ドーパミンを正しく分泌させる方法
こんにちは、パーソナルトレーナーの高正です。
「ドーパミン」という神経伝達物質は、皆さんもご存知だと思いますが、
この物質を正しく分泌させることは、健康になるために非常に重要なことです。
そこで、今回はドーパミンについて解説をしていきます。
ドーパミンについて
ドーパミンは、脳の側坐核という部位から分泌される神経伝達物質のことで、
別名「快感のホルモン」とも呼ばれています。
このホルモンが分泌されると、
- やる気や幸福感が感じられる。
- 集中力が高められる。
- ポジティブな思考になる。
など、非常に良い効果を私たちにもたらしてくれるので、日頃からドーパミンを出すことを意識していくことで、毎日充実した日々を過ごすことができます。
ドーパミンを増やす方法
ドーパミンを色々なアプローチによって分泌を促すことができます。
その代表例としては以下になります。
1. 運動をする。
運動をすると、ドーパミンの分泌が高まります。仕事で疲れた時は休憩して、軽く外で運動をするとそのあとの仕事への集中力が増します。また、ベストなタイミングは朝です。朝に日を浴びることでセロトニンも分泌させることができるため、朝早く起きて30分程度のウォーキングや筋トレを行うことがオススメです。
2. 食事でタンパク質を意識して摂取する。
ドーパミンは、アミノ酸のフェニルアラニンとチロシン[keikou]から構成されます。そのため、それらの栄養素が豊富に含まれるタンパク質を摂取することがポイントです。多く含まれる食品は[keikou]大豆や卵、バナナ、アーモンド、アボカドなどです。
3. 腸内環境を整える。
ドーパミンは脳の側坐核から分泌されますが、最近になって腸からも分泌されることが分かりました。腸内環境を整えるために、食物繊維や乳酸菌などを積極的に摂取することもポイントです。
4. 新しいことにチャレンジする。
新しいことにチャレンジすると、脳が活性化されてドーパミンが分泌されます。特に音楽や絵、何かを作ったりする創造行為をすることがオススメです。
その他にも、好きな音楽を聴いたり、瞑想することでドーパミンの分泌が促されることが明らかになっています。
これらの様々なアプローチを生活の中で取り入れていくと良いでしょう。
ドーパミンの悪い出し方もある。
ドーパミンは私たちに良い効果を与えてくれますが、一方でドーパミンには悪い分泌のさせ方も存在しています。それは、所謂「中毒」と呼ばれる類のものです。
その代表的な例は、アルコール・タバコ・ギャンブル・加工食品・ジャンクフード・SNSです。
これらの行為はドーパミンを過剰に分泌させて、「またあの幸福感を味わいたい」という中毒症状を引き起こすため、一度ハマってしまうと非常に危険です。
なので、悪いドーパミンの出し方ではなく、正しいドーパミンの出し方で健康を作っていきましょう!
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