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  • 腸内環境はなぜ大事?

    2023年11月28日
    ダイエットライフスタイル

    腸内環境はなぜ大事?

    腸内環境

     

    私たちの体内には、数百兆もの微生物が共存し、その大部分が腸内に生息しています。

    この腸内の微生物群を「腸内フローラ」と呼び、そのバランスが私たちの健康に深く関わります。

    腸内環境は、消化吸収や免疫システム、さらには心理的な健康まで影響を及ぼすことが科学的に証明されています。

     

    また、ボディメイクやダイエットにも、腸内環境は重要です。

    健康な腸内フローラは、代謝を促進し、その結果体重管理にも役立ちます。

    また、腸内バランスが良いことが、運動パフォーマンスの向上にもつながると言われています。

     

    この記事では、腸内環境がどのように健康、特にボディメイクやダイエットに影響を与えるのかを掘り下げ、日常生活でできる改善策をご提案します。

    腸内環境を整えることで、より健康的で活力ある生活を手に入れましょう!

     

     

    2. 腸内環境の基礎知識

     

    腸内細菌

     

    腸内細菌の種類と機能

     

    私たちの腸内には、何百種類もの異なる細菌が存在しています。

    これらは大きく分けて、善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌に分類されます。

     

    善玉菌は腸の健康を守り、免疫力を高める助けとなります。

    代表的な善玉菌には、ビフィドバクテリウムやラクトバチルスがあります。

     

    悪玉菌は、過剰に増えると腸内環境の乱れや健康問題を引き起こす可能性があります。

     

    そして、日和見菌は環境に応じて善玉菌か悪玉菌のどちらかの役割を果たします。

    この微妙なバランスが、私たちの健康状態を左右しています。

     

     

    腸内環境が健康に及ぼす影響

     

    腸内環境のバランスは、単に消化や栄養吸収に影響を与えるだけではありません。

    免疫システムの大部分が腸内に存在し、腸内フローラは免疫機能にも大きく関わっています。

     

    腸内環境が良いと、感染症や炎症性の疾患を予防するのに役立つとされています。

    また、最近の研究では、腸内フローラの状態が心の健康にも影響を与える可能性があることが分かっています。

     

     

    プレバイオティクスとプロバイオティクスの違い

     

    プレバイオティクスとプロバイオティクスは、腸内環境を改善するために重要ですが、役割には違いがあります。

    プロバイオティクスは生きた微生物で、特に善玉菌を補給する役割を持ちます。

    これらはヨーグルトや発酵食品などに自然に存在し、サプリメントとしても摂取できます。

     

    一方、プレバイオティクスは、腸内の善玉菌が栄養として利用する食物成分です。

    これには食物繊維が含まれ、善玉菌の増殖を助け、腸内環境を健康に保つのに役立ちます。

     

     

    3. 腸内環境とボディメイク

     

    女性と腸

    腸内環境と体重管理

     

    先述した通り、腸内環境は体重管理において重要な役割を果たします。

    健康な腸内フローラは、食物の消化吸収を助け、代謝を正常に保つことを助けます。

     

    研究によれば、肥満の人々は非肥満の人々と比べて異なる腸内細菌の組成を持つことが示されています。

    特に、善玉菌と悪玉菌の比率が肥満と関連していることが分かっています。

     

    善玉菌が豊富な腸内環境は、脂肪の蓄積を減らし、体重を減らすことに寄与します。

    また、腸内の善玉菌は食欲調節に関わるホルモンの産生にも影響を及ぼし、過食を防ぐ助けになります。

     

     

    腸内環境と運動パフォーマンス

     

    腸内環境は、運動パフォーマンスにも密接に関連しています。

    良い腸内環境は、栄養素の吸収を助け、エネルギーを効率的に利用することができます。

    これは特に、エネルギーを要求する運動やトレーニングを行う際に重要です。

     

    また、腸内の善玉菌は、運動による筋肉疲労の回復を促し、慢性的な炎症を減らすことができます。

    これにより、トレーニングの質が向上し、結果として運動効果が高まりやすくなります。

     

    また、一部の研究では、腸内細菌が運動によるストレス耐性を高めることにも関与していると示唆されています。

     

     

    4. 食事による腸内環境の改善

     

    ヨーグルト

    腸に良い食べ物

     

    腸の健康を維持するためには、善玉菌の成長を促し、悪玉菌の増加を抑える食品を摂取することが重要です。

    以下の食品は腸に特に良いとされています。

     

    ①発酵食品

    ヨーグルト、キムチ、ミソ、納豆などの発酵食品には、プロバイオティクス(善玉菌)が豊富に含まれています。

    ②高繊維食品

    全粒穀物、野菜、果物、豆類などに含まれる食物繊維は、プレバイオティクスとして機能し、善玉菌の餌となります。

    ③オメガ3脂肪酸

    青魚や亜麻仁油などのオメガ3脂肪酸は、腸内の炎症を減らす効果があるとされています。

    これらの食品は腸内フローラのバランスを改善し、全体的な健康に寄与します。

     

    腸内環境を悪化させる食べ物

     

    ハンバーガー

     

    一方で、以下のような食品は腸内環境を悪化させる可能性があります。

    ①加工食品と砂糖

    人工的な添加物や高砂糖の食品は、腸内の善玉菌を減少させ、悪玉菌の増加を促すことがあります。

    ②赤肉の過剰摂取

    赤肉は腸内で発がん性物質を生成する可能性があります。

    ③アルコール

    過度のアルコール摂取は腸内フローラのバランスを乱すことがあります。

    これらの食品を避けるか、摂取を控えめにすることが推奨されます。

     

     

    6. 生活習慣と腸内環境

     

    睡眠

    睡眠の重要性

     

    良質な睡眠は腸内環境の健康を維持する上で不可欠です。

    睡眠不足は腸の働きに悪影響を及ぼし、腸内フローラのバランスを乱します。

    十分な睡眠をとることで、腸の動きが正常化し、免疫システムも強化されます。

    目安としては、毎晩7〜8時間の連続した睡眠を心がけることが重要です。

     

    ストレス管理

     

    ストレスは腸の健康に大きな影響を与えます。

    過度のストレスは、腸内細菌のバランスを崩し、消化不良や腸の炎症を引き起こす原因となります。

    ストレス管理のための方法としては、定期的なリラクゼーション、深呼吸、瞑想、趣味や運動に時間を割くことが有効です。

    これらの活動はストレスレベルを下げ、腸内環境に好影響を及ぼすことが期待できます。

     

    水分摂取の重要性

     

    水分摂取は腸内環境の健康を維持する上で非常に重要です。

    適切な水分摂取は腸の動きを促し、便秘の予防に役立ちます。

    成人は1日に約2リットルの水を摂取することが推奨されていますが、運動量や気温によって必要量は異なります。

    水分摂取は、水、お茶、または無糖の飲料で行うのがベストです。

     

     

    まとめ: 腸内環境の改善への道

     

    カウンセリング

     

    腸内環境は私たちの全体的な健康に深く関わり、ボディメイクやダイエットに興味を持つ方々にとっても、重要な役割を果たします。

    腸内環境の健康を保つことは、ただ体重を減らすだけではなく、より健康的で活力のある生活を送るための鍵です。

    今回の内容を活用し、健康的な腸内環境を目指していきましょう^ ^

     

     

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  • エネルギー供給源:炭水化物の科学

    2023年10月12日
    ダイエットボディメイク食事

    エネルギー供給源:炭水化物の科学

    私たちの体が日常の活動を行うために必要なエネルギー。

    それは筋肉の動きから、心臓の鼓動、思考する脳の働きまで、体のすべての動きに関連しています。

    このエネルギーの大部分は、食事から摂取した栄養素に由来しています。

    特に、筋肉のエネルギー供給に関しては、炭水化物の役割が非常に大きいのです。

     

    炭水化物は、私たちが食事から摂取する3大栄養素の一つであり、主要なエネルギー源です。

     

    長距離ランナーやスポーツ選手は、競技前に炭水化物を多く含む食事を摂ることで知られていますが、その背景には、エネルギー供給に関する科学的な知識が存在します。

     

    本記事では、エネルギー供給における炭水化物の重要性を解説し、その科学的な背景を深く探ることで、日常生活やスポーツ、ダイエットにおいての食事の選び方のヒントを解説します。

     

    炭水化物の基本

     

    炭水化物とは、糖質を主成分とする有機化合物の総称です。

    この糖質は、単糖、二糖、多糖という3つのカテゴリに分類されます。

     

    単糖は、グルコースやフルクトースなどの基本的な糖分子を指します。

    これらは、摂取後、すぐに体内でエネルギーとして利用されます。

     

    一方、二糖は、サッカロース(テーブルシュガー)やラクトース(乳糖)のような2つの単糖が結合したものを指します。

     

    多糖は、3つ以上の単糖が結合したもので、主に植物や動物の体内でエネルギー貯蔵の形として存在します。

    例えば、植物の細胞壁に存在するセルロースや、私たちの筋肉や肝臓に蓄えられるグリコーゲンなどがこれに該当します。

     

    私たちが食事から炭水化物を摂取すると、それは体内で分解・変換され、最終的にはグルコースとして血液中に放出されます。

    このグルコースは、私たちの主要なエネルギー源として、筋肉や脳、その他の臓器に供給されるのです。

    炭水化物の摂取と体内での変換の過程は、私たちのエネルギー代謝において重要な役割を果たしています。

     

    筋肉エネルギーの主な供給源:グリコーゲン

     

    私たちの筋肉が動く際のエネルギーの主な供給源はグリコーゲンです。

    グリコーゲンは、炭水化物から得られるグルコースが筋肉や肝臓に蓄積される形で作られます。

     

    ◉グリコーゲンの生成と貯蔵

    私たちが食事から炭水化物を摂取すると、消化の過程でグルコースとして吸収され、血液中に放出されます。

    インスリンというホルモンの作用により、このグルコースは筋肉や肝臓の細胞に取り込まれ、グリコーゲンとして蓄積されます。

    特に、運動後の筋肉はグルコースの取り込みが活発になり、効率的にグリコーゲンを蓄積します。

     

    ◉運動中のグリコーゲンの役割

    運動を始めると、筋肉はエネルギーを必要とします。

    最初のエネルギー源として、筋肉内のグリコーゲンが分解され、エネルギーとして利用されます。

    特に、高強度の短時間の運動時には、グリコーゲンの消費は非常に高まります。

    長時間の運動が続くと、この筋肉内のグリコーゲンは減少してしまうため、疲労の原因となります。

     

    炭水化物と運動パフォーマンス

     

     

    ◉長時間の運動と炭水化物の消費

    長時間の運動を続けると、前述のように筋肉内のグリコーゲンが消耗します。

    これにより、エネルギーの供給が不足し、疲労が進行します。

    炭水化物の摂取は筋肉へのエネルギー供給をサポートし、運動パフォーマンスの維持に寄与します。

     

    ◉炭水化物の摂取が持つ運動への影響

    適切なタイミングでの炭水化物の摂取は、運動中の筋肉のエネルギー供給をサポートし、運動後の筋肉の回復も促進します。

    これにより、連続して高いパフォーマンスを維持することができます。

     

    ◉カーボローディングとそのメリット

    カーボローディングとは、競技前に炭水化物を多量に摂取し、筋肉内のグリコーゲンを最大限に蓄積する方法です。

    これにより、競技中の持久力や運動能力を向上させることが期待されます。

    特に、マラソンやトライアスロンなどの長時間の競技での効果が高まります。

     

    糖質制限とエネルギー供給

     

    体脂肪の減少や血糖値のコントロールを目的として、糖質制限があります。

    炭水化物を制限することで筋肉のエネルギー供給にどのような影響が出るのでしょうか。

     

    炭水化物制限の背景と目的

    糖質制限の背景には、糖質を制限することでインスリンの分泌を抑え、体脂肪の減少を促進するという理論があります。

    また、低糖質の食生活は血糖値の急激な上昇を避けることができるため、糖尿病のリスクを低減させる効果も期待されています。

     

    糖質制限中のエネルギー供給源の変化

    炭水化物の摂取を制限すると、体は筋肉や肝臓に蓄えられているグリコーゲンを使い果たし、脂肪を主なエネルギー源として利用するようになります。この過程で、ケトン体という物質が生成され、脳や筋肉へのエネルギー供給として利用されます。

     

    しかし、炭水化物を極端に制限したダイエットは、短期的には体重減少が見られることが多いものの、エネルギー供給が維持されないため、長期的にはリバウンドのリスクが増大します。

     

    体がエネルギー不足を感じると、次の食事で過剰に摂取しやすくなるとともに、基礎代謝が下がり、継続的な体重管理が難しくなる可能性があります。

     

    パフォーマンスと回復への影響

    炭水化物の摂取が非常に少ない状態が続くと、筋肉のエネルギー供給が不十分になり、運動時のパフォーマンスが低下しやすくなります。

    特に高強度の運動時には筋肉の疲労が早まり、回復にも時間がかかります

    また、炭水化物は筋肉の回復を助ける役割もあるため、適切なタイミングでの摂取が推奨されます。

     

     

    炭水化物の適切な摂取量

     

     

    ◉運動量や目的に合わせた摂取

    例えば、持久力を要するスポーツ選手や筋トレを頻繁に行う人は、多くの炭水化物が必要です。

    これに対して、日常的な運動量が少ない人や、ダイエットを目的とする人は、摂取量を控えめにすることが推奨されます。

     

     

    ◉運動前後の炭水化物の摂取

    運動前に炭水化物を摂取することで、筋肉内のグリコーゲンを充填でき、パフォーマンスの向上が期待できます。

    特に、60分以上の運動を予定している場合には、前もって炭水化物をしっかり摂取しましょう。

     

    運動後の炭水化物摂取は、体の回復を助けるためのものとなります。

    運動によって消耗された筋肉内のグリコーゲンを迅速に補うことで、次回の運動やトレーニングへの備えとして非常に有効です。

    さらに、炭水化物と一緒にたんぱく質を摂取することで、筋肉の修復や成長をより効率的に行うことができます。

     

    ただし、摂取する炭水化物の種類にも注意が必要です。

    運動前には、消化が早い単糖や二糖を中心に摂取すると、迅速にエネルギーとして利用できます。

    具体的には、フルーツの中でも特にバナナやぶどう、オレンジジュース、蜂蜜、またはスポーツドリンクなどが挙げられます。

    一方、運動後は、多糖類や食物繊維を含むものを摂取することで、持続的なエネルギー供給ができます。

    お米や全粒粉のパン、オートミール、さつまいも、そばなどが適しています。

     

    また、タイミングだけでなく、日常の炭水化物の摂取バランスも大切です。

    日常の食事での過度な炭水化物の摂取は、体脂肪の増加やインスリン抵抗性の原因となります。

    自身の運動量や目的に応じた適切な量と種類の炭水化物を摂取し、体型を維持することが大切です。

     

     

    まとめ

     

    炭水化物は、私たちの体にとって主要なエネルギー源です。

    適切な炭水化物の摂取は、運動時のパフォーマンス向上や回復を助ける役割を持ちます。

    そのため、運動を行う人は、適切なタイミングでの炭水化物摂取が必須となります。

     

    しかし、単に多くの炭水化物を摂取するだけではなく、その種類やタイミング、そして量を考慮することが重要です。

    日常の運動量やトレーニングの目的に合わせて、炭水化物の摂取を調整することで、最適な運動パフォーマンスと健康をサポートすることが可能です。

     

    この記事を通じて、炭水化物の科学的な背景や摂取のポイントを理解し、健康的な生活を築くための参考にしていただければ幸いです(^ ^)

     

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  • 「いつ食べるか」を意識した時間栄養学で生活習慣を考えよう

    2023年10月6日
    ダイエットライフスタイル食事

    「いつ食べるか」を意識した時間栄養学で生活習慣を考えよう

    時間栄養学とは

    時間栄養学とは、文字通り「いつ食べるか」ということに焦点を当てた栄養学の分野です。

    伝統的な栄養学は「何を食べるか」に重点を置いてきましたが、近年の研究で「いつ食べるか」もまた健康や体調、パフォーマンスに大きな影響を与えることが明らかになってきました。

     

    「いつ」食べるかによって、内臓脂肪や脂肪の付き方に違いが生じることがわかっています。

    例えば、昼間よりも夜遅い時間に食事をすると、内臓脂肪の蓄積が促進される傾向があります。

     

    この背後には、BMAL1というタンパク質が関係しています。

    BMAL1は、私たちの体内時計を調節する時計遺伝子によって産生されるタンパク質で、このタンパク質の量は一日の中で変動します。

    特に、夜の22時から夜中の2時頃にかけてBMAL1の量がピークを迎えるため、この時間帯に食事を取ると脂肪の蓄積が促進されてしまいます。

     

    このように、食事のタイミングが私たちの体内にどのような影響を及ぼしているのか理解することで、自分の理想の体型に近づくヒントが得られるでしょう。

    今回は、時間栄養学の視点から、私たちの日常生活や健康に与える食事のタイミングの影響を詳しく解説していきます。

     

    サーカディアンリズムと食事の関連性

     

    サーカディアンリズムとは、私たちの体内で約24時間の周期をもつ生理的、行動的リズムを指します。

    このリズムは「体内時計」とも称され、太陽の光や温度、食事などの外部からのシグナルによって調整されています。

     

    人の体内時計は、脳の視交叉上核という部位に存在し、この部分が様々なホルモンの分泌や体温、睡眠のリズムなどをコントロールしています。

    例えば、朝日の光を浴びることで、体内時計は「朝」であると認識し、活動を始めるためのホルモンの分泌が促進されます。

     

    そして、この体内時計と食事の関連性が近年注目されています。

    特に、食事のタイミングがホルモンの分泌に与える影響は深いものがあります。

     

    インスリンやグルカゴン、レプチンやグレリンなど、食事やエネルギー代謝に関わるホルモンの分泌は、食事のタイミングと密接に関連しています。

    これらのホルモンは私たちの食欲やエネルギー利用、脂肪の蓄積などを調整しています。

     

    適切なタイミングでの食事は、これらのホルモンバランスを最適化し、健康的な代謝をサポートします。

    逆に、不規則な食事や夜遅くの食事は体内時計の乱れを引き起こし、代謝の低下や体重の増加、生活習慣病のリスクを高めることとなります。

     

    夜間の食事と消化

     

    私たちの身体は、夜間には消化機能が低下すると言われています。

    これは、サーカディアンリズムに基づく体内時計の影響で、夜間には消化酵素の分泌が減少し、胃腸の動きも鈍くなるためです。

    そのため、夜に重い食事を取ると、消化が遅れ、胃もたれや胸焼けなどの不快な症状を引き起こす可能性があります。

     

    さらに、夜間の食事は、睡眠の質にも影響を及ぼすことがわかっています。

    消化にエネルギーを使用することで、深い睡眠が妨げられ、熟睡感が得られなくなります。

    特に、脂っこい食事やカフェインを多く含む飲み物は、睡眠の質を低下させます。

     

    間食のタイミングと選び方

     


    間食の背景には、多くの場合、血糖値の低下があります。

    この低下は、身体がエネルギーを必要としているサインで、脳はそれを「空腹」として感じます。

     

    食事の後、私たちの身体は炭水化物を糖に変え、それが血液を通じて身体中に運ばれます。

    しかし、炭水化物の摂取が少ない時や食間の時間が長くなると、血糖値が低下し、それが空腹感や集中力の低下を引き起こします。

     

    空腹感や血糖値の低下を効果的に管理するためには、賢い間食の選び方が必要です。

    まず、高糖質のスナックや甘い飲み物は避けるよう心掛けましょう。これらは、短期間で血糖値を急上昇させるものの、すぐに急激に下がってしまいます。

    そのため、繊維質やたんぱく質を含むものを選ぶと、血糖値が安定し、持続的なエネルギー供給が期待できます。

     

    夜間のカロリー摂取が増えるよりは、間食を有効に使うことで血糖値が安定し過食を防ぐことが大切です。

     

    トレーニングやスポーツと食事のタイミング

     


    トレーニングやスポーツは、身体にとってエネルギーを多く使います。

    運動前の食事は、身体が効果的にエネルギーを生み出す燃料になります。

    一方、運動後の食事は、筋肉の修復や回復に必要な栄養になります。

     

    そのため、筋トレを行う場合は筋トレ1〜2時間前におにぎりなどの糖質(エネルギー)を補給することがオススメです。

    また、筋トレ後はタンパク質の多い食事を心がけることで、筋肉の修復・回復をしっかり行うことができます。

     

    一方で、有酸素運動を行う場合、空腹状態で行うことで脂肪燃焼を促進しやすくなります。

    ウォーキングなどの軽めの有酸素運動は減量・からだの引き締めに有効です。

     

    食事のタイミングとダイエット

     

    ◉食事のタイミングがダイエット成功の鍵

    ダイエットの成功は、食べる内容だけでなく、「いつ」食べるかというタイミングが非常に重要です。

    適切なタイミングでの食事摂取は、基礎代謝を最適化し、脂肪の燃焼を促します。

    一方で、不適切なタイミングでの食事は、脂肪の蓄積を助けることになり、ダイエットの効果を低下させてしまいます。

     

    ◉朝食の役割と重要性

    朝食を摂ることで、脳の活動を活発にし、1日を通しての代謝も向上させます。

    また、朝食で摂取したエネルギーは日中に使われるため、脂肪の蓄積もしにくいです。

    ただし、前日に飲み会や食事をたくさん食べた場合は、胃腸を休める必要があるため体の状態を見て食事量を調整することが大切です。

     

    ◉夜食の影響

    夜遅くの食事や夜食は、消化機能の低下とともに、エネルギーの消費も少なくなります。

    そのため、夜に摂取したカロリーは脂肪として蓄積されやすくなります。

    ダイエットを成功させるためには、夜の食事量を控えめにし、就寝の2~3時間前には食事を終えることがオススメです。

     

    ダイエット成功のためには、食事の内容だけでなく、食事のタイミングもしっかりと意識することが必要です。

    食事のタイミングを見直すことで、健康的な体重減少をサポートし、ダイエットの成功を実現する助けになります。

     

    まとめ

     

    時間栄養学の考え方を取り入れることは、健康維持や生活習慣病の予防だけでなく、ダイエットの成功にも非常に有効です。

    食事の内容に気を付けることはもちろん大切ですが、それと同時に「いつ食べるか」というタイミングも考慮していきましょう。

     

    特に、代謝の観点から見た食事のタイミングは、体重・体脂肪を減らすことにおいて重要な役割を果たします。

    適切なタイミングでの食事は、基礎代謝を活性化させ、脂肪の燃焼を助けます。

    逆に、不適切なタイミングでの食事は、脂肪の蓄積を促進するリスクが高まります。

     

    また、ダイエットは一時的な取り組みではなく、長期的なライフスタイルの変化として捉えるべきです。

    時間栄養学に基づく食事のタイミングを意識することで、健康的な生活習慣を築き、持続可能なダイエットを実現できます。

    最後に、正しい知識をもとに、自身の生活リズムや体調に合わせた食事のタイミングを見つけ、健康的なダイエットを心がけることをおすすめします。

     

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  • 睡眠不足で太りやすくなる!?その理由を解説

    2023年10月4日
    ダイエットボディメイク睡眠

    睡眠不足で太りやすくなる!?その理由を解説

    近年、スマートフォンやパソコンの使用が増える中、夜更かしをして朝早く起きる生活が普通となっています。

    しかし、この睡眠不足が体重や体脂肪に与える影響について、認識している人は少ないのではないでしょうか。

     

    複数の研究が示す通り、睡眠不足は体重増加のリスクを高めます。

    そして、それは単なる「疲れているから食べる量が増える」という単純な理由だけではありません。

     

    体内のホルモンバランスの変動や、基礎代謝の低下など、さまざまな要因が関連しています。

    本記事では、なぜ睡眠不足が体重増加を招くのか、その背後にある科学的な理由と共に、睡眠についても深掘りしていきます。

     

    睡眠の質と量の基礎知識

     

    ◎レム睡眠とノンレム睡眠の違いとその役割

    人間の睡眠は、大きく分けてレム睡眠とノンレム睡眠の2つのフェーズに分かれています。

    レム睡眠は、主に夢を見る時期とされており、このフェーズでは脳の活動が活発化し、日中の出来事や学習内容の整理が行われると言われています。

     

    一方、ノンレム睡眠はさらに3つのステージに分けられ、深い睡眠から浅い睡眠までの状態を含みます。

    特に深い睡眠の時期には、体の修復や成長ホルモンの分泌が行われ、体のリカバリーに必要不可欠です。

     

    ◎成人における推奨される睡眠時間

    一般的に、成人における推奨される睡眠時間は7〜9時間とされています。

    しかし、これは個人の体質や生活習慣、日中の活動量などによって異なります。

    短時間でも質の良い睡眠をとることができれば問題ありませんが、多くの人はこの推奨される時間を満たしていないのが現状です。

    慢性的な睡眠不足は、疲労や集中力の低下だけでなく、食欲の調整を担当するホルモンのバランスの乱れや、免疫力の低下など、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。

     

     

    睡眠不足がもたらすホルモンの変動

    私たちの身体は、さまざまなホルモンのバランスによって日々の活動を調整しています。

    そして、睡眠不足はこれらのホルモンのバランスを乱し、体重増加のリスクを高める可能性があります。

     

    ◎レプチンとグレリンのバランスの変化とその影響

    レプチンとグレリンは、私たちの食欲を調整するホルモンとして知られています。

    レプチンは脂肪組織から分泌され、食欲を抑える働きを持つ一方、グレリンは胃から分泌され、食欲を増進する効果があります。

    睡眠不足になると、レプチンの分泌が減少し、グレリンの分泌が増加することが研究で示されています。

    この結果、食欲が増加し、食事の摂取量が増える可能性が高まります。

     

    ◎コルチゾール(ストレスホルモン)の上昇とその効果

    コルチゾールは、ストレス時に副腎から分泌されるホルモンで、エネルギー供給を増加させる働きがあります。

    しかし、慢性的な睡眠不足によりコルチゾールの分泌が増加すると、食欲増加や脂肪の蓄積を促進する可能性が指摘されています。

    また、高いコルチゾールレベルは筋肉の分解を促進し、基礎代謝の低下を引き起こすこともあります。

     

    代謝への影響

     

    睡眠は、身体のリカバリーやエネルギー補給に欠かせない要素であり、睡眠不足は代謝活動にも影響を与えます。

     

    ◎基礎代謝率の低下とエネルギー消費の変動

    基礎代謝は、私たちが安静時に消費するエネルギーのことを指します。

    これが低下すると、日常生活でのカロリー消費が減少し、体重増加のリスクが高まります。

    慢性的な睡眠不足は、筋肉量の減少を引き起こし、基礎代謝を低下させる可能性があります。

     

    ◎食欲の変化と摂取カロリーへの影響

    先に触れたように、睡眠不足は食欲調節ホルモンのバランスを崩します。

    これにより、特に高カロリーで高脂肪の食物への欲求が高まることが報告されています。

    結果として、食事の摂取カロリーが増え、体重増加に繋がるリスクが高まるのです。

     

     

    睡眠不足による生活習慣の変化

     

    睡眠の質や量が低下すると、日常生活の中でさまざまな変化が出てきます。

    慢性的な睡眠不足は、疲労感の増加や集中力の低下を引き起こします。

    これにより、運動や日常の活動に対する意欲が低下し、結果として運動量や日常活動のレベルが低下します。

    運動や活動が減少すると、カロリーの消費量も減少するため、体重増加のリスクが高まります。

     

    睡眠の質を向上させるアクションプラン

     

    質の良い睡眠をとることは、体重や健康の管理において非常に重要です。

    以下に、睡眠の質を向上させるための具体的なヒントをいくつか紹介します。

     

    睡眠環境の最適化(部屋の暗さ、温度、静寂性)

    快適な睡眠をとるためには、部屋の環境を整えることが不可欠です。

    暗く、静かで、適切な温度の部屋での睡眠は、深い睡眠をもたらすことが示されています。

    特に、適切な温度は約20〜24度が理想とされています。

     

    ストレス管理とリラクゼーション

    日常生活のストレスは、睡眠の質や量に悪影響を及ぼす主な原因の一つです。

    瞑想や深呼吸、リラクゼーションを取り入れることで、ストレスを緩和し、睡眠の質を向上させることができます。

     

    カフェインやアルコールの摂取を控える

    カフェインやアルコールは、睡眠の質に悪影響を及ぼすことが知られています。

    特に、就寝前の数時間はこれらの摂取を控えることで、睡眠の質を向上させることが期待できます。

     

    まとめ

    私たちの日常生活における睡眠の役割は非常に大きいです。

    睡眠不足がホルモンバランスの乱れや代謝の低下、そして食欲や生活習慣の変化など、さまざまな要因が絡み合って、私たちの健康に影響を及ぼしています。

    それだけに、質の良い睡眠を十分にとることは、健康的な生活を維持する上での土台と言えます。

     

    現代においては、様々な要因で睡眠時間が削られがちですが、その重要性を理解し、日常生活での睡眠の優先度を上げることを心がけていきましょう(^^)

     

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  • 年代ごとにおこる女性の体型変化の原因と対策

    2023年9月17日
    ダイエットボディメイクライフスタイル

    年代ごとにおこる女性の体型変化の原因と対策

    女性の体型は年代によって様々な変化があります。

    これは単なる外見の問題だけでなく、健康や生活の質にも影響します。

    一般的に、若い頃は筋肉量が多く代謝も活発ですが、年齢を重ねるごとに筋肉量は減少し、脂肪が蓄積しやすくなります。

     

    これはホルモンバランスの変動、活動量の低下、生活習慣の変化などが理由です。

    さらに、女性は出産、授乳、更年期など、生涯を通じて体が大きな変化を遂げる期間が男性に比べて多いのも特徴です。

    このような体の変化は、体型だけでなく心の健康にも影響を与えるため、どのように対処すべきか理解することが重要です。

     

    この記事では、年代ごとに女性の体型がどのように変化するのか、その原因と対策について解説していきます。

     

    女性の体型変化の傾向

    年々体型が変わってきた、今まではすぐに落ちていた体重が落ちなくなってきた、と多くの女性が悩まれています。

    若い頃は筋肉量が多く、代謝も高いですが、年齢を重ねると筋肉量は減少し、体脂肪が増加しやすくなります。

     

    また、ホルモンも体型に大きく影響します。

    特に、女性ホルモンのエストロゲンは脂肪の蓄積と分布に影響を与え、月経周期や妊娠、更年期によってそのバランスが大きく変わります。

    エストロゲンが低下すると、特に腹部に脂肪が蓄積しやすくなります。

     

    また、生活習慣も影響しています。

    運動量が少なく、高カロリーな食事が多いと、どの年代でも体脂肪は増加しやすくなります。

    しかし、同じ生活習慣でも年齢が上がるにつれて代謝が低下するため、運動量や健康的な食習慣は体型維持に必要不可欠です。

     

    以下の各セクションでは、30代、40代、50代以降の女性に焦点を当て、それぞれの年代での体型変化の傾向、原因、そして対策について詳しく解説していきます。

     

    30代女性ー新たな課題

     

     

    30代での体型の変化

    30代になると、多くの女性が身体的な変化を感じ始めます。

    この年代は特に、代謝が減少し、体重が増加しやすくなる時期です。

    さらに、多くの女性がこの年代で出産を経験するため、体型に大きな変化が起きることが多いです。

     

    30代の主な原因

    30代で体型が変わる主な原因は二つあります。

    第一に、年齢とともに基礎代謝が低下すること。

    20代と比べて運動量が同じでも、燃焼するカロリー量が少なくなります。

    これが、体重が増加しやすい一因となります。

     

    第二の原因は出産です。

    妊娠・出産は女性の体に大きな影響を与え、特に体重が増加しやすくなります。

    産後も、母体は赤ちゃんのケアに多くのエネルギーを使うため、自分自身の体調や体型を管理する時間とエネルギーが限られがちです。

    その結果、体型や体重が崩れやすくなります。

     

    30代の対策

    1. 運動量の調整

    代謝が落ちるため、同じ量の運動では体重を維持することが難しくなります。

    ここで大切なのは、運動の質を高めること。

    有酸素運動だけでなく、筋トレを取り入れて筋力を高める・筋肉量を増やすことで、基礎代謝を高める方法が有効です。

     

    2. 食事の見直し

    代謝が低下するため、摂取するカロリーもそれに合わせて調整する必要があります。

    特に糖質や脂質の摂取を控えめにし、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富な食事を心掛けましょう。

     

    3. 出産とその後のケア

    出産を経験した場合、産後の体型戻しには時間がかかることが多いです。

    しかし、適切な運動と食事管理で、少しずつでも前の状態に近づけることは十分可能です。

    この年代は出産などで体型が大きく変わることが多いため、早いうちからしっかりとした対策が求められます。

     

    40代 – 更年期とその前後

    40代での体型の変化

    40代になると、更年期が近づき体の変化が一層明らかになることが多く、その影響で体型も大きく変わる場合があります。

    特に、脂肪がつきやすく、同時に筋力も低下するため、以前と同じライフスタイルを続けていても体型を維持するのが難しくなる女性が増えます。

     

    40代の主な原因

    40代での体型変化の主な原因は以下の二つです。

    1. ホルモンレベルの変動

    40代に入ると、更年期に伴うエストロゲンなどのホルモンレベルが変動し、その影響で代謝が低下します。

    これにより体脂肪が蓄積しやすくなる傾向があります。

     

    2. 筋力の低下

    年齢とともに筋肉の量が減少し、特に40代ではこの傾向が強まります。

    筋力の低下は代謝にも影響し、それが体型にも直結します。

     

    40代の対策

    1. 運動量を増やす

    筋力の低下を防ぐためには、筋トレを含む継続的な運動が必要です。

    特に、大きな筋群に焦点を当てた筋力トレーニングが効果的です。

     

    2. 食事の見直し

    ホルモンの影響で代謝が低下する40代では、食事内容の見直しも必要です。

    30代と同様に、低糖質、高タンパクな食事が推奨されます。

     

    この年代での体型維持は、ホルモンレベルの変動と筋力の低下によって特に難しい時期であり、対策が必要です。

     

    また、更年期の症状が強い場合、ホルモン補充療法が有効な選択肢とされています。

    ただし、この治療にはリスクもあるため、必ず専門の医師と相談することが重要です。

     

    50代以降 – 維持とケア

     

     

    50代以降での体型の変化

    50代以降も人生の新たなフェーズが始まり、体の変化はさらに加速する場合が多いです。

    筋肉の萎縮が進みやすくなり、それによって基礎代謝が低下します。

    また、骨密度の低下も進むため、体型だけでなく健康全体が大きな影響を受ける可能性があります。

     

    50代以降の主な原因

    50代以降で体型変化の主な原因は、以下の通りです。

    1. 筋肉の萎縮

    50代になると、さらに筋肉の減少が進む可能性が高く、これが代謝にも影響して体型が変わり易くなります。

     

    2. 骨密度の低下

    更年期が過ぎると、特に女性は骨密度が低下し易くなります。

    これは体型だけでなく、骨折のリスクも高めます。

     

    50代以降の対策

    1. 栄養素の吸収に重点を置いた食事

    骨密度の低下と筋肉の萎縮を抑制するためには、カルシウム、ビタミンD、高タンパクな食事が重要です。

    特に、高齢者が多く摂取すべきとされるビタミンB12も意識的に摂るようにすると良いでしょう。

     

    2. 低強度の運動

    高齢になると、負荷が高すぎる運動は体に負担をかける可能性があります。

    そのため、ウォーキングや軽めの運動、スイミングなどの運動がおすすめです。

    これらの運動は関節に優しく、筋肉や心肺機能の維持にも効果的です。

     

    この年代では、健康の維持と並行して体型も管理することが特に重要となります。

    適切な食事と運動で、健康で美しい体型を維持しましょう。

     

     

    まとめ

    女性の体型は年代ごとに多くの変化があります。

    それぞれの年代での体型の変化には、代謝率、ホルモンバランス、生活習慣など多くの要因が関わっています。

    20代では成長期から大人への移行が主な焦点であり、30代では代謝の低下や出産などが体型に影響を与えます。

    40代では更年期によるホルモンバランスの変化と筋力の低下が主な要因であり、50代以降は筋肉の萎縮と骨密度の低下が顕著になります。

     

    それぞれの年代での体型管理は、年代特有の課題に応じた対策が必要です。

    どの年代でも共通するのは「健康的な食生活と運動習慣」です。

    年代ごとに変わる体の状態に適切に対応して、なりたい自分を手に入れましょう(^^)

     

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  • 内臓脂肪の落とし方について

    2023年9月6日
    ダイエットボディメイク食事

    内臓脂肪の落とし方について

     

    多くの方が抱える悩みの1つが「お腹まわりの脂肪を落としたい」というものです。

    痩せているのにお腹だけ出ているという方も少なくありません。

    そこで今回は、そんなお腹まわりの脂肪、内臓脂肪の落とし方について解説していきます。

     

    内臓脂肪の基本情報

    内臓脂肪とは、お腹の中にある臓器を覆っている脂肪のことです。

    皮下脂肪とは異なり、内臓脂肪は臓器の機能に直接影響を与え、健康問題を引き起こす可能性があります。

    そして、内臓脂肪が増えると、糖尿病、心疾患、高血圧といった慢性疾患のリスクが高まります。

    さらに、内臓脂肪は炎症を引き起こし、体内でのインスリン抵抗性を高める可能性があるため、三重苦・四重苦といったところです。

    その他の健康上のリスクとして、内臓脂肪が多いと、肝臓に脂肪が蓄積し、肝機能が低下する可能性もあります。

    また、一部のがんリスクも上がるとされています。

     

    年齢が上がるほど、内臓脂肪が多くなるため早い段階から対策することが重要になります。

    次章からは具体的なアプローチ方法を食事と運動に分けて解説していきます。

     

    食事で内臓脂肪を減らす

     

    ◯低糖質な食生活


    低糖質とは、炭水化物、特に糖質の摂取量を制限する食事法です。この制限により、血糖値の急上昇とそれに続くインスリンの大量分泌を防ぎます。インスリンが多く分泌されると、体内で糖質が脂肪としてストックされやすくなります。

    低糖質な食事によって、インスリンの分泌が抑えられるため、脂肪の燃焼がより効率的に行われるとされています。
    主な食材としては、肉、魚、卵、野菜、ナッツなどがあります。

     

    ◯グリセミック指数


    グリセミック指数(GI値)は、食品が血糖値に与える影響を数値化したものです。

    高GI食品は血糖値を急激に上げ、それによってインスリンが大量に分泌され、脂肪の蓄積を促します。

    一方、低GIの食品は血糖値の上昇を穏やかにするため、インスリンの分泌も抑制されます。

    全粒粉のパン、玄米、緑黄色野菜、豆類などが低GI食品です。これらの食品を摂ることで、内臓脂肪の蓄積が抑えられます。

     

    ◯高タンパク質な食生活


    高タンパク質食は、ダイエットにおいて非常に有用です。

    タンパク質は筋肉の構築や修復に必要であり、筋肉はカロリーを消費する「エネルギーの炉」のようなものです。

    つまり、筋肉量を維持あるいは増やすことで、基礎代謝が高まり、脂肪が燃えやすくなります。

    さらに、タンパク質は消化に時間がかかり、満腹感を感じやすくするため、過食の予防にもなります。

    主な高タンパク質食品には、鶏胸肉などの肉類、サーモンなどの魚類、豆類、卵などがあります。

    以上の方法を組み合わせることで、より効果的な内臓脂肪の減少が期待できます。詳細な計画と継続的な取り組みが必要ですが、これらの知識を基に効果的なダイエットができるでしょう。

     

     

    運動と内臓脂肪

     

    ◯カーディオと筋トレの違い

    カーディオ(有酸素運動)は一般的にランニング、サイクリング、スイミングなど、長時間続けられる低強度〜中強度の運動を指します。

    これらの運動は心肺機能を高め、脂肪を燃焼させるために非常に効果的です。

    一方で、筋トレ(無酸素運動)はウェイトリフティングやレジスタンスバンドを使用する高強度の運動です。

    筋トレは基礎代謝を高め、筋肉量を増やすことで、結果的に脂肪を減らす効果があります。

    カーディオは即効性がありますが、筋トレの効果は長期的です。最も効率的な内臓脂肪の減少方法は、両者を適切なバランスで組み合わせることです。

     

    ◯有酸素運動の重要性


    有酸素運動は、心臓、肺、そして循環系全体の健康に貢献します。

    さらに、この種の運動は内臓脂肪を効率よく燃焼させます。特に、40分以上の低〜中強度の有酸素運動が、内臓脂肪の減少に非常に有効とされています。

    例えば、ジョギング、ウォーキング、サイクリングなどがこのカテゴリーに入ります。

     

    ◯HIIT(高強度インターバルトレーニング)とは

    HIITは、「高強度の運動」と「低強度の運動」または「休息」を短い間隔で交互に行うトレーニングメソッドです。

    この運動形態は、短時間で高いエネルギーを消費するため、特に忙しい人に適しています。

    研究によれば、HIITは特に内臓脂肪を減少させる能力が高いとされています。ただし、HIITは高強度なため、初心者や特定の健康状態の人には推奨されません。

     

     

    ライフスタイル

    ◯ストレスと内臓脂肪

    ストレスは体内で「コルチゾール」というホルモンの分泌を促します。

    このホルモンは「ストレスホルモン」とも呼ばれ、高レベルで分泌されると、食欲が増加し、特に内臓脂肪の蓄積を促進する可能性があります。

    ストレスを感じているときは、マインドフルネス瞑想、深呼吸、運動などでストレスを解消する方法を探しましょう。継続的なストレスマネジメントが内臓脂肪の蓄積を抑制します。

     

    ◯睡眠と内臓脂肪

    睡眠不足は多くの健康問題を引き起こすリスクがありますが、特に内臓脂肪の蓄積に直接的な影響を与える可能性があります。

    短時間しか睡眠を取れない場合、体内でインスリン抵抗性が高まるリスクがあり、それが内臓脂肪の蓄積を促す可能性があります。

    理想的には、成人は一晩に7〜9時間の睡眠を取ることが推奨されています。

     

    ◯アルコールとタバコの影響


    アルコールとタバコは、特に内臓脂肪の蓄積を加速すると考えられています。

    アルコールは高カロリーであり、特にビールや甘いお酒は糖質が多く、内臓脂肪の蓄積を促す可能性が高いです。

    タバコは新陳代謝を一時的に高めるかもしれませんが、長期的には食欲と代謝に悪影響を与え、内臓脂肪の増加に繋がる可能性があります。

    そのため、健康的なライフスタイルを目指す場合、アルコールとタバコはできる限り避けるべきです。

    これらのライフスタイルの選択肢が内臓脂肪に与える影響について、選択する前にしっかりと考慮することが重要です。

     

    まとめ

    内臓脂肪は「見えない敵」であり、その蓄積がさまざまな健康問題を引き起こす可能性があることを理解することが第一歩です。

    食事、運動、ストレスマネジメント、睡眠、そしてアルコールやタバコの摂取に注意を払うことで、内臓脂肪を効果的に管理することが可能です。

    個々の方法が短期間で劇的な結果をもたらすわけではありませんが、これらを組み合わせて長期的に実践することで、健康な体を手に入れることができます。

    最後に、内臓脂肪の蓄積は一夜にして起こるものではありません。同様に、その減少も時間と努力が必要です。

    しかし、正しい知識と戦略を武器に、一歩ずつ前進することが最も重要です(^^)

     

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  • 重曹水について

    2021年5月19日
    ダイエットライフスタイル食事

    重曹水について

    皆さん、こんにちは。

    田町のパーソナルジムBeU代表の高正です。

     

    今年は梅雨が長くなるようですね。ジメジメとして嫌な気候ですが、睡眠・栄養・運動の3つを整えて、しっかりと自己管理をしていきましょう。

     

    さて、本日は重曹水について話をしていきたいと思います。

    皆さんは重曹は掃除だけでなく、食べることにも使えることをご存知でしたか?

     

    実は、重曹は健康的な体作りをしていく上で、非常に助けてくれるものなんです。

    今回は重曹を取り入れることのメリットと、実際に取り入れる際の注意点をお伝えしていきます。

     

    重曹が体に与える効果

     

    まず、重曹が私たちの体にどのような効果をもたらしてくれるのか?についてですが、

    重曹、つまり炭酸水素ナトリウムは自然界や体にも存在している物質なんです。

    そして、重曹はナトリウム化合物の中でも最も弱いアルカリの1つになります。

     

    重曹は料理に取り入れることで、お肉を柔らかくしたり、ぬめり・臭みを取ることができるのですが、特に私がおすすめするのは、お水に重曹を溶かす「重曹水」です。

     

    重曹水は、コップ1杯に重曹水をティースプーン半分ほど入れて作るのですが、日々の生活の中で重曹水を飲むことはメリットが多いんです。その代表例は下記のとおりです。

    1. 胃腸の改善:重曹のアルカリ性で胃酸を中和させることができるため、胃腸の乱れを解消することができます。
    2. 便秘解消:重曹が体に入ると胃の中で炭酸ガスが発生して、腸が刺激されます。それによって便通が改善されます。
    3. 疲労回復:重炭酸イオンが疲れの原因である水素イオンを体外に排出するため、疲労回復に効果的です。
    4. 殺菌・口臭の予防:重曹はぬめりや臭みを取る作用があるため、殺菌や口臭予防に効果的です。
    5. 代謝アップ:炭酸ガスが体内に入ると、血液中の二酸化炭素が増加するため、酸素を運ぶために血流が良くなり、結果として血行が促進されます。

     

    これらの通り、重曹水を取り入れることは体に非常に良いですが、2つほど注意点があります。

    1. 食用の重曹を使用すること:掃除用の重曹は純度が低いため、純度の高い食用のものを選択してください。
    2. 1日3グラムを超えないようにすること:重曹には塩分が含まれるため、摂りすぎると塩分過多になってしまいます。1日3グラムは超えないようにしてください。

     

    是非、毎日の習慣として、重曹水を取り入れてみてくださいね。

     

    それでは、本日の話は以上になります。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

     

  • アルコールについて

    2021年5月14日
    ダイエットボディメイク食事

    アルコールについて

    こんにちは。

    田町のパーソナルジムBeU代表の高正康平です。

    コロナ禍の影響で飲食店では酒類提供ができなくなっていますが、その分自宅でお酒を飲むことが増えた、という方は多いのではないでしょうか?

     

    今回は、アルコールの代謝や失われる栄養素について解説していきたいと思います。

     

    まずはじめに、

    皆さんは「お酒は少量飲んだほうが健康に良い」と耳にしたことはありませんか?

    「1日1杯の赤ワインを飲むと良い」とか、お医者さんも発信したりしていますよね。

    しかし、

    「お酒は体にとって毒である」ということが前提なため、万人にとって少量のお酒が健康に良いと言えるわけではありません。

    (お酒が好きで、お酒を飲むことでストレスが減るという方にとってはメンタル的に良いです)

     

    では、なぜお酒が体にとって毒なのか?というと、

    アルコールを無毒なものにするために、肝臓がめちゃめちゃ働くからです。

     

    アルコールの分解過程は下記のようになっています。

     

    体内でのアルコールの変化の図

    アルコールを摂取すると、20%は胃、80%は小腸で吸収され、その大部分が肝臓で処理されます。

    その後、肝臓内では、

    ADHやMEOS(酵素)の働きによって、アルコールをアセトアルデヒドに分解する。

    →ALDH(酵素)の働きによって、アセトアルデヒドが酢酸に分解される。

    →酢酸から無毒な水や二酸化炭素に分解されて、尿や汗、呼気として体外に排出される。

     

    というような過程で代謝が行われていきます。

     

    ポイントは、肝臓にこれほどのダメージをかけてしまっているということです。

     

    肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、体へのアラーム(警告)をしないのですが、実にたくさんの役割を担っています。

     

    ・糖分の貯留と放出を調整

    ・アンモニアの代謝

    ・アルブミン、血液の凝固たんぱくの合成

    ・コレステロールの代謝

    ・脂肪酸の代謝

    ・赤血球からビリルビンを合成

    ・薬物の解毒

    ・細菌や異物、毒素の処理

    ・ホルモンの代謝

     

    また他にも、アルコールの体への影響は、発がん性・炎症・免疫低下・酸化など多岐にわたります。

    過剰摂取によって、肝臓での中性脂肪の合成を高めて脂肪肝になり、さらに進行すると、肝臓に繊維が形成されて肝線維症肝硬変、幹細胞が破壊されてアルコール性肝炎などの病気のリスクが高まります。

     

    毎日晩酌をしている方や、ついつい飲みすぎてしまう方は、沈黙の臓器である肝臓を労る意識を持っていきましょう。

    本日の話は以上になります。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  • 腸内環境とダイエット

    2021年5月11日
    ダイエット食事

    腸内環境とダイエット

    こんにちは!

    田町のパーソナルジムBeU代表の高正康平です。

     

    今回は腸内環境とダイエットについて解説をしていきたいと思います。

    ダイエットと腸内環境は一見関係ないように見えますが、実はめちゃめちゃ関係しています。

    ダイエット中は全体的な摂取量の減少によって栄養不足になりやすく、栄養がある食品を積極的に『摂取する

    ことが大切です。

    しかし、摂取した食品は消化・吸収・代謝までスムーズに行われなければ意味がないことなんです。

     

    そして、この消化・吸収の大切な役割を果たすのが、腸(特に小腸)になります。

    小腸の表面積はテニスコート1面分(約200平方メートル)もの広さがあり、栄養をしっかり吸収できるようにしています。

    しかし腸内環境が悪くなると、栄養を小腸でしっかり吸収することができないため、消化・吸収・代謝の流れが悪くなります。

    その結果、エネルギー効率が下がって、結果的に太りやすくなるということに繋がるわけなんですね。

     

    そのため、ダイエットを効率よく進めるためには、腸内環境が悪くさせないことが重要です。

     

    では、腸内環境を悪くする食品はどのようなものがあるのか?というと、以下のような食品です。

    • 小麦製品(グルテン)
    • 乳製品(カゼイン)
    • オメガ6脂肪酸
    • トランス脂肪酸
    • 白砂糖

    これらの食品を控えることで、消化・吸収・代謝までをスムーズに回すことができます。

    発酵食品や食物繊維を摂取することも大切ですが、まずは摂らないものを決めて、食生活に取り入れてみてくださいね。

     

    今回の話は以上になります。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  • 人工甘味料について

    2021年5月1日
    ダイエットデトックスボディメイク食事

    人工甘味料について

    皆さんこんにちは。

    田町のパーソナルジムBeU代表の高正康平です。

     

    ゴールデンウィーク初日、いかがお過ごしでしょうか?

    私は長期休暇になると怠けてしまうので、いつもと同じように生活することを心がけています。

     

    さて、本日のトピックは「人工甘味料」についてお話したいと思います。

    最近、世の中には多くのカロリーゼロやシュガーレス(砂糖不使用)食品が増えてきているわけですが、これらに使われているのが人工的に作られた「人工甘味料」です。

     

    人工甘味料の代表的なものは、アスパルテームやアセスルファムカリウムK、スクラロースなどがあります。

    これらはカロリーが低いものの、少量で砂糖の数百倍甘いということで、多くの食品に使用されています。

     

    一般的には、「砂糖を摂るなら人工甘味料のほうが良いでしょ!」となるのですが、果たして本当にそうなのか?というのが、今回のメインテーマになります。

     

    では、さっそく結論からお伝えさせていただくと、

    1. 人工甘味料は砂糖と比べて、血糖の上昇を抑える効果が期待できる。

    2.一方で人工甘味料の長期的な摂取は、腸内細菌叢に影響を与え腸内環境が悪くなったり、甘味を感知するセンサーが乱れて、より摂取エネルギーが増えることも有り得る。

     

    それぞれをもう少し詳しく解説していくと、

    1つ目の「血糖の上昇を抑える効果が期待できること」のポイントは血糖値です。

     

    健康な方に対して、ブドウ糖・果糖・3種類の人工甘味料のいずれかを投与して糖の代謝を観察した研究によると、ブドウ糖投与時は血糖値の上昇はあったものの、人工甘味料は変化が認められなかったことが明らかになっています。

     

    つまり、人工甘味料は直接的に血糖値を上げる働きをすることはありません

    しかし、ここで重要なポイントは、必ずしも人工甘味料が糖尿病発症の予防になるとは言えないということです。

     

    日本人の中年男性を対象にした研究によると、ダイエット清涼飲料水を週に 1 カップ(237 ml)以上飲む人は,全く飲まない人と比較して1.7倍糖尿病になりやすいということも明らかになっています。

     

    なので、「人工甘味料が入った食品を好んで食べるのは避けないといけませんよ!」ということになります。

     

    では次に、「人工甘味料が私たちにどのような影響を及ぼすのか?」についてですが、主に腸内環境と味覚の2つに影響が出てきます。

     

    具体的にいうと、人工甘味料を摂ると腸内細菌叢(腸内フローラ)に変化をもたらしてインスリン抵抗性が高まることが分かっています。つまり、腸の働きが悪くなることで、代謝ができなくなってしまうということです。

     

    また、人工甘味料は味覚のセンサーを壊してしまう可能性もあります。

    本来、私たちの体は甘いものが入ってくると血糖値が上昇する、という仕組みが備わっているわけですが、先ほどお伝えしたとおり、人工甘味料は血糖値を上げないので、体が「あれ?血糖値あがらないから、まだエネルギー足りていないのでは?」と勘違いしてしまうわけです。

    すると、「もっと多くエネルギーを摂取しなければ」とバグが生じて、結果食べすぎてしまうことになります。

     

     

    ここまでの話をまとめると、

    ◎人工甘味料は直接的に血糖値を上げませんが、それが糖尿病になりにくくするということは言えません。

    ◎人工甘味料を摂ると、腸内環境を悪化させたり、味覚の働きを鈍くさせて、摂取エネルギーが増えてしまう可能性がある。

    ということになります。

     

    どんなことでも「過度」はいけないので、できるだけ自然な食品を食べることを意識していきましょう!ということで、今回の話は以上になります。

     

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。