最低でもこれは押さえるべき!ファスティングのやり方入門。
こんにちは。パーソナルトレーナーの高正です。
本日は、
「最低でもこれは押さえるべき!ファスティングのやり方入門」と題して、
ファスティングをやる上でこれは押さえてほしい!と思うこと10選をご紹介します。
ファスティングをやる上で押さえてほしいこと10選
それでは早速、押さえてほしいこと10選を紹介していきますね!
1. 準備期・回復期を作る。
1つ目は、「準備期・回復期を作る」こと。
ファスティングは単純に食べない間だけの期間ではありません。
準備期・回復期を含めたトータルの期間がファスティングです。
いきなりファスティングに入って、終わったらすぐに普段の食生活に戻すことはできます。
しかし、断食は人間の生死を決めるほどかなり危機的な状況を作るので、人間の身体には「慣らす」期間が必要です。
準備期・回復期を最低でも2日間は取り、安全にファスティングを実施しましょう!
2. ファスティング終了後の爆食いを避ける
2つ目は、「ファスティング終了後の爆食いを避ける」こと。
回復期で消化の良い少食をしても、つい食欲が出て爆食いしてしまった!
ファスティングを行うと一度は経験することだと思います。
僕もファスティング後に好き勝手に食べて実験したことがありました。
すると、食欲が今までと比にならないほど強くなって現れます。
このループに入ってしまうと、中々抜け出せなくなってしまいますので、終了後の爆食は本当に避けたほうが良いです。
もし爆食いをしてしまったという時は、次の日に1日ファスティングをすることで身体を少しばかりリセットすることができます。
旅行や飲み会で食べ過ぎた・飲み過ぎた次の日に入れることがオススメです。
3. 酵素ドリンクを飲む
3つ目は「酵素ドリンクを飲む」こと。
ファスティング中に何も摂らない、というのは頭痛や吐き気といった症状が生じやすくなります。
これらの体調不良の原因の1つは「糖分不足」です。
人間の身体は糖質をエネルギー源として、頭や身体を動かすため、糖質がなくなると身体に様々なサインとして現れます。
それを防ぐために酵素ドリンクで最低限の糖分を補給することがポイントです。
(酵素ドリンクを飲む目的や選び方についてはこちらで詳しく解説しています)
4. 1日最低でも2Lの水分を飲む
4つ目は「1日最低2Lの水分を飲む」こと。
ファスティング中は食べ物を摂らないため、身体の中が「水分不足」になりやすい状態です。
特にカロリーの約60%を占める糖質(グリコーゲン)は、3倍〜4倍の水分を蓄積する特徴があるため、糖質を摂らないことで身体から水分が抜けていってしまいます。
それを防ぐためには、トータルで1日2リットルから3リットルの水分を飲むように心がけましょう。
ファスティング中の水分は水・白湯・カフェイン無しのお茶などです。
5.ビタミン・ミネラル系のサプリメントを飲む
5つ目は「ビタミン・ミネラル系のサプリメントを飲む」こと。
ファスティング中は水分だけでなく、身体が正常に動くために必要なビタミン・ミネラルも失われます。
それらが欠乏すると、頭痛や吐き気、倦怠感、筋肉の痙攣などの症状が出やすくなります。
特に摂ってほしいのは「マグネシウムと亜鉛」です。
マグネシウムはすべての細胞や骨に存在しており、300種もの酵素反応に関わっています。タンパク質の合成・神経伝達の制御・心機能の維持・神経伝達・筋収縮・血圧調節など、生きる上で欠かせない機能をサポートしています。
亜鉛は、生命維持や細胞の分化に深く関わり、不足すると不定愁訴の原因になります。また、体内の様々な酵素を正常に働かせるために必須のミネラルです。皮膚を守る・アレルギーを抑制する・成長を促す・骨を丈夫にする・味覚・視覚・嗅覚を正常にするなど、様々な役割をしています。
薬局に行けば、ビタミン・ミネラルのサプリメントが販売されているので、ファスティング中は是非摂取することをオススメします。
6.運動をしよう
6つ目は「運動をしよう」です。
ファスティングは運動と組み合わせることで、さらに効果を促進することができます。
特にオススメは「軽めの有酸素運動」です。
有酸素運動をすることで血流が良くなり、溜まった老廃物を排出しやすくなります。
また、脂肪燃焼が促進されるので、身体に蓄積した体脂肪を効率的に落としていくことができます。
ハードなトレーニングはしなくても良いので、軽めの運動を行っていくと良いです。
7.睡眠をしっかりとる
7つ目は、「睡眠をしっかりとる」こと。
ファスティング中は内臓が消化にエネルギーを使わないため、身体の細胞を新しくしたり、成長ホルモンを分泌することで、肌や筋肉の再生が促進されます。
しっかりと睡眠時間を取ることによって、その効果がさらに促進されますので、7時間〜8時間の睡眠を取ると良いです。
また、ファスティング中は夜に空腹感が強くなりやすいです。
早めに寝ることがファスティングを乗り越える上で結構大切なポイントです。
8.ネガティブ思考をやめる
8つ目からはファスティング中のマインドセットになります。
8つ目は、「ネガティブ思考をやめる」こと。
ファスティング中は身体に対して常にストレスがかかっている状態です。
空腹感・飢餓・頭痛・倦怠感など、様々な症状を体験することになるでしょう。
ただ、それらの症状も結局は自分の捉え方次第です。
「辛い、きつい、もう無理だ」とネガティブ思考で考える癖があると、ファスティング中は常に辛くなります。
一方でストレスをポジティブに捉えて、「このストレスは身体の細胞や内臓にとってはポジティブだ」と考えるのでは、得られる結果も相当変わります。
実際に、日頃からネガティブ思考の人はファスティング中もネガティブになりやすく、途中でリタイアする方がかなりいらっしゃいます。
是非ネガティブ思考ではなく、ポジティブに捉えてファスティングに臨むようにしましょう!
9.みんなで一緒にやる
9つ目は、「みんなで一緒にやる」こと。
「ポジティブになろう」と言っても、ファスティングを1人でやるのはオススメしません。
一番良いのは、友人や知人などの仲間と一緒にファスティングをやることだと僕は思います。
みんなで一緒にやるからこそ、同じ辛さを共有・共感できるものです。
僕も、今までファスティングをやるときは誰かしらと一緒にやっていました。
「次は1人でやって」と言われたら、多分無理です(笑)
是非、ファスティングをする際はみんなで一緒にやることをオススメします。
10.目的・目標を決めておく
10個目は、「目的・目標を決めておく」こと。
「あなたは何故ファスティングをやるんですか?」
「あなたはファスティングをすることで、どうなりたいんですか?」
この問いに対して、自分で回答できる状態にしてからファスティングに入るようにしましょう。
そして、ファスティング中は立てた目的・目標を常に心に留めておくようにしましょう。
そうすれば、ファスティングのストレスをポジティブに捉え、最後までやり切ることができます。
そして、その後の食生活も整い、健康的な身体を作ることにも繋がるでしょう。
「ファスティングやってみよう」と思ったら、まず目的・目標を立ててから行いましょう!
この記事をシェアする