身体の中に溜まっている化学物質なども排出することができます。
1日目は、煮汁を昼・夜と2回に分けて飲みましょう。
付け合わせでキュウリとお味噌汁も飲むと、満腹感を得られやすいと思います。
2日目;お粥、味噌汁、豆類などの植物性タンパク質
2日目は、まだ動物性のタンパク質を控えてください。
お粥、味噌汁、納豆、サラダを中心に、よく噛んでゆっくり食べるようにします。
余談ですが、体重をすぐに戻したい人は2日目以降で白米や魚を食べてもOKです。
3日目以降:「まごわやさしい」をベースに加工食品を避けた食事
3日目以降は、動物性タンパク質を含めた食事へと戻していきます。
ただし、添加物の多い加工食品の多い食生活はなるべく避けるようにしましょう。
せっかくの断食が台無しになってしまいます。
コンビニ商品・ファストフード・お菓子などの加工食品を避けた食生活ができれば、断食後もリバウンドすることはありません。
今回は、ダイエットのために断食をするのは正しいのか?について解説をしていきました。
結論、ダイエットのために断食することは良いです。
ただし、準備期間と回復期間をきちんと行うことが重要となります。
健康的に痩せて、美しい身体を手に入れるために、上手に断食を組み込んでいきましょう。
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パーソナルトレーナーが3日間ファスティングを徹底レポート!
2020年11月11日ファスティング食事パーソナルトレーナーが3日間ファスティングを徹底レポート!
最近食べすぎて太った!という方もいらっしゃるのでは?
私も、焼き芋を毎日のように食べていたら、完全に太りました。
ただ、私の場合は「ファスティングするからいっか!」
こんな感じで楽観的に捉えています。
今回は、僕自身の3日間ファスティングをレポートしたいと思います。
ファスティングのスケジュール
3日間ファスティングは、準備2日・ファスティング3日・回復2日の7日間で行います。
3日間のファスティングとなると、それだけ内臓にも準備が必要です。
そのため、3日間ファスティングでは前後2日の期間を設けましょう。
もし、飲み会や食事会が入っていて難しい場合、ファスティングを1日か2日に減らして行うことをオススメします。
準備期
僕が食べた準備食はこんな感じです。
お粥・豆・野菜
茹で野菜たち
準備食で控えるものは、カフェイン・アルコール・加工食品・動物性タンパク質です。
食事は、「まごはやさしいわ」+玄米+味噌汁を中心とした食事を摂るようにします。
また、食事時間も昼の12時から夜の20時の間に固定して摂ります。
ファスティングに入る前に16時間の断食によって身体を慣らすことが目的です。
ファスティング中に起こる頭痛やめまい、倦怠感、寒気は、毒素が血中に排出されることで起こります。
ただし、準備の段階でバランス良く食事ができると、このような症状も出にくくなり、期間中は楽に過ごすことができます。
ファスティング期
準備期間が終わると、いよいよ本番のファスティングに突入します。
ファスティング中の身体の変化のレポートをまとめました。
1日目
【体重】61. 0kg
【運動】ジョギング10km
【排泄】排尿:あり/ 排便:なし
【睡眠】
・睡眠時間:7時間/日
・寝つき:良い/目覚め:良い/眠り:深い
・日中の眠気:あり(昼寝:なし)【体調】
・頭痛:あり
・寒気:なし
・吐き気:なし
・身体のだるさ:あり
・肌荒れ:あり(少し乾燥が気になる)
・口内炎:あり【感想】
朝・昼・夜の3回、空腹感のピークが来ました。
普段は食べる時間が決まっているので、習慣として身体に空腹のサインを出しているのだと考察しました。早朝に10kmジョギングしたこともあって、午前中は身体のだるさや頭痛を少し感じましたが、それ以降は全く症状は感じなくなりました。
1日目は身体が断食に慣れていないので、不調が出たり、空腹感も強いですが、これは身体が良い方向に向かっているサインでもあります。
とりあえず、1日目は無事に終了。
2日目
【体重】60.2kg(-0.8kg)
【運動】ジョギング10km
【排泄】排尿:あり/排便:なし
【睡眠】
・睡眠時間:6時間/日
・寝つき:良い、目覚め:良い、眠り:深い
・日中の眠気:あり(昼寝:1時間)【体調】
・頭痛:なし
・寒気:なし
・吐き気:なし
・身体のだるさ:なし
・肌荒れ:なし
・口内炎:あり【感想】
1日目と同様空腹感はありましたが、ピークは夕方の1回のみでした。
2日目に入ると、1日目に感じた頭痛や倦怠感はすっかり落ち着きました。一方で、昼間に眠気が出たので、無理せず30分ほどの仮眠を取りました。ファスティング中は何と言っても眠くなりやすく、夜もとてもグッスリ寝られます。
また、初日から便秘の状態が続いていますが、これもファスティング中はよく起こることですので、そこまで心配することはありません。
今回は、2日目の方がずっと楽に過ごすことができました。
3日目
【体重】58.9kg(マイナス2.1kg)
【運動】ウォーキング10km
【排便】排尿:あり/ 排便:なし
【睡眠】
・睡眠時間:6時間/日
・寝つき:良い、目覚め:良い、眠り:深い
・日中の眠気:なし(昼寝:30分)【体調】
・頭痛:なし
・寒気:なし
・吐き気:なし
・身体のだるさ:あり
・肌荒れ:なし
・口内炎:あり【感想】
3日目は1日目、2日目とは比にならないほど体調が良くなりました。それに伴い、体重も一気に落ちました。身体のエネルギー源である糖質が枯渇したことで脂肪をエネルギー源にし始めたため、体調や体重面にもかなり効果が出たと考察しました。
相変わらず眠りも深く、悩んでいた肌の乾燥もかなり改善されました。
今回は、3日目が最も楽で、身体の変化も感じることができました。
回復食
僕が食べた回復食はこちらです。
汁物は、大根と昆布を40分煮た煮汁です。それに加えて、きゅうり1本を味噌・梅で食べました。
3日間のファスティングは回復食1発目が一番大切だと言っても過言ではありません。
終わった後に適当に食べてしまうと水の泡になってしまうので、この食事は必ず摂るようにします。
ポイントは、水分量をたくさん摂ることです。
大根の煮汁を1リットル以上飲むと、真っ黒い水のような便=「宿便」を排出できます。
この宿便を排出が、デトックス完了!のサインになります。
今回のファスティングで感じた身体の変化
今回の3日間ファスティングで起きた身体の変化をまとめました。
1. お腹がスッキリ。ズボンがブカブカに。
2. 睡眠の質が良くなり、スッキリ起きられる。
3. 集中力が高まり、仕事に没頭できる。
4. 汗が水のようにサラサラしている。
5. 代謝が上がり、歩くとすぐに汗が出る。
6. 肌の乾燥が改善されて、肌質が良くなる。
7. 匂いや味などの五感が鋭くなる。
8. 便通が良くなり、匂いもしなくなる。3日間でこれだけの変化を得ることができるので、ファスティングは凄いです。
Before/After
上半身の筋肉や脂肪のつき方も、記録を残していました。
ファスティング1日目と3日目のビフォアフターです。
上:ファスティング1日目、下:ファスティング3日目
1日目と3日目を比較すると、お腹周りがスッキリして筋もハッキリ見えています。
また、過度なリバウンドはなく、体型も良い状態をキープできました。
ファスティングで得られる効果は非常に多いです。
ファスティングを習慣化して、これからも取り入れていこうと思います。
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炭水化物とダイエットの関係について
2020年11月10日食事炭水化物とダイエットの関係について
糖質制限ダイエットはすっかり広まり、最近では「糖質制限は危険」という意見も多く取り上げられてきているように感じます。
しかし、
具体的に糖質制限ダイエットがなぜ危険なのか?
どのような食事方法を行えば良いのか?
ということをご存知でない方も多いのではないかと思います。
なので今回は、糖質制限について詳しく解説していきます。
糖質制限をすると何故痩せるのか?
まず、糖質制限をするとなぜ痩せるのでしょうか?
そのメカニズムについてご存知でしょうか?
糖質制限をすることで痩せる理由としては、大きく分けて3つです。
- 身体に蓄えている水分量が減るから。
- シンプルに摂取カロリーが減るから。
- 脂肪をエネルギー源とする「ケトン代謝」に切り替わるから。
1. 身体に蓄えている水分量が減るから。
炭水化物(糖質)を摂ると、身体にはグリコーゲンとして体内に貯蔵されます。そして、このグリコーゲンを身体を動かすときのエネルギー源として使うことが、私たちの身体では成されています。
しかし、このグリコーゲンは身体に貯蔵できる限界があり、
筋グリコーゲンの貯蔵量は約400g、肝グリコーゲンの貯蔵量は約100gと言われています。
そして、大事なポイントは、グリコーゲンは体内に貯蓄しておくために3倍~4倍の水分と結びつく性質を持っているという事です。
つまり、
筋グリコーゲンの貯蔵量は約400g=1200~2000gの水分が増加
肝グリコーゲンの貯蔵量は約100g=300~500gの水分が増加
合計で1500~2500gの水分を溜め込んでいるという訳です。
糖質制限をすると、体内のグリコーゲンは枯渇してしまいますので、そこに溜め込まれている水分も失われます。その結果として、体重が一気に下がるという仕組みです。
そのため、糖質制限による短期的な体重減少は、水分が大きく関与していることを理解する事がポイントになります。
2. シンプルに摂取カロリーが減るから。
2つ目の理由は非常にシンプルで、摂取カロリーが減るからです。
私たちは摂取カロリーの約60%程度を炭水化物から摂取しています。そのため、糖質制限をするということは、相対的に摂取カロリーも減りますので、体重は落ちていきます。
基本的に、体重の増減はカロリー収支(摂取カロリーと消費カロリーの収支)によって決まってきますので、糖質制限をしてカロリー収支がマイナスになったことで、体重は減ります。
これはどんなダイエット方法にも共通している原理原則になります。
3. 脂肪をエネルギー源とする「ケトン代謝」に切り替わるから。
3つ目は少し難しい言葉が出てきましたが、糖質制限をすることでケトン代謝に切り替わるということです。
1つ目の理由で、グリコーゲンが身体のエネルギー源になるという話をしましたが、グリコーゲンが枯渇することで、身体は他の場所からエネルギーを確保しなければいけません。
そこで使われるのが「脂肪」です。
しかし、脂肪をそのままエネルギー源として使うことはできないため、脂肪を分解して「ケトン体」という物資に変換し、ケトン体が身体や脳のエネルギー源となって働きます。
このケトン体をエネルギー源とする「ケトン代謝」は、グリコーゲンが枯渇することで発動されて、どんどん脂肪を分解していくことができます。
そのため、糖質制限をすることで体重が落ちやすくなるという仕組みです。
上記の3つが糖質制限によって、体重が落ちるメカニズムになってきます。
糖質制限のデメリット
糖質制限による体重減少のメカニズムを解説しましたが、私は糖質制限をすることをオススメはしません。
例えば、ファスティングのような短期的な糖質制限は良いですが、長期的に糖質制限をすることはデメリットが多いからです。
糖質制限のデメリットは下記になります。
- 長期間続けることで身体に異常が出る。
- リバウンドのリスクが高い。
- 糖新生が起こり、筋肉が落ちやすくなる。
1. 長期間続けることで身体に異常が出る。
まず1つ目は、長期間継続することで身体に異常が出るということです。
前提として糖質は私たちの身体のエネルギー源となるものです。そのため、長期的に極端な糖質制限をすることで、頭痛や吐き気、めまいなどの体調不良から、重篤な病気に繋がる可能性もあります。
炭水化物を摂りすぎることで、内臓脂肪や体脂肪として身体に蓄積されるので、必要量を摂れば全く問題ありませんし、身体の調子も良い状態を保つことができます。
ただし、糖質の種類は意識することが大切であり、精製された砂糖やパン・パスタなどの小麦製品、白米などはなるべく避けたほうが良いです。その代わり、玄米や五穀米、芋類、果物類から摂れる糖質は必要量摂ることをオススメします。
特に運動する習慣がある方は、運動の前後で糖質を摂取した方がパフォーマンスも高くなります。
2. リバウンドのリスクが高い。
2つ目はリバウンドのリスクが高いことです。糖質制限で痩せる理由にも挙げたように、糖質制限をして短期的に痩せる原因は「水分」にあります。そのため、シンプルに炭水化物を摂ったら体重は戻りますし、長期的な糖質制限をすることで代謝が下がり、身体がエネルギーを節約するようになってしまいます。そうなると、脂肪が燃えにくく、筋肉が落ちやすい身体になり、リバウンドした後もその筋肉量・代謝が長年キープされることになりますので、長期的な糖質制限は避けていくべきです。
3. 糖新生が起こり、筋肉が落ちやすくなる。
3つ目は、糖新生が起こり筋肉が落ちやすくなるということです。糖新生とは、グリコーゲンが枯渇することで筋肉を分解して、糖に作り変える仕組みのことを指します。長期的な糖質制限は、この糖新生を促進させて、筋肉をどんどん分解させていってしまうので、代謝を下げ、身体に様々な体調不良を起こしかねません。筋肉の観点からも、長期的な糖質制限は避けるべきでしょう。
正しい食事方法を身につけましょう
長期的な糖質制限はオススメできない!という話をしましたが、最後に正しい食事方法について解説をしていきます。
正しい食事方法として、具体的に2つご紹介します。
- 「まごわやさしいわ」を中心とした食事をする。
- 食べ過ぎを防ぐために、1日2食を実践する。
- 「まごわやさしいわ」を中心とした食事をする。
1つ目は「まごはやさしいわ」の献立にするということです。
「まごはやさしいわ」は食品の頭文字をとっており、
ま: まめ類(納豆、大豆製品など)
ご: 種子類(ナッツやごまなど)
は: 発酵食品(味噌や漬物、ヨーグルトなど)
や: 野菜類
さ: 魚類(小型の魚の方が良い)
し: しいたけなどのキノコ類
い: イモ類
わ: ワカメなどの海藻類です。
これにプラスして、ご飯(玄米・五穀米)+みそ汁を食べていただくと、非常にバランスの取れた食事になります。
つまり、「和食」ですね。
また、お肉はなるべく鶏肉のささみ・胸・ももがオススメです。
牛や豚はたまに摂るくらいなら良いですが、脂質が高く、身体にとってあまり良くない種類の飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸が多いため、毎日意識的に摂る必要はないと思います。
2. 食べ過ぎを防ぐために、1日2食を実践する。
2つ目は、「1日2食で良い」ということです。そもそも現代人にとって1日3食食べるというのは、それだけで「食べ過ぎ」になってしまう可能性が高いです。
また、1日3食を摂ることで身体にポジティブな影響があるというエビデンスはないため、あくまで習慣として食べている方がほとんどだと思います。
お腹が空いていなくても、習慣として食べている人は是非食事の回数を減らしていただくことをオススメします。
是非、正しい食事の方法を身につけて、健康的な身体づくりを是非行なっていきましょう。
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現代人こそプチ断食が必要!その理由とは?
2020年11月9日デトックスファスティング現代人こそプチ断食が必要!その理由とは?
食欲の秋とも言われるこの季節、食べすぎて体重が増えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
食べすぎは胃が伸張して大きくなり、満腹感を感じにくくなるので、無意識でどんどん体型も変化してしまいます。
今回は、そうなる前に「現代人こそプチ断食が必要である」というテーマで話をしたいと思います。
現代人こそプチ断食が必要な理由
私のブログでは、現代人こそ断食が必要な理由を何度も書いていますが、とても大切なことなので、何度もお伝えしていきます。
まず、生活習慣病と呼ばれる高脂血症・高血圧・糖尿病などの症状をはじめ、ガンや様々な病気の原因は、「食べ過ぎ」です。
食べ過ぎによって、細胞はどんどん老化していき、内臓にかかる負担も大きくなってしまうからです。
それに加えて、日本人は食品添加物を1年を通して大量に摂取しています。
天災によって亡くなった人の中で、日本人だけは身元がすぐに分かるという話があります。
それは、防腐剤や保存料などの食品添加物を日頃から摂取しており、腐らない身体になっているからです。
しかし、そのような添加物が身体の中に長年溜まり続けると、慢性的な疲労が出たり、集中力が欠けたり、様々な身体の不調を起こすことに繋がります。そして、その積み重ねが大きな病気にも繋がってしまうというわけです。
大きな病気を予防し、日頃の体調を整えていくためには、まさに「プチ断食を取り入れる」ことがポイントです。
一番身体のデトックスに効果的なのは、3日間フルでファスティングをすることですが、日常的にプチ断食を取り入れていくだけでも効果は十分にあります。
特に、今まで全く食事の意識はしていなかった方や、常に食べすぎている方はプチ断食によって、健康体になることができますので、是非実践していただければと思います。
プチ断食の具体的な方法
プチ断食と言っても、その方法は様々です。
今回はその中でも効果の高い2つのプチ断食の方法をお伝えしていきます。
1. 16時間ファスティング
16時間ファスティングについてはこちらで詳しく書いていますので、お時間のある方はお読みいただければと思います。
16時間ファスティングは、24時間の中で16時間は断食、8時間の間で食事を行う方法です。一番オーソドックスな方法としては、朝食を抜いて昼の12時から夜の20時までに食事を済ませます。残りの時間はお水やお茶などの飲み物だけを飲んで過ごします。
朝食を摂ることが大切という説は、子どもの頃から伝えられてきましたが、健康に良い影響を及ぼすというエビデンスは証明されていません。
成長期を過ぎた成人にとっては、1日3食は食べ過ぎに繋がる可能性が高いため、早いうちに1日2食の生活に変えていくことをオススメします。(アスリートの方は3食しっかり摂った方が良いです)
16時間ファスティングは、誰でもいつでも行えますので、習慣にすることをオススメします。
2. 24時間ファスティング
24時間ファスティングは、16時間ファスティングの8時間の食事を断食に置き換えたファスティングです。
24時間ファスティングの中で摂るものは、酵素ドリンク、梅干し、マグネシウムなどのサプリメント、お水、ルイボスティーです。
16時間断食と比べると難易度は上がりますが、断食時間が長い分、デトックスや脂肪燃焼、オートファジーなどの効果を高めることができます。
特に食べ過ぎた次の日に24時間ファスティングを取り入れることで、身体がリセットされて、過食を防ぐことができますので、会食や飲み会が多い方にとっては非常にオススメです。
24時間ファスティングは、準備と回復を1日ずつ設けることが理想ですが、難しい場合はいきなりファスティングに入っても問題ありません。
ファスティング後の食事は、脂質や糖質の多い食事は控え、「まごはやさしいわ」の食事を心がけてみてくださいね。
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5:2ファスティングとは何か?
2020年11月6日ファスティング5:2ファスティングとは何か?
最近になって、ファスティングの方法は実にたくさんあります。
16時間断食、1日断食、3日断食など期間を決めて断食を行う方法もあれば、食べるものを設定して行うファスティングの方法もあります。
その1つとしてあるのが、「5:2断食」と呼ばれる断食方法です。
私自身も、ファスティングのことを学ぶ前は全く聞いたことがありませんでしたが、ミランダカーも実践しているとても有名な方法みたいです。
そこで今回は、5:2ファスティングについての概要や具体的な方法について解説したいと思います。
5:2ファスティングとは?
まず5:2ファスティングとは、どういうものかというと、
1週間のうちの5日は自由に食事をして、2日は断食をするという方法です。
ただ、2日の断食といっても全く何も摂らない完全なファスティングではなく、男性の場合は600kcal、女性の場合は500kcalに抑えて食事は食べても良いということ。
また、2日の断食日は連続ではなく間を空けるのが、この5:2ファスティングになります。
例えば、月曜日と木曜日を断食の日としたら、下記のようになります。
日:自由に食べる
月:断食日
火:自由に食べる
水:自由に食べる
木:断食日
金:自由に食べる
土:自由に食べる
こう見ると、1週間のうちに5日は食べれるので、自由度の高いファスティング方法ですね。
ただし、「自由に食べる」と言ってもやはり食べ過ぎはNGです。
1日の摂取カロリーを大体の目安にして、脂っこい食べ物や砂糖を含んだお菓子、コンビニ食品やスーパーの食品ばかりではなく、なるべく身体に良い食べ物をバランスよく食べることが大切ですね。
5:2ファスティングで食べても良い食品は、野菜・果物を中心とした食事です。
鶏肉などのタンパク質を摂っても良いという方法もありますが、消化に悪い動物性タンパク質はなるべく避けたほうが、ファスティングによる効果は得られやすいかなと思います。
5:2ファスティングのメリット・デメリット
5:2ファスティングのメリットは下記のようなことがあげられます。
- 気軽に行うことができる
フルファスティングと比較すると、5:2ファスティングは食事を摂ることができるため、かなり気軽に行うことができると思います。特に今まで全くファスティングをしたことがない人にとって、5:2ファスティングから始めると良いのではないでしょうか。
- 断食日でも食べ物が摂れる
フルのファスティングでは、断食中に食べ物は一切たべることができません。(酵素ドリンクなどから最低限の栄養をとりますが)5:2ファスティングでは少ないながらも食事を摂ることができるので、頭痛や寒気などの好転反応が出ないことも、1つメリットではないかなと思います。
- 自分でスケジュールをコントロールできる
例えば、3日間のファスティングをするとなると、前後2日間は準備と回復で使います。そうなると1週間は食事の予定を入れられないことになります。特に会食や飲み会が多いビジネスパーソンにとって、自分でスケジュールをコントロールできるという部分は大きなメリットです。
一方で、5:2ファスティングのデメリットは下記のようなことが挙げられます。
- フルのファスティングと比べたら効果が薄くなる。
やはり、フルのファスティングと比較すると、ファスティングによって得られる効果は薄くなります。細胞を新しく入れ替えるオートファジーや脂肪をエネルギー源にするケトン代謝は断食2日以上で体感することができるものです。また、フルファスティングをすると宿便が出るためデトックス効果も高いですが、5:2だとそこまでデトックス効果は出にくいかなと思います。
- 準備や回復食がないため、内臓に負担がかかりやすい。
フルファスティングでは、準備食と回復食を行うことで、なるべく胃腸に負担がかからない食生活をします。しかし一方で5:2ファスティングの場合は準備や回復という概念がないため、消化の悪いものを食べれば内臓に負担をかけてしまうことにもなります。できるだけ少食で消化の良いものを選択していくと良いでしょう。
- 断食明けで爆食いしたくなるかもしれない。
これは、私自身ファスティングを何度もやってきたので言えることですが、断食明けの食事は爆食いのスイッチが入りやすくなります。せっかく断食日を設けたのに、その直後に砂糖をふんだんに使った食品やジャンクフードを摂取してしまうと、一気に食欲のスイッチが入って爆食いになり兼ねないので、その点は注意するべきでしょう。
5:2ファスティングは、好きなものを食べれる日でバランスよく、良い食事を心がけることで効果は得られやすいと思いますが、やはりデトックス・脂肪燃焼・細胞の修復の観点で言うと、フルファスティングの方が効果は高いと個人的には考えています。
しかし、ライフスタイルでフルのファスティングが難しい方や、まずフルに入る前に5:2を入れるなどの方法を行うことでうまく5:2ファスティングを使えるようになると思いますので、是非ご自身のライフスタイルに合わせて実践することをオススメします。