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筋肉痛って何なの?最新科学と対処法

トレーニング
DOMS筋肉痛

多くの人が、新しい運動やトレーニングを開始したときや慣れない動きを行った後に感じるからだの痛みに馴染みがあるでしょう。

しかし、筋肉痛の正体や原因、そして私たちの身体が何を伝えようとしているのかを正しく理解できていないこともあります。

 

筋肉痛を適切に理解することで、より効果的にトレーニングを行い、身体のサインを正しく読み取ることができます。

今回は最新科学を紹介しながら、筋肉痛について深掘って解説していきます。

 

筋肉痛の主なタイプ

 

筋肉痛は大きく分けて二つの主なタイプに分類されます。

一つは「急性筋肉痛」、もう一つは「遅延性筋肉痛(DOMS)」です。

 

急性筋肉痛は運動中や運動直後に感じる筋肉の痛みや違和感を指します。

この痛みは、筋肉に急激な負荷やストレッチが加わったときに起こるものです。

一時的なものであり、運動を止めると比較的短時間で消えていきます。

 

一方、遅延性筋肉痛(DOMS)は、新しい運動を開始したり、慣れない運動を行った後の24〜72時間後に出現する筋肉の痛みを指します。

この痛みは、筋肉の微小な損傷が原因とされています。

筋繊維が損傷を受けると、修復プロセスが始まり、これが筋肉の成長と強化に繋がると言われています。

DOMSは時間とともに自然に減少していきますが、最初は非常に強く感じることがあります。

これらの筋肉痛のタイプを理解することで、身体の状態や適切なリカバリー方法を選択する際の参考とすることができます。

 

筋肉痛の原因:科学的視点

 

筋肉痛の原因については、長い間多くの研究が行われてきました。

その結果、痛みの成因としていくつかの要因が浮かび上がっています。

ここでは、それらの主要な要因を科学的な視点から深掘りしていきます。

 

筋繊維の微小な損傷と修復

運動、特に高強度のトレーニングや新しい活動を行った際、筋繊維には微小な損傷が生じます。

この微小な損傷は、筋肉痛の主要な原因の一つとされています。

筋繊維が損傷を受けると、体はこれを修復し、より強く再生するためのプロセスを開始します

この修復プロセス中には、新しい筋タンパク質が合成され、筋肉が成長し強化されることが期待されます。

この現象は特に、筋肉を過度に伸ばす運動や筋トレなどの抵抗運動後に顕著に現れます。

 

炎症の役割

筋繊維の損傷後、身体は損傷部位へと白血球や栄養素を送り込むことで自己修復を開始します

この反応の一環として炎症が生じます。

炎症は、筋肉痛や腫れの原因となることがありますが、これは身体が筋肉を修復し強化する過程の一部で、長期的な回復には必要なステップです。

 

エネルギー代謝のストレス 

高強度の運動を行うと、筋肉は大量のエネルギーを必要とします。

この高いエネルギー要求に応えるため、筋肉の中でエネルギー代謝が活発化します。

これにより、乳酸や他の代謝産物が筋肉内に蓄積されることがあります。

以前は、この乳酸が筋肉痛の主要な原因であると広く信じられていましたが、最新の研究により、乳酸の蓄積自体は筋肉痛の主要な原因ではないことが明らかとなっています。

しかし、エネルギー代謝ストレスは筋痛の一因として関与していると考えられています。

 

最新研究:筋肉痛と運動に関する知見

 

 

乳酸否定説

長らく「筋肉痛の主要な原因は乳酸の蓄積」という考え方が一般的でした。

しかし、最新の研究により、乳酸が筋肉痛を引き起こす主要因ではないことが分かってきています。

事実、乳酸はエネルギーの供給源として筋肉に利用され、高強度の運動を支える重要な役割を果たしています。

そのため、乳酸の蓄積が一時的な筋肉の疲労や強度の低下に関与する可能性はあるものの、筋肉痛の主要な原因とは言えません。

 

筋肉痛と筋力向上や筋肥大との関係性

筋肉痛は、筋繊維の微小な損傷の結果として発生しますが、この損傷は筋肉の成長や強化の基盤となります。

最新の研究によれば、筋肉痛が生じる運動後、筋タンパク質の合成が活発化し、これが筋力向上や筋肥大に寄与することが示されています。

 

DOMS(Delayed Onset Muscle Soreness)が身体にもたらすポジティブな効果

DOMSは、先述したように運動後24〜72時間以内に現れる筋肉痛のことを指します。

このDOMSは、筋肉の適応や成長のサインとして捉えられ、実際に筋肉の強化や耐久性の向上に寄与することが研究で明らかにされています。

 

筋肉痛の予防と対処法

 

ウォームアップの重要性

筋肉を突然、強い運動にさらすことは、筋繊維の損傷を引き起こしやすくします。

ウォームアップは筋肉や関節を柔軟にし、心拍数を徐々に上げることで、身体が運動に備えることができます。

十分なウォームアップを行うことで、筋肉の損傷リスクを低減させることができます。

 

適切なストレッチ

運動前後のストレッチは筋肉の柔軟性を向上させ、筋繊維の過度な緊張を和らげます。

特に、運動後のストレッチは筋肉の硬直を防ぎ、筋肉痛の発生を抑える役割があります。

 

栄養と水分補給の重要性

筋肉の損傷や修復には、適切な栄養と水分補給が不可欠です。

特に、筋肉の修復を助けるタンパク質や、筋肉のエネルギー源となる炭水化物の摂取は重要です。

また、運動中の脱水は筋肉痛のリスクを増加させるため、十分な水分補給を心がけることが大切です。

 

リカバリー技術:アイシング、フォームローラーなど

アイシングは、筋肉の炎症や腫れを抑制し、筋肉痛の軽減に役立ちます。

一方、フォームローラーは筋肉や筋膜の硬直を和らげる手法として知られています。

これらのリカバリー技術を組み合わせることも、筋肉痛の対処や予防に効果的です。

 

まとめ

筋肉痛は、運動をする多くの人々にとって避けられない現象です。

新しい運動を始めたり、強度を変えると筋肉痛になることは自然な反応です。

しかし、その痛みや不快感は単なる「痛み」ではなく、私たちの体が適応し、強くなろうとしているサインでもあります。

 

筋肉痛を完全に避けることは難しいですが、適切な対処法や予防策を取ることができます。

筋肉の健康や成長は、日常生活の質を向上させ、老化防止にも大きく関係しています。

 

そのため、筋肉痛を適切に理解し、日常のケアやトレーニングに活かすことは、長期的な健康やパフォーマンスの向上に繋がります。

身体の声を大切にしながら、健康的で活力ある日々を送ることを目指しましょう(^^)

 

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