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ダイエットには『有酸素運動』と『無酸素運動』どちらが良いのか!?

ダイエットトレーニングライフスタイル
ダイエット代謝アップ有酸素運動無酸素運動脂肪燃焼

こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。

 

さて、皆さんは普段から運動する習慣がありますか?

 

そして、習慣がある方は、どのような運動を取り入れているでしょうか?

 

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動、筋トレなどの無酸素運動

人それぞれで行なっている内容は異なると思います。

 

では、ダイエットのためには有酸素運動と無酸素運動、どちらが良いのでしょうか?

今回は、よく聞かれるこちらの質問についての僕の見解を解説します。

 

◆有酸素運動と無酸素運動はどちらが良いのか?

 

「痩せるためには、有酸素運動が良いですか?無酸素運動が良いですか?」

 

そのようなご質問を受けることが、僕の職業柄多いです。

 

結論から言ってしまうと、

どちらも組み合わせることが最も効率が良いです。

 

なぜなら、有酸素と無酸素では使うエネルギーが異なり、得られる効果も変わってくるからです。

 

有酸素運動は低強度〜中強度の運動で、主に脂肪をエネルギー源とする運動です。

そのため、運動中の脂肪燃焼は有酸素運動の方が期待できます。

 

一方で、無酸素運動は中強度〜高強度の運動で、主に糖質(グリコーゲン)をエネルギー源とします。

その点、有酸素運動と比べて運動中の脂肪燃焼は低いですが、筋肉への刺激が強くかかるため、筋肉量を増やしたり、基礎代謝を高めることは無酸素運動の方が期待できます。

 

また、強度の高い運動をすることによって、トレーニング後も普段より代謝が高い状態が続きます。

 

つまり、どちらにもメリットがあり、一元論で話をすることはとても難しいんです。

なので、もし最短で効率的に効果を出すためには「どっちもやる」方が良いでしょう。

 

しかし、仕事しながら有酸素と無酸素をどちらも取り入れるのは、時間もかかって、厳しい部分もあると思います。

 

なので、もしどっちかをやるならば、僕は無酸素運動=筋トレを選択した方が良いと思います。

では、その根拠について、今回は有酸素運動のデメリットの視点から話をしていきますね。

 

◆有酸素運動のデメリット

 

1. 筋肉の使い方が悪い状態で行うと逆効果だから。

1つ目は、筋肉の使い方が悪い状態だと、有酸素運動は逆効果にもなりかねないからです。

 

どういうことかというと、正しい筋肉の使い方・動き方をしないと、普段生活をしている中で使っている筋肉ばかりを使ってしまうからです。

 

そして、弱くなっている・使うべき筋肉が使えないので、足が太くなったり、姿勢が悪くなったり、最悪、腰や膝に痛みが出てしまいます。

 

有酸素運動は全身運動になるので、「どこの筋肉を使おう」と意識せずにやりがちです。

そうすると、せっかく時間をとっても意味がありません。

 

一方で無酸素運動(筋トレ)は、まず姿勢を正しいポジションに戻し、そこから使うべき筋肉を使えるようにしていきます。

なので、筋トレを行なって、正しい使い方にした状態で有酸素運動を取り入れる方が良いでしょう。

 

2. 筋肉への刺激が弱いから。

2つ目は筋肉への刺激が弱いからです。

 

これは先述した「意識」の問題に深く関わってくるもので、有酸素運動は「どこに効いているのかがあまり分からない」ということが起こりやすいです。

 

それは、筋肉へのピンポイントの刺激が弱いことが原因であり、トレーニングの原則の1つ「意識性の原則」に問題があります。

 

そのため、背中やお尻・下腹部などの大事なポイントを効かせる「筋トレ」の方が、筋肉への刺激をしっかりと入れることができます。

 

3. ホメオスタシスによって身体が順応するから。

3つ目は、ホメオスタシスによって身体が順応するからです。

 

有酸素運動を継続していると、エネルギーを消費せず、効率的に身体を動かせるようになります。

言ってしまえば「慣れ」であり良いことですが、ダイエットの観点で言うとマイナスになってしまいます。

 

一方で、無酸素運動(筋トレ)の場合は、トレーニングの負荷や回数、休憩時間、セット数、エクササイズ内容などを様々に変えることができるため、「慣れる」状態を避けることができます。

 

そのため、柔軟に変化を出せる無酸素運動の方が、僕は推奨しています。

 

 

もちろん、人それぞれの身体の状態や好みによって、どちらを選択するかは変わると思います。

その中で一番大切なのは、何のためにやっているのか、つまり「目的」を明確にして行うことです。

 

有酸素運動、無酸素運動に関わらず、

「なぜやるのか?」「何のためにやるのか」を明確にしてからスタートしてみてくださいね。

 

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