安全かつ健康的に「体重を増やす」ための10のルール
体重を増やすための情報は少なく、減量に関する情報が圧倒的に多い昨今ですが、体重が増えないことに悩んでいる方もいらっしゃいます。
特に高齢者になると食べても体重が増えない、むしろどんどん減ってしまい、医師に注意されるということもあります。
また、痩せているからといって必ずしも健康であるとは限りません。
そこで今回は、安全に、そして健康的に体重を増やすための実践的なルールを10項目で紹介します。
1. 目標カロリーを設定する
体重を増やすためには、消費するカロリーよりも多く摂取することが基本的な前提となります。
しかし、適切なカロリー摂取量は、年齢、性別、運動量などの因子によって変わります。
自分の基礎代謝や消費カロリーを知ることで、どれだけのカロリーを摂取するべきかの目安が立てやすくなります。
最近では、カロリー計算ができるアプリもたくさんあるので、記録しやすいものを選んでみると良いです。
また、消費カロリーは基礎代謝を知ることが必要不可欠なので、基礎代謝の測定ができる体組成計を使ってみてください。
2. 質の良いカロリー源を選ぶ
ジャンクフードや加工食品はカロリーが高い一方、栄養価が低くなりがちです=質の悪いカロリー
健康的に体重を増やすためには、ビタミンやミネラルが豊富な全粒穀物、肉、魚などの食品を中心に摂取することが推奨されます。
穀物では白米やパスタ・パンなど、肉・魚は脂身の多いものだとカロリーが取りやすくなります。
3. タンパク質を適量摂取
タンパク質は筋肉の主成分であり、筋肉量を増やすためには欠かせない栄養素です。
特に、体重を増やす目的で筋トレを行う場合、タンパク質の摂取は重要となります。
最低でも体重✕1.0g、理想は体重✕1.5g〜2.0gを1日のタンパク質を1日に摂ることを目標にしましょう。
食品からの摂取が難しいことがほとんどなので、プロテインを取り入れることをオススメします。
4. 必要な脂質も欠かさず
脂質はカロリーが高いため、体重増加のサポートとして役立ちます。
ただし、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸を多く含む脂質は避け、オメガ-3脂肪酸などの健康的な脂質を摂るよう心がけましょう。
青魚やアボカド・ナッツなどがオススメです。
5. ビタミンとミネラルを摂る
ビタミンやミネラルは、身体の基本的な機能をサポートする役割があります。
これらの栄養素が不足すると、健康に悪影響を及ぼすだけでなく、体重増加の妨げともなりえます。
栄養素の吸収を助ける働きもあるため、ビタミン・ミネラルも忘れないようにしましょう。
6. 筋トレを取り入れる
筋トレは、筋肉量を増やし基礎代謝を高める効果があります。
体重増加と同時に筋肉量を増やすことで、健康的な体を目指すことができます。
食事だけでなく、筋トレを週2回以上は行うようにしましょう。
7. 食事回数を増やす
1回の食事で大量に食べるのは、胃に負担をかけやすく、また食後の血糖値の急上昇を招きやすいです。
小分けにして頻繁に食事を摂ることで、これらの問題を避けつつ効率的にカロリー摂取を増やすことができます。
特に昼から夜の間は時間があるため、間食を積極的に取り入れましょう。
8. 十分な睡眠を確保
質の良い睡眠は、身体の回復や筋肉の成長に不可欠です。
睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こし、体重増加の妨げとなることもあります。
必要な睡眠時間には個人差がありますが、6〜7時間は確保することをオススメします。
9. ストレスを管理
ストレスは食欲の変動や消化機能の低下を引き起こす可能性があります。
定期的にリラクゼーションの時間を設け、ストレスをコントロールすることが大切です。
ストレスを日頃から感じている場合、ストレスの根源になっているのは何か?を見つけましょう。
10. 専門家の意見を取り入れる
個人の体質や生活習慣、目標に応じて最適なアドバイスが異なるため、栄養士やトレーニングの専門家と相談することで、より効果的なアプローチを見つけることができます。
このようなアプローチで、健康的に体重を増やすことが可能です。一つ一つのルールを理解し、実践することで、目標の体重増加を実現していきましょう。
番外編:なぜ高齢者は体重が増えにくいのか?
高齢者の間での「体重が増えない」という悩みは意外に一般的なものです。生活習慣、代謝の変化、疾患や薬の副作用など、さまざまな要因が影響しています。このセクションでは、高齢者が体重が増えない原因とその対策について詳しく解説します。
1. 代謝の低下
年齢を重ねると基礎代謝が減少し、カロリーの消費が少なくなります。
しかし、食事量がそれに伴って減少することで、適切なカロリー摂取が難しくなっています。
定期的な軽い運動を取り入れることで、筋肉量の維持や代謝の活性化を図ることがオススメです。
2. 食欲の減退
年齢とともに嗜好が変わり、嗅覚や味覚が鈍化します。
また、口腔内の問題などが食欲の減退を招くことがあります。
3. 薬の副作用
高血圧や糖尿病などの慢性疾患の治療薬は、食欲減退や消化機能の低下を引き起こすことがあります。
主治医との相談を通じて、薬の変更や副作用の対策が必要です。
4. 身体的・精神的なストレス
身体的な不調や、孤独感、うつ症状などが食欲や消化機能に影響を与えることがあります。
定期的な健康診断やカウンセリング、社交活動に積極的に参加することがオススメです。
5. 摂取する食事の質
高齢になると食事のバリエーションが減少し、必要な栄養素が不足することが考えられます。
栄養バランスの取れた食事の摂取や、サプリメントの利用を考慮しましょう。
高齢者の体重増加の課題は単純ではありませんが、適切なアプローチとサポートにより、健康的な体重管理が実現可能です。
体重は増えすぎるのも減りすぎるのも健康には良くないので、しっかりとした対策を行いましょう。
まとめ
体重を増やすという目標は、単に多くの食事を摂取することだけでは解決しきれません。
健康的かつ持続的な体重増加のためには、質の良い食事、適切な運動、そして日常生活のストレス管理など、全体的なライフスタイルのバランスが求められます。
特に「質の良いカロリー源を選ぶ」や「タンパク質を適量摂取」などの食事の取り組み、筋トレや十分な睡眠の確保などの生活習慣は、体の健康だけでなく、心の健康にも良いです。
また、体重増加のプロセスは一人ひとり異なりますので、自分のペースを尊重しつつ、必要であれば専門家の意見やサポートを取り入れることが大切です。
日々の小さな努力が積み重なり、理想の健康状態へと近づいていきましょう(^^)
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