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  • 食欲を抑えるホルモン『レプチン』について

    2021年3月30日
    ダイエット食事

    食欲を抑えるホルモン『レプチン』について

    こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。

    本日は、食欲に関わる重要なホルモンの1つ『レプチン』について解説をしていきます。

     

    レプチンとは?

    レプチンとは、脳の視床下部にある満腹中枢に作用して食欲を抑制させるホルモンのこと。

     

    そして、レプチンは脂肪細胞から作られます。

     

    つまり、脂肪から作られる=太ってる人ほどレプチン濃度は高いということになるので、「太ってたほうがいいじゃん!」ということになりますが、太っている(肥満)の人はレプチン濃度が高くても、レプチンが効きづらい「レプチン抵抗性」があるため、結果的にレプチンによる食欲抑制の恩恵を受けることができないのです。

    (また、脂肪が多いことで、インシュリンが過剰に分泌されてしまい太りやすくなるという側面もあります。)

     

    レプチン抵抗性を防ぐには?

    レプチン抵抗性を改善するには、次の3つが有効になります。

     

    ①加工食品の摂取を控える
    →オメガ6、グルテン、トランス脂肪酸はレプチン抵抗性を高めてしまうため、加工食品に代替するものを決めておくと良いです。例えば、甘いものが欲しくなったら、リンゴやサツマイモなどの糖質を摂るようにします。

     

    ②食べ過ぎない
    →カロリーオーバーな食事は、レプチン抵抗性が高くする原因です。食べ過ぎを防ぐには、ワンプレートのお皿に盛り付けたり、たんぱく質の摂取量を増やすことがポイントです。

     

    ③睡眠をしっかり取る
    →睡眠不足になると脳の報酬系が乱れて、レプチン抵抗性が高まります。日中に陽の光を浴びたり、ストレッチやヨガによって自律神経を整え、睡眠の質を高めることが重要です。

     

    身体づくりのためには、ホルモンの仕組みを理解することが重要なので、レプチンがしっかりと作用する身体を目指していきましょう。

  • 身体につかない油脂「MCTオイル」とは?

    2021年3月27日
    食事

    身体につかない油脂「MCTオイル」とは?

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

    今回は、ダイエットや健康の情報で度々目にする、「MCTオイル」について解説します。

     

    MCTオイルとは?

    MCTオイルとは、中鎖脂肪酸トリアシルグリセリド(Medium Chain Triglycerides)だけで構成される油脂のことです。

     

    通常の植物油脂では、中鎖脂肪酸以外にも、短鎖脂肪酸や長鎖脂肪酸及び、不飽和脂肪酸等のトリアシルグリセリドで構成されますが、MCTオイルはココナッツ油やパーム油などのヤシ科植物の油脂から中鎖脂肪酸のみから精製されます。

     

    MCTオイルは最近になって注目され始めましたが、実は40年以上前から栄養補給の手段として医療現場で使用されてきました。具体的には、てんかんの改善や術後患者の栄養補給、高齢者のエネルギー補給などで利用されている油なのです。

     

    MCTオイルの性質

    MCTオイルは、「体につかない油」や「エネルギーになりやすい油脂」などと呼ばれています。

    その理由は、代謝の特性にあります。

     

    まず、通常の食用油脂の場合、小腸で消化吸収された後、リンパ管・静脈を通過し、脂肪組織に一旦蓄積されます。そして、必要に応じて肝臓で分解されることになります。

    一方、MCTオイルは小腸から門脈を経由して、直接肝臓に移動し分解されてエネルギーになります。

     

    つまり、MCTオイルは腸管吸収後の代謝経路が、通常の食用油脂と異なり、非常に吸収が早いのが特徴です。

     

    そのため、体に合わない人や一度に多く摂取してしまうと、下痢などの症状を起こすことがあるので、注意が必要です。

     

    また、MCTオイルは発煙点が低く、調理(特にフライ調理)には向かないため、常温で飲料に混ぜたり、サラダ等にかけて食ベることがポイントです。

     

    ある研究によると、MCTオイル摂取後は血中のケトン体値の上昇や中性脂肪の上昇を抑制する効果があると報告されており摂取するメリットもありますが、MCTオイルは、身体にとって必ずしも必要な油ではありません。そのため、MCTオイルを使う目的を明確にした上で、取り入れると良いでしょう。

     

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  • ドーパミンを正しく分泌させる方法

    2021年3月17日
    デトックスライフスタイル食事

    ドーパミンを正しく分泌させる方法

    こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

     

    「ドーパミン」という神経伝達物質は、皆さんもご存知だと思いますが、

    この物質を正しく分泌させることは、健康になるために非常に重要なことです。

     

    そこで、今回はドーパミンについて解説をしていきます。

     

    ドーパミンについて

    ドーパミンは、脳の側坐核という部位から分泌される神経伝達物質のことで、

    別名「快感のホルモン」とも呼ばれています。

     

    このホルモンが分泌されると、

    • やる気や幸福感が感じられる。
    • 集中力が高められる。
    • ポジティブな思考になる。

    など、非常に良い効果を私たちにもたらしてくれるので、日頃からドーパミンを出すことを意識していくことで、毎日充実した日々を過ごすことができます。

     

    ドーパミンを増やす方法

    ドーパミンを色々なアプローチによって分泌を促すことができます。

    その代表例としては以下になります。

     

    1. 運動をする。

    運動をすると、ドーパミンの分泌が高まります。仕事で疲れた時は休憩して、軽く外で運動をするとそのあとの仕事への集中力が増します。また、ベストなタイミングは朝です朝に日を浴びることでセロトニンも分泌させることができるため、朝早く起きて30分程度のウォーキングや筋トレを行うことがオススメです。

     

    2. 食事でタンパク質を意識して摂取する。

    ドーパミンは、アミノ酸のフェニルアラニンとチロシン[keikou]から構成されます。そのため、それらの栄養素が豊富に含まれるタンパク質を摂取することがポイントです。多く含まれる食品は[keikou]大豆や卵、バナナ、アーモンド、アボカドなどです。

     

    3. 腸内環境を整える。

    ドーパミンは脳の側坐核から分泌されますが、最近になって腸からも分泌されることが分かりました。腸内環境を整えるために、食物繊維や乳酸菌などを積極的に摂取することもポイントです

     

    4. 新しいことにチャレンジする。

    新しいことにチャレンジすると、脳が活性化されてドーパミンが分泌されます。特に音楽や絵、何かを作ったりする創造行為をすることがオススメです。

     

    その他にも、好きな音楽を聴いたり、瞑想することでドーパミンの分泌が促されることが明らかになっています。

    これらの様々なアプローチを生活の中で取り入れていくと良いでしょう。

     

    ドーパミンの悪い出し方もある。

    ドーパミンは私たちに良い効果を与えてくれますが、一方でドーパミンには悪い分泌のさせ方も存在しています。それは、所謂「中毒」と呼ばれる類のものです。

    その代表的な例は、アルコール・タバコ・ギャンブル・加工食品・ジャンクフード・SNSです。

     

    これらの行為はドーパミンを過剰に分泌させて、「またあの幸福感を味わいたい」という中毒症状を引き起こすため、一度ハマってしまうと非常に危険です。

     

    なので、悪いドーパミンの出し方ではなく、正しいドーパミンの出し方で健康を作っていきましょう!

     

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